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トランペットの初心者です。トランペットはBb楽器なので
ドの音はBbになると書いてありますが、何のことか良くわかりません。音楽の基本的なことだと思いますがわかりやすく説明していただけると有難いのですが・・・。

A 回答 (5件)

はじめまして。

吹奏楽団でトロンボーンを吹いているものです。

普通のトランペットはB♭で作られているので、ピストンを何も押さずに鳴らすとB♭(もしくはF)の音が出ます。トランペットを練習するときは、この音を「ド」と呼ぶとわかりやすいので、この音を基準にしてドレミファソラシドと呼びます。それを楽譜に書くときは「in B♭」という注釈をつけます。

楽譜の「ド」→楽器の「ド」を吹く→結果的にB♭の音が鳴る

トランペットの他にも、基準がE♭の楽器(アルトサックスなど)や、基準がFの楽器(ホルンなど)もあります。それらの楽器の場合、「in E♭」や「in F」の楽譜になります。

ここでいう、B♭、E♭、F などを「実音」と呼びます。どの楽器でも、たとえば B♭ は(オクターブは違うかもしれませんが)同じ音になります。逆に、「ドレミファソラシド」は楽器の種類ごとに異なるので、「ド」は同じ音になりません(メチャメチャな和音になる)。

「in B♭」「in E♭」「in F」などの楽譜を使う楽器を、移調楽器と呼びます。これに対して「in C」の場合は注釈を書きません(すなわち移調楽器ではありません)。ピアノは常に「in C」なので移調楽器ではありません。

それら色々な調の楽器で合奏したときに、ちゃんとした音楽になるように、楽譜は、楽器によって異なった調で書かれるわけです。

B♭=ピアノやギター(C)では「シのフラット」
 =トランペット(B♭)では「ド」
 =ホルン(F)では「ファ」
 =アルトサックス(E♭)では「ソ」

移調楽器の場合、演奏者が楽になるように、楽譜をずらして書くわけですが、歌謡曲や演歌などを吹奏楽で演奏する場合など、ピアノ譜(in C)をそのまま各パートに配り、演奏者が瞬間的に移調する必要があるケースもあったりします。

吹奏楽やオーケストラで合奏するときは、「ドレミファソラシド」ではなく、実音(ドイツ語で「C D E F G A H C」「ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、ツェー」)で指示したりします。

ちなみに B♭ はドイツ読みでは「ベー」と呼びます。普通のトランペットは「B♭管」と書いて「べーかん」と呼びます。

トランペットには B♭管 だけでなく、C管 や F管 のトランペットも存在します。カタログ写真を見ると、管の長さがB♭管のものと微妙に違っています。「ド」を吹くと「C」の音や、「F」の音が出るわけです。作曲者の指示や、曲想にあわせて使い分けるそうですが、同じ「ド」を吹いても違う音が鳴るので、慣れるまで大変な苦労があるそうです。

ここから先は混乱するかもしれないので蛇足です。

ちなみにトロンボーンやユーホ、チューバは B♭管 ですが、楽譜は「in C」(つまり注釈なし)で書きます。C で書くのは歴史的理由だそうですが、その辺はよく分かりません。

B♭管 なのに in C ?? 話が混乱してしまいますが、実はトロンボーン、ユーホ、チューバ等は、演奏者が楽譜の「シのフラット」を「ド」と読んでいるのです。

楽譜の「シのフラット」→「ド」に読み替え→「ド」を吹く→結果的にB♭の音が鳴る

上の歌謡曲の例のように、演奏する瞬間に、頭の中で移調しているようなイメージですね。
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この回答へのお礼

とても分かりやすい説明をありがとうございました。
楽譜もまだ完全に読めないレベルなものからすると、楽団のメンバ-になるのは夢のような話です。
ご返事が遅くなりまして失礼いたしました。

お礼日時:2005/08/23 17:16

トランペットをはじめとする管楽器には、その音域や音色の変化を得るためにさまざまな長さ(大きさの)楽器が準備されています。


同じ種類の楽器で異なる長さのものが有る物、例えばるコーダーやサックスなど、あるいはトランペットとチューバなどは楽器の種類も大きさも異なることで全く違った音色を持っています。

さて、このようにさまざまな管楽器がありますが、管楽器は構造上、その長さによって出てくる音の高さが決まってきます。
そして管に対して共鳴できる倍音と言う考えに基づき音階が組み立てられるのです。
つまり、最も低い共鳴音をその楽器の「ド」と考え次共鳴音を「ソ」その次が「オクターブ上のド」と続きます。(楽器の開放で出る音ですね)

このような考えで設定された音階は、もちろん管の長さによってさまざまに変化しているわけで、実音(ピアノで言う音と思って下さい)のドレミ(CDE)とは一致しません。
管の長さの種類の分だけ違った音程でのドレミが出来上がります。

これが、移調楽器、の概念です。

この概念は上記のことより管楽器特有のものです。
バイオリン族もヴィオラ、チェロ、コントラバス、とさまざまな大きさがありますが、移調楽器とは呼びません。
あくまで、管の長さに起因する、楽器特有の音階構造があるものだけを言います。

簡単に説明しようと思いましたが、とてもややこしくなってしまいました。
ごめんなさい。
これを理解するには、実音や階名等も理解していないといけないのでますますややこしいですね。

○吹奏楽には色々な大きさ、長さの楽器が有って、それぞれに、一番低い音(B♭の場合、Fの場合など様々ですが)から始まるドレミがあります。
これが移調楽器です。
このくらいのほうが分かりやすかったかも・・・
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この回答へのお礼

管楽器は管楽器特有の音階構造のため、管の長短によって
違った音程でのドレミとなる。

もやもやしていたものが分かりかけてきました。ご親切に
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/23 16:45

移調楽器ってホントややこしいですよね。

。。

わかりやすく言うと、ピアノでドレミファソラシドって弾くと当然、実音のドレミファソラシドと聞こえますよね。
それがBb管のトランペットの場合は、シbドレミbファソラシbとなるのです。
要するに、長2度下の音が出るように作られている楽器です。

吹奏楽をされてるのですか?初心者向けの楽譜だったらちゃんと移調して書いてくれているので、
そのまま吹いて大丈夫です。(この場合、専門的にはin Bbの楽譜といいます)
プロ向けの楽譜のときは、in C(要するに実音)で書かれているときもあるので、その楽譜の2度高い音を吹かないといけないのですが、
今の時点では心配しなくていいです。

それに余談になりますが、トランペットにもBb管だけでなく、C管があるんですよ。
プロは使い分けているみたいです。
楽器って本当にいろいろあっておもしろいですよね。
楽器屋さんや、音楽の専門家に聞けば詳しく教えてくれると思います。

あと、インターネットで「移調楽器」で検索したりすると、参考になることが結構いろいろ載ってますよ。

下記のページは比較的わかりやすいと思ったので、ご紹介させていただきました。

参考URL:http://www.geocities.jp/sakagami_hiroaki/arrange …
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この回答へのお礼

分かりやすい説明を有難うございました。
トランペットにもいろいろな種類があるとは知りませんでした。まだ楽譜も完全に読めないレベルですのでこれからもがんばっていくつもりです。
ご返事が遅くなってしまい失礼いたしました。

お礼日時:2005/08/23 17:29

楽譜上でのドの音が、実音でB♭になるということです。


トランペットのド(B♭)は、ピアノなどのin Cの楽器ではシ♭になります。

フルスコアでは調音記号がパートによって違うことがありますが、これはそれぞれの楽器に合わせた音階で書かれているためです。

参考URL:http://www.h5.dion.ne.jp/~hijiri43/ityoukihu.html
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この回答へのお礼

早速にご説明いただき有難うございました。
まだ楽譜も完全に読めないレベルですのでこれからも頑張っていくつもりです。
ご返事が遅くなりまして失礼いたしました。

お礼日時:2005/08/23 17:39

参考URLが詳しく説明してますので、ご覧ください。



参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%BB%E8%AA%BF% …
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この回答へのお礼

早速にURLまでご紹介頂き有難うございました。
楽譜もまだ完全に読めないレベルですので、これからも頑張っていくつもりです。
ご返事が遅くなってしまい失礼いたしました。

お礼日時:2005/08/23 17:44

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