プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

溶解度の厳密な測定をしたいと思い、
「とけ残る程度の過剰量の溶質を加え、超音波で出来る限り溶かした後、ピクノメーターでの密度測定を行い、溶解度を算出する」
という方法を採りましたが、ピクノメーターでの測定値がずれることが多く、厳密な結果が得られません。
そこで、溶解度の測定法についてアドバイスをいただきたいと思い、質問させていただきました。
この測定法に対してでも良いですし、他の測定法があればそれでも構いませんので、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

以下の方法ではいかがでしょうか:



1)溶媒100gを入れた密閉可能な透明容器を複数用意
(但し、圧力変化に耐えられるもの。ゴムを侵食しないなら風船で口を塞いでも可)
2)正確に秤量した溶質を、複数用意
(溶質の量は各サンプルで適当な幅を持たせて変える)
3)各容器に溶質を入れ、加熱溶解
4)徐々に冷却し、各サンプルで再結晶が起きる温度を記録
5)縦軸=温度、横軸=溶質量でグラフにプロットして、必要な温度での溶解度を得る

過冷却がおきないような対策(沸石などを入れておくなど)はありますが、これである程度の正確性を確保できるのではないかと思います。
(過冷却で一気に結晶化した場合などでも、加熱→冷却で再実験可能なので、N数も稼げるはず)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど!
再結晶時の温度測定がうまくできればできそうですね☆
ありがとうございます!

お礼日時:2005/08/26 16:39

溶解度の厳密な測定というのは、非常に難しいのではないかと思います。


たとえば、100mlの溶媒に、10gの溶質を解かした場合に、その体積が正確に100mlになる保証はありません。
したがって、非常に溶解度の低い場合(すなわち低濃度の場合)以外では、密度を測定する方法では、誤差がかなり大きくなる(つまり溶液の体積と溶媒の体積が大きく異なる)可能性があります。
最も正確と思われるのは、飽和溶液を作成し、その一部を取り出して重さを量ったのち、溶媒を蒸発乾固させた後の重さ(すなわち溶質の重さ)と比較することだと思います。
ただし、溶質が揮発性の場合や、高沸点の溶媒を用いる場合には不適当でしょう。

密度を測定する場合には、合わせて溶液の体積を量るようにすれば、精度を増すことができると思います。そのためには、溶けきっていない溶質の量を極力少なくするような注意が必要だと思います。
    • good
    • 0

 具体的イメージがわきませんので、お教えください。

密度と溶解度の関係どうなっているか理解したいです。

1 溶解度を実験的に求める操作手順 と

2 得られたデータから、溶解度を計算する式をお教えください。

この回答への補足

ありがとうございます。

ある溶媒に溶質をとけ残る程度、過剰に加え攪拌を長時間行いました。その後、ピクノメーター25mlで、その溶液と溶媒のみの重さを計り、それらから、

加えた溶質の体積=(溶液25mlの重さ-25*溶媒の密度)/(溶質の密度-溶媒の密度)

この式よりもとめました。

補足日時:2005/08/26 16:29
    • good
    • 3

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています