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日本の昭和シェルやコスモ石油などの石油関連株が上がっているのはなぜなのでしょうか?

例えば、上記2社の場合だと、どういうかたちでこの2社の利益が拡大するのでしょうか?(会社の利益が上がる = 期待から株が上昇ということですよね) 言ってみればガソリンを仕入れて売っている会社ですよね。それなら原油高騰からむしろガソリン価格を上げるかたちとなり利益は減りそうなものですが、この辺りご存じの方、ご教示ください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

現在、石油元売が原油高騰で莫大な利益を上げているという不思議な現象は「在庫評価益」から来ている部分が大きいようです。



つまり今、ガソリンスタンドで売られているガソリンは先週、中東からタンカーで運ばれてきたものではなくて昨年の割安の備蓄在庫が今、市場に出回っており、「安く仕入れて高く売れる」という構図が出来上がっています。原価率が思いっきり下がるわけですから莫大な利益が出るのです。

但し、来年は現在輸入中の高い原油が市場に出回るわけですから石油元売メーカーは原価高騰で利益はあまりでないはずと思います。

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(その他の理由)
石油元売メーカーはガソリンや灯油だけを売っているわけでなくガソリンの代替品として注目を集めている天然ガスの輸入や販売も積極的に行っています。トラックやタクシーなどは年々、天然ガス仕様のものが市場に出回っているし、一般家庭においても天然ガスを燃料にしたコージェネシステムなどが徐々に普及の段階に入っています。

さらに昭和シェルなどは生産コストの安い薄膜太陽光発電ウエハーを商用発売するとアナウンスするなど脱石油に向けた次世代エネルギーの取り組みも着々と行っておりこういう点も株式評価では見逃せない点になっていると思います。

余談:
実は、昭和シェルの株を買おうと思って以前からリサーチを続けていましたが、現在のシェルの株価レベルはあまりに高いので見送ってしまいました。(残念!)
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そもそもですが、昭和シェルやコスモ石油はガソリンを買って転売しているのではなく、原油を買って精製してできたガソリンやジェット燃料、ナフサ(化学製品の原料)等を売る会社です。

単なる流通ではなく、メーカーに近い会社です。

No2の方(名前が似てますね。)の理由の在庫価格と販売価格の差が一番大きいと思いますが、補足で他の理由をあげてみます。(本当は数字で考えないとだめですが。)

現在報じられている価格は「原油価格」で精製前の価格です。
それにつれて、原油を精製した後のガソリンや、ジェット燃料などの販売価格も上がっています。
理由は、原材料費の上昇もありますが、精製能力の不足が大きい(よう)です。
特にアメリカでの工場の不足が深刻で、日本で精製したものをわざわざアメリカに輸出しているぐらいです。
ですので、原油採掘(アップストリーム)だけでなく、精製して販売するダウンストリームの利益も上昇しているのです。

もともと日本の石油元売はガソリンスタンドの削減など効率化が進んできていたところに今回の相場があったので大きく株価が上昇したのだと思います。
そういえば、ジムロジャースも去年ぐらいに買っていましたね。
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NY原油が上がっている日は、日本の石油卸売り会社の株も連動して上がります。

最近はハリケーン被害などで、NY原油が値上がりしています。世界で備蓄を放出することで一時的に原油高は収まりましたが、石油全体の産出量は足りないので、いずれはまた高騰すると考えられています。OPECなども、将来的な原油高、絶対量の不足を発表しています。また外国のアナリストも原油が80ドルまで上昇すると予測しています。現在の原油高は、ガソリン価格や会社の利益からくるというよりも、世界的な原油の絶対量の不足に対する危機感から来ていると思われます。

この回答への補足

書き込みありがとうございます。
でも、ガソリンを買い付けて、売っている会社にとっては、利益を圧迫する事になりマイナスなはずですよね??原油高で航空関係んどはのきなみ株価が下がっているので、そちら側になりそうなものですが、なぜか日本の石油卸売り会社の株価は上昇しています。

そこがよく分からないのです。採掘をしている会社の株価が上がるのは分かるのですが、単なる卸売り業の株価が上がる理由がよく分からないのです。

またなにかありましたら書き込みよろしくお願いします。

補足日時:2005/09/23 13:37
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