限定しりとり

人類の歴史において、キリンは何故家畜化されなかったのでしょうか? 家畜化するに値する利点がなかったと思いますが、具体的にキリンのどういった特徴が家畜化するに値しなかったのか教えてください。

A 回答 (2件)

食用を念頭に置いて。



家畜化のメリットは、捕獲の手間が要らない。健康管理もできる。
デメリットは育成に手間暇がかかる。
このバランスです。

イノシシ肉と豚肉の値段の違いを考えてください(豚とは家畜化されたイノシシです)。遙かにイノシシ肉が高いのは、飼育コストより捕獲コストが高いから。それでも野生のイノシシを食べるメリットがあると考える人がいるからイノシシの市場が成立しています。すべてはコストと利潤の関係。つまり、品質と比較したうえで十分安く飼育できるのなら家畜化の道は開けるのです。

日本にいる動物で比較するなら、シカもイノシシ同様古くから食肉用に捕獲されてきましたが、シカは家畜化は進みませんでした。シカは神経質なため、狭い畜舎に押し込んで飼育することが困難なのです。オーストラリアのように広い平地が広がっている地域では放し飼いをする手があるので実際に養鹿は盛んですが、やはり鹿肉がかなり高値で売買されるという状況がないと飼育は広がりません。

で、動物園におけるキリンの飼育スペースと、牛舎の中の牛の飼育スペースを比較してください。もちろん、キリン舎の建設コスト、維持コストもコミです。

食うところが少ない割に占有スペースが広いキリンを家畜化するメリットがないことが想像つくと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
飼育スペースやコストについては、気がつきませんでした。
食べる所も少ないんですね。
ありがとうございます。とても役に立ちました!

お礼日時:2005/10/15 01:51

よく分かりませんが、家畜→人間の生活に役に立つ動物なので、


食べる家畜
豚、羊、牛、鶏、魚、等
道具の家畜
象、犬、猿、馬、牛、等
癒してくれる家畜
犬、猫、鳥、魚、等

大型の家畜はほとんどが食べるか道具にするかだと思うんですが、
キリンは食べるってあんまり聞かないし。
象よりパワーないし、犬ほど使えないと思うというか、キリンの利点ってなんなんですかね?
キリンと言えば首が長いと言うぐらいしか思いつかないのですが。
ペットにしてはでかすぎますし。

何か利点があれば家畜になってたんだろうとは思いますが、何の利点が無いから家畜にならなかったというのは答えにくいと思います。
あえて言うなら「何も利点が無いから」と言うしかないかと思います。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
やはり、利点がないですよね。
大昔の人は、どうしてキリンを食べなかったんだろう?おいしくなかったのでしょうか・・。
昔、ペットにしていた国があるとも聞いたのですが・・。
とにかく、人間の生活に役に立たなかったということですね。ありがとうございました!

お礼日時:2005/10/14 17:04

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