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直流電源装置などには、系統側にLCフィルタが付いていることが多いですが、これはどういった意味があるのでしょうか?
またLとCのそれぞれの役割や動作について教えていただければ幸いです。

A 回答 (3件)

系統側についているとなると、5次、7次などの高調波フィルタか、スイッチング電源の入力側のフィルタでしょうか?



・高調波フィルタをつける場合
ダイオード整流器やサイリスタ整流器だと、交流側の入力電流が正弦波とは異なる波形になります。そこで、交流入力に電源周波数の5倍や7倍といった周波数に共振する共振回路をつけて、高調波電流の吸収をさせることがあります。(5次、7次は、三相全波(6相)整流回路の場合です。)

・スイッチング電源の場合
電源回路内部で高速なON・OFF動作をしています。これに伴う高周波電流が外部に漏れると、色々障害を起こしますので、交流入力側にLCのフィルタ(LPF)をつけて高周波の漏れ出しを防止したりします。
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Lは交流を通しにくく直流を通しやすい、Cは交流を通しやすく直流を通しにくいものです。

(原理は説明しませんが。)
電源回路の出力に直列にLを繋ぎ、その後ろに並列にCを繋ぐことによって、電源の交流成分(リップル)を除去する働きがあります。

余談ですが、このLとCの働きを逆に利用することも出来ます。
Cを直列に繋ぎ、その後ろにLを並列に繋ぐと、交流成分だけを出力することになります。(ただこれは電源ではありませんけどね。)
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一般的なフイルタと同じですが、選択動作ではなく、不用波遮断が目的です。


特性的には広域遮断フイルタでしょうか。
最近はAC整流⇒DC/DC変換をしており、スイッチングノイズが戻らないよう遮断が目的。
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