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悪魔を自分自身に乗り移らせた若い方の神父(ディミアン?)が、息をひきとる間際、親友の神父から神の許しを得ますが、あれは「悪魔が神の許しを得てしまった」ということなのでしょうか?
とても気になっています。
このシーンの解釈について何かご存知の方、または感想をお聞かせ下さい。

A 回答 (4件)

エクソシスト(Director's CUT版)先日観てきました。


あのシーンは、私はカラス神父自身が犯してしまった罪に対する許しだったのではと思いました。
足の悪いお母さんを殺してしまった罪を、リーガンから悪魔を払うという善行をしたことで許されたんじゃないでしょうか?

人それぞれ解釈があるでしょうし、脚本家の人の話とか
監督の話を聞いたわけではないので「自信なし」ってことでご参考までに。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
やはりあのシーンは、神父が神の赦しを得た、ということなのですね。
はっきりと内容を覚えていないのですが、この作品にはパート2があるので、ひょっとしたらどこかにその布石があるのでは?などと思ってしまったものですから…。
でも、最初から2が決まっていたわけではないでしょうし、考えてみればおかしな話ですよね。
ありがとうございました、とても参考になりました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

カトリックの儀式(カトリックでは「秘跡」と言います)に「病者の塗油」というのがあります。

病気等で生命が危なくなった病人が、自分のおかした罪の告白ができない時にこの秘跡を受けると、その人がおかした罪が赦される、というものです。私は「エクソシスト」を見ていないので(怖い映画は苦手…)よく分からないのですが、質問文にある場面も多分それではないかと思います。以上のことを踏まえての私の解釈は、#1の回答にあるように、悪魔の罪を赦したのではなく、若い神父自身の罪を赦した、ということだと思います。

余談ですが、本物のエクソシストであるカンディド神父が映画の「エクソシスト」を見て、「おおむねこんな感じだ」と言ったそうです。

#参考になれば幸いです。
#もし間違いがあったらご指摘ください。
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この回答へのお礼

本当に丁寧な回答をいただき、ありがとうございます。
ご覧になっていない方から、こんなに充実した回答をいただけるとは、思ってもみませんでしたので、正直驚いております。
「病者の塗油」の説明に、とても大きな感銘を受けました。カトリックの儀式にお詳しい方なのでしょうか。
もしお差し支えなければ、もう一つ伺いたいのですが、悪魔はのりうつった人物が死亡すれば、同時に消滅するのでしょうか?稚拙な質問でお恥ずかしいのですが、もしご存知なことがあればお教え下さい。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

キリスト教の教えには、生前犯した罪を死ぬまでに告白しないと、楽園(パラダイス)に入る権利がなくなると聞いたことがあります。

(つまり神の赦しを得られないと云うこと)
多分このことだと思いますが・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはりあのシーンは、神父への赦し、ということなのですね。続編の事を考えすぎたのがいけなかったようです。
本当にありがとうございました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

お礼を読みました。

参考までに「悪魔」と「天使」についてのキリスト教(カトリック)の説明を書いておきます。

天使は純粋な霊で人よりもすぐれた知恵と能力を持ち、
神に仕えているもの
神にそむいた天使は地獄の永遠の罰を受けた。
これを「悪魔」と言う

ということです。
悪魔に憑かれた人が死んだ時に、悪魔の霊が消滅するのか、ということについてですが、「地獄の永遠の罰」とありますので、私の解釈では悪魔の霊は消滅しないように思います。

私は少しキリスト教をかじった程度の知識しか持っていないので、もしかしたら間違っている部分があるかもしれませんので、参考程度にとどめておいてください。
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この回答へのお礼

再びのご回答、本当にありがとうございます。分かりやすく説明していただいたので、「納得!」です。
kuma-oさんのような方が観ると、「エクソシスト」もまた、随分違った見え方になるのでしょうね(怖い映画はお嫌いとのことなので、残念ですが)。
今回は、とても参考になりました、質問して良かったです。ありがとうございました。

お礼日時:-0001/11/30 00:00

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