No.6ベストアンサー
- 回答日時:
生命に必要なタンパク質は非常に複雑な分子構造を持っています。
ほんの単純なタンパク質分子一つが有機物スープの中で無作為に形成される可能性はどれほどでしょうか。進化論者たちは,それがわずかに10の113乗(1の後に0を113個並べた数)分の1にすぎないことを認めています。 10の50乗に一度の可能性しかないような事柄は,数学的に見て全く起こらないこととして片づけられるのが普通です。
ここに関係している見込み,もしくは確率がどの程度のものかということは,10の113乗という数が,宇宙のすべての原子の推定合計数より大きい,という点からも理解できるでしょう。
こうした点を考えるだけでも、生命の誕生に関し、積極的に関与(生命に必要なタンパク質を選び出す)した理知ある創造者の存在を認めざる得ないように感じます。
生命誕生は、理知ある創造者の存在を認める場合のみ説明のつく事柄があまりにも多く存在するように思われます。
No.5
- 回答日時:
>外界への適応力までも持つなんて偶然にも程がありますよね・・・
進化論を適用すれば、最初から高級な生命を仮定する必要はありません。しかし、原始生命のようなものはどうしても想定せざるえないようですね。
http://nihon.matsu.net/seimei/03.gensiseimei.html
http://www.kwansei.ac.jp/ksc/broadband/hujiwara/ …
No.4
- 回答日時:
単なるアミノ酸と言ってもアミノ酸の種類によって微妙に性質は異なります。
それが何百何千と集まれば数え切れないほどの組み合わせになります。また、分子ひとつの持つ力が弱くても、地球のように質量の大きな塊になると重力など大きな力を持つように、酵素等もそれぞれに特性と力を持ちます。
そのままでは動かせない大きな岩も、てこの原理を応用すれば動かせるように、常温では殆ど起こらない化学反応が酵素によって起こるようになります。
光のような捉えどころのないようなエネルギーも、分子の構造によっては捉えて電気的なエネルギーに変えることが出来ます。
このようなものがどんどん複雑に絡み合っていくことで、生きて動くと言う状態が出来上がっています。
エネルギーは頬って置くとどんどん熱いものは冷える、整然としたものは乱雑になっていきます。(ビッグ・バンとか物理学の難しいことは分からないですが)。
生物はエネルギーの流れをひたすら遅くしようとしていると思います。
太陽光のエネルギーはただ地面に当るだけなら熱エネルギーに換わって終わりなのに、植物は光合成によって化学エネルギーに変換し、炭水化物の分子中に貯蔵します。
炭水化物は燃やせば直ぐに熱と二酸化炭素と水になってしまうのに、生物はATPという分子中に結合のエネルギーとして貯めて、体内の化学反応に利用します。
その化学反応も次の化学反応へと繋がっていきます。化学反応も酵素という触媒によって非常に低エネルギーで起こっていきます。
生命はエネルギーがただ流れていくのを惜しんでいるように思えます。色々なエネルギーの流れ方を生み出し改良し続けて、いかに遅くできるのか挑戦し続けているように思えてなりません。
大腸菌やアメーバは自分の体を増やす(子孫を残す)ことでしか、自らの培ってきたものを残すことが出来ません。
しかし、人間は絵を描いたり本を書いたりして、生きて培ったものを他人に対して残すことが出来るようになりました。だから、子孫を残す能力以外のものが発達してきたのだと思います。
No.3
- 回答日時:
生命とは何か、というのはとても大きな命題ですが、人類は「神」や「不思議な力」あるいは「魂」といった仮説がなくても説明できる理論体系に近づきつつあります。
(あると思います)遺伝学者のドブジャンスキーは、「遺伝と人間」の中で、魂や神を持ち出す人を批判しています。科学の隙間を神が埋めてくれるのを期待している、と。
エンゲルスは「生命はタンパク質の存在様式である」と言いましたが、核酸がやっと発見されたころの話でもあり、多少の修正が必要になるでしょう。
酸素原子と酸素分子、オゾン分子は性質が違い、炭素原子と不定形炭素、黒鉛、ダイヤモンド、フラーレンの性質が違うように、物質は集合して結合し、周囲に存在するものとの連関の中で役割も変化します。
生命はさまざまな物質が互いに関連し合い、法則に基づいた情報の流れの中で部分的に変化し部分的に保存するシステムだろうと考えています。
参考URLに、生命論の歴史が書かれていますが、参考になりませんか?
参考URL:http://www.ykoide.com/lec/lec09.html
>法則に基づいた情報の流れの中で
やはり生物は物質が色々な連鎖を繰り返し偶然できた物なんですかねぇ。
という事は人間はタンパク質等の物質が何らかの目的・法則で集まり、結晶と化した物というのが分かりやすそうですね。
ちょっと生命誕生論と離れますが、生物は物質が何らかの影響で集まった物に過ぎないのに、
外界への適応力までも持つなんて偶然にも程がありますよね・・・
さらに生物はそれぞれの個体を守る為とはいえ、
生物同士でのコミニュケーション能力まで持つなんて物理的におかしいと思うのですが・・・
やはりこの問題が分かるようになるのは宇宙人と地球人が交流するような
ずっと未来の話ですかねぇ。
もっとも宇宙人が居るとは限りませんが、地球に生命があるくらいだし
居る可能性は大ですよね。
昔、地球という惑星は宇宙人が生命の研究をする為のプラントに過ぎないとも聞いたことがありますし。
なんだか難しいというか、自分の世代だけでは解明されないだろう
という悔しさがありますが、とても興味深い話になりました。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
>魂でも宿ってるんでしょうか?
そうでないと思う研究者が多いと思います。
ここの議論参照
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1763465
http://www.osaka-med.ac.jp/~in1008/pri/TauOne/bo …
>DNAに魂はあるか、驚異の仮説 (ノーベル賞受賞者であるクリックの本)
驚くべき仮説とは「あなたーつまりあなたの喜怒哀楽や記憶や希望、自己意識と自由意志などーが無数の神経細胞の集まりと、それに関連する分子の働き以上のなにものでもないという仮説である」
>何故生きて動いているのでしょうか?
生物は精巧なロボットの動きとして解釈されつつあると思います。エネルギー論的には、たとえば炭水化物からATPなどの高エネルギー物質をつくるということで、ほぼ精巧なロボットであることは説明できると思います。どうしてそんなものが存在するのか?という意味でしたら、答えはないかもしれません。
私は魂や思いが物質を繋ぎとめて、生命ができるという話は信じていませんがやはり突っ掛かりますね。
でも生命はコンピュータのプログラムで組まれたかの如く、生まれてきましたし。
タンパク質を適当に置いておけば生物が独りでにできるという訳でもないし、
最近では生物は隕石に乗ってやってきた・・・ という説も聞いたことがあります。
けどその隕石に乗っていた生物はどのようにできた等、
ある意味、生命の謎が解ければ宇宙の謎も分かってしまうような説ですが、
やはり解こうにも解きようの無い問題のようで。
とても興味深い話ですね・・・
今度友達にも聞かせてみようと思います。
ありがとうございました。
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