No.1ベストアンサー
- 回答日時:
小泉以前は、長く田中支配の時代が続いていました。
田中角栄とその子分の竹下登が、政界全体を支配し、官僚を抱き込んで、税金で私腹を肥やすと言う政治でした。
田中派や竹下派ではない総理も出ましたが、当然それらの手先として活動していました。
小泉総理は、日本の戦後の政治史では非常にまれな存在です。
まず、子分がほとんどいない。
通常であれば総裁選で勝つために、国会議員を抱き込んで、派閥を作るのですが、小泉さんは、森派ですが直属の子分はほとんどいません。
ですから、自民党内で、政権交代がおこったといっていいじょうきょうでしょう。
自民党は自由党と民主党が合併してできた政党ですから、少数派だった旧福田、旧岸派が正真正銘の政権を取ったということですね。
中曽根は田中の足下にひれ伏して政権を取りましたし、森は小渕急死のどさくさで総理になりましたから。
ですから、自民党内に借りがない状況で総理になっていますから、自民党全体が反対することでも実行することが可能です。
政策内容を一言で言うと、かつて激しく争った田中×福田戦争の復讐戦と考えていいでしょう。
田中角栄は保守系社会主義で,官僚に利権を集中させ,計画経済で国家を運営しようとするタイプでした。
中進国には向いています。土木を中心に,公共事業を計画的に行い,インフラの整備と,それによる地域経済を盛り上げるという意味では成功したと思います。
しかし、先進国となれば,土木中心とはなりません。商業や流通,ITなど利益率の高い産業を中心にしなければ,国家に富は生まれません。
つまり、日本は先進国になっても中進国のように公共事業を垂れ流して,天文学的な借金をつくってきたのです。
それに対して,福田/小泉は、中進国的な計画経済をやめて,民間市場の活性化を図るということが大きな方向性です。
税金でやれば10億円必要(うち5億円は借金)なものでも、民間がやれば、税金の支出は0で、民間企業は利益まで出ます。
そうした行政改革は20年前から必要性は叫ばれてきましたが,一向に改革は進みませんでした。
生温い社会主義が好きな人は多いと思います。
借金を垂れ流しているからこそ現在のような生温さが実現できている訳です。
改革がいやなら,国債の新規発行をやめ,増税をすればいいです。
今の行政を維持するためには消費税は20%必要です。
No.6
- 回答日時:
ご質問者sakitamakofunさん、#2さんの参照アドレスの内容を本当にお読みになってるのでしょうか?
馬鹿げた、ふざけたご返答はお慎み下さい。
【日本国内の評価とは全く正反対に、新自由主義的な政策で国民経済が回復した国は実際には存在していない。債務国の再建策として新自由主義的な経済政策を推し進めていたIMFも、2005年、その理論的な誤りを認めている。】
NO,2さんのご回答も読みましたが、全く気づきませんでした。
わたくしのなんかような質問にご回答くださった、NO,2さんにも感謝しております。
ご指摘おりがとうございました。
No.5
- 回答日時:
話し合いから、一人の人間が動かすようになった、という所は違うと思います、例えば民間の人を集めて会議を開く、それには他の政治家は関与させない、結果としてその会議と関係のある、小泉氏の意見が入りやすい、つまり決定プロセスと全部自分の所にもってきたという面はあるように思います、
ただし、その結果は芳しくはなく、構造改革とは言いますが、殆んどは失敗してますね、公共事業を止めたのも借金がかさんで出来なくなったので、やめたというよりはできなくなったというほうが正解でしょう、結果だけを見る限りは、森政権と殆んど変わらない、権力を集中させるまでは良かった、しかし、小泉という人物は、それを扱えるような実務能力がなく、使いこなせなかったということでしょうか。
お礼が遅くなってしまって申し訳ございません。
確かに小泉さんの構造改革はほとんど失敗に終わってますよね。
これからの任期までの間、頑張ってもらって何かひとつでも成功させてほしいものですね。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
ベトナム戦で経済的にも苦しくなったアメリカは、それまでの$金本位制を止め、新たな$石油制?(OPEC諸国に紛争を通して武器、経済、技術援助することで、石油を得る時は$でしか売らないという協定を結ぶ。
オイルマネーの$をアメリカの高金利で回収することでアメリカは実業で貿易赤字でも、ウラ事業の武器や虚業の金融戦略でしっかりと世界経済のリーダー、一人勝ちになり続けれる。その戦略に先手を打って、中国の東シナ海海底油田を視野に入れ、日中国交回復を樹立したのが田中角栄さんだという視点があります。。
世界中の石油はアメリカがコントロールしてるOPECに依存し、しかも日本に不利な条件を作られていく中、キッシンジャーも同じくターゲットにしていたのを田中さんにいとも簡単に先手を打たれ、アメリカの世界戦略である$石油還流システムに風穴を開け、日本が石油経済でアメリカから独立可能になるので、政治スキャンダルとして抹殺されたと言う見方があるようです。。
中国はアメリカにとって、ルーズベルト大統領時代からの進出念願ターゲットで、チタンを含む天然資源開発に田中さんが割り込んできた形と移ったのでしょうか。。
そればかりでなく、オーストラリアと日豪共同の濃縮ウラン開発プラント計画でも、アメリカと競合してしまいました。。
小泉さんは二世三世議員として、自ら熱望してなった政界入りではないように思います。親の地盤の人々の為に半分、運命として受け入れた職業だから、二十代、三十代、必死の思いで勉強、仕事を猛烈にしたこともない。。親の七光りで役職も与えられる。。
専ら、政治より文化芸術スポーツなど大平さんが同じ年頃に必死で勉強していたその下積みの時期が無いから、周りに乗せられれば、現実を見抜くことも出来ずに舞い上がり、猪突猛進するのかもしれません。。?!
No.2
- 回答日時:
後、政治手法が異なります。
小泉の政治は「新自由主義」とよばれる物です
詳しくは下記URLを参考にしてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E8%87%AA% …
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