人工肛門か温存か

義母のことで相談なのですが、義母は７０歳です。
現在九州で一人暮らし。

肛門から５ｃｍ以内の場所にポリープが見つかりました。幸い良性とのことですが、悪性に変わりやすいタイプのものであることから、再発のことも考え（ほぼ同じ場所に７年前にもポリープができた）腸を切ったほうがいいのではないか？と先生に言われたそうです。
ですが、そうなると、肛門から近いため、人工肛門になるとのこと。

私もいろいろ調べたら、大腸がんの方が（肛門近くにガン）「肛門を温存できる手術をしてくれる病院を見つけました」という新聞記事を見つけました。一時的に人工肛門になるものの、半年ほどで、自然に排便できるようになったとのこと。偶然にもうちの近くの病院だったのです。（関西）

すぐにでもセカンドオピニオンを、と思うのですが・・・九州と関西と離れているので難しいです。
義母も、いつガンになるかという不安を抱えるのであれば、切ったほうがいい、と言ってます。

お聞きしたいのは、

・良性であっても、腸の一部を切った方がいいのか？
・もし温存手術した場合、術後の排便はスムーズになるのか？

ご意見をよろしくお願いします。

No.1 ベストアンサー 回答者： yiwt 回答日時： 2006/01/31 12:43

ご心配のことと思います。

今回はたいしたことがなくて何よりでした。まずは落ち着いて下さい。

ポリープはもう切除してしまったのでしょう。前回のポリープが７年前ということを考慮すると、特に癌になりやすい体質とは言えないように思います。

ポリープが成長すると、その一部に癌が発症する確率は高くなってきますが、通常は今回のように早く見つけて切除すればいいだけのことです。定期的に潜血検査やファイバースコープによる検査を受けられればいいでしょう。

定期検診を受けていても進行の速いタイプの癌では直腸壁まで浸潤してしまうことがありますが、そのような「低分化型」と言われる癌は直腸では少ないものです。

まして、高齢者ではゆっくり進行するものが多いので、悪性化しても進行する前に切除できることが少なくありません。ごく初期の癌であれば、良性ポリープと同じように切除できるため、開腹して腸を切除する必要はありません。

人工肛門になりますとご本人も介護もかなりの負担になります。これは他に救命する手段がない場合に選択すべき術式であり、ご質問の内容からは、予防的に直腸を切除して人工肛門を設置する必然は認められません。ぜひ、セカンドオピニオンをお受け下さい。

この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございました。

義母は常日頃かかりつけの医師に３ヶ月おきくらいに定期的に検診をしてもらってましたので、私もポリープをとるだけの治療でかまわないのでは？と思っていました。
（今回はかかりつけの病院から、大きな病院へ紹介状をもらってからの、受診でした。）今回の医師は、選択肢のひとつとして、人工肛門の話をしたそうですが。

お義母さんも、最初はそう言っていたのに、まわりの友だちに、「自分だったら、命のほうが大事だから、ガンになりそうなところは切ってしまう」と言われ、その気になったみたいです。

もう一度、先生とよく話し合うように言っておきます。ありがとうございました。

お礼日時：2006/01/31 15:04

No.2 回答者： murmed 回答日時： 2006/01/31 13:38

　悪性に変わりやすいものであっても、ポリープ自体は良性のものなのでしょう。

　それであれば、腸を切除して再建するというのは過剰な治療でないかと考えます。

　ポリープを内視鏡的に切除した上、定期チェックで充分だと思いますが。

　人工肛門は、やむを得ない場合以外には負担が大変大きいです。
　お義母さまの「いつガンになるかという不安を抱えるのであれば、切ったほうがいい」というお気持ちも分かりますが、その後の生活変化についてきちんと理解と納得はおありでしょうか。

この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございました。

内視鏡で検査をしたところ、ポリープが見つかったようなのですが、紹介された大きな病院でも、また、いくつもの検査をしているようです。次回はＭＲだと言ってました。何度もいろいろと検査をされ、義母は過敏になってるようです。
　
＞人工肛門は、やむを得ない場合以外には負担が大変大きいです。

このことを、よく母に伝えたいと思います。

お礼日時：2006/01/31 15:09