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ヘモグロビンと酸素の結合は
2,3ジスルホグリセリン酸が
増加すると減少すると思うんですが、
どこにも教科書に書いてないので、
よくわかりません。

教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

2,3ジスルホグリセリン酸ではなく、


2,3-ビスホスホグリセリン酸(2,3-BPG)だったらそうなると思います。間違えてないですかね?


まず、

2,3-BPGがヘモグロビンのどこか(酸素結合部位ではない部分)に結合

すると
それにより

酸素を解離しやすくなるT stateという構造に変化する

わけです。

ちなみに酸素を結合しやすい構造を、R stateといいます。

このように、活性部位とは関係ない部分に働いて、
構造変化を起こして活性に影響を与える因子をアロステリックエフェクターと言います。


ちなみに、2,3-BPGがアロステリックエフェクターとして働く生物学的意義も確か学校で習ったんですが、こんな感じだったと思います。

「2,3-BPGは解糖系の副産物(代謝経路に直接ある物質ではないが、代謝経路にある物質から時折できる物質)で、2,3-BPGの亢進は、解糖系が進んでいることを意味しているから、そこに酸素を送り込みたい、ということで酸素を離しやすい構造に変えている」


うろ覚えですが。
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