「覚え間違い」を教えてください!

タイトルのとおり、世界で一番難しいと言われている言語はどこの国のどの言葉なのでしょうか?
アラビア語とヘブライ語が難しいという話は聞いたことがありますが・・・。
外国の人にとっては、日本語が一番難しいのでしょうか?
あと中国語は発音がかなり難しいそうですね。
難しいと言われている理由なども教えていただければうれしいです。
ちなみに私は今、英語と韓国語に興味があります。
韓国語は比較的簡単な気がするのですが・・・。

A 回答 (13件中1~10件)

 「誰が習うのか?」に依るところが大きい問題だと存じます。



 例えば、英語は比較的簡単だと日本人は思っていますが(いや、簡単でない人もいらっしゃいますが)、「言文一致でない」という点では、日本語の方が遙かに「書くこと」は簡単です(ひらがなで良いなら)。
 中学のとき、英語で「スルー」と書くの覚えるのに苦労しませんでしたか?
 「話す発音」が「書く綴り」と異なることによって、正しい英語を書けるアメリカ人が意外と少なかったりします。
 アルファベットを使用する国ではこの傾向が強いでしょう。元がラテン語で、その方言であることが多いので。

 逆に、アルファベットやアラビア文字を使用するのが常識のような国の人が「象形文字である漢字」を理解するのは、かなり困難であるようです。
 現に、敗戦後、「漢字を覚えていたのでは効率が悪いのではないか?」と短絡してしまったGHQ関連の人達が居て、危うく日本語から漢字が消えるところでした。

 その点、中国語圏の人たちの場合は、漢字はパーフェクトです。
 しかし、近代化によって漢字が各々の国で独自に省略された結果、日本と韓国と中国とでは互換性が無くなって、かえって訳のわからないことになっています。

 日本語の最大の特徴は、最大の覚えにくさにもつながります。
 「漢字」・「ひらがな」・「カタカナ」・「アルファベット」・「アラビア数字」を混用した上に、縦書きと横書きとを使い分ける言語というのは、(日本人は慣れていますが)外国から見たら非常識この上ありません。
 第一、同じ日本人ですら、同じ文章を書いた場合に「どの文字を漢字にすべきか?」という点では、普通は一致しないのですから。
 基準がそもそも不明確であれば覚えられるはずがありません(ひらがなで書くことに慣れることから始める必要があるでしょう)。

 ただ、「話し言葉」という点では、日本語は優しいという外国人も少なくありません。
 これは、後述する発音特性の問題に依ります。中国語などとは、真逆の現象が起こるゆえんです。

 日本語のような「非常識さ」は、同じ漢字文化圏である韓国にもあった文化ですが、あちらさんは最近は別の事情で漢字の使用自体を公式の場では放棄してしまったようで、日本語は、ますます孤立してしまいました。
 朝鮮語が、最近めっきりシンプルになってしまったのは、その辺の事情もあるでしょう(漢字が無くなったので、日本人にとっては、逆に読むのが難しくなりました。)。

 「書く」のではなく「発音とヒアリング」の問題に焦点を移すと、今度は、日本語・朝鮮語等が母国語の人間は、外国語の習得には極端に不利になります。
 日本語等には、「母音」と「子音」の数が、他の主流の言語に比べて極端に少ないのです(そのため、「ヒアリング能力がそもそも無いコンピュータ」が理解する上では便利だ、という説があったくらいです。)。
 なので、日本人や韓国人が、母国語に存在しない音を発音しようとしても、既に言葉の発達段階を過ぎてしまった大人の場合には、物理的に不可能であることも少なくありません。
 日本人の脳は、デフォルトでは5つの母音(a,i,u,e,o)しか認識できないのですから、10個以上も母音を使い分けろと言われても途方に暮れるだけです。
 ヒアリングにおいても然りで、何回聞いても同じ発音にしか聞こえない別の発音の中国語・・・というのはザラにあります。
 大学で中国語を第二外国語にした人間が、筆記試験では及第点でも、会話能力が伴わなかったりするのは、この辺が原因といわれています(学生の間では)。

 アラビア語が難しいといわれる理由は、西洋ではあり得ない「右から左へ書く法則」及び「極めて判別しにくい独特の筆記体」にあるようです。
 一見して・・・まず、最初に、読めません。
 この辺は日本語と似ているようで、「話し言葉」としてはさして難しくないと言う人も多いです(私ですら、「アッラーは偉大なり」とか「なんてこったい!」とか、基本的なことはすぐにでも喋れるようになるくらいですから。)。

 結局一般論になりますが、「判別することができる」という前提があった上で、「母国語」と「もう一つの外国語」を覚えてしまうと、その他の言語は全て「難しい」ということになってしまうのではないかと思います。
 多用な方言(英語とフランス語とか、スペイン語とイタリア語とか。)を重複して覚えることは比較的容易ですが、言語体系が全く異なるものを複数習得するには、特殊能力が要求されるようです。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
母国語がどこかによっても、どれが一番難しいかが変わってくるのですね。
そうすると日本人が一番容易に取得しやすい言語はどこになるのでしょうね。
どの国の言葉でも、日本よりも母音・子音ともに種類が多いですよね。

お礼日時:2006/03/03 09:42

#5です。

難易度の基準には母国語との類似性の他に、
浸透度や馴染みの深さも関係してくるようです。

参考URL:http://plus.hangame.co.jp/enquete/enq_db_detail. …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2006/03/05 14:26

ようは、本人の母国語が何語(どの言語グループか)かで変わってきますよね。

日本人にとっては難しい英語も、北欧の人にとっては比較的容易ですし。それは、同じ言語グループだからです。もっと極端な話、イタリア語とスペイン語は同じような物だったり、ノルウェー語とスウェーデン語もそうですし、だから、たとえば、日本語をあやつる日本人から見ると、イタリア語が難しいと思っても、一旦イタリア語が出来るようになれば、その後はスペイン語はエラい簡単だと感じますし、フランス語なども入りやすいです。多分一般的に難しいと言われてる言語というのは、そのような似ている言語のない言語なのでしょうね。だから、日本語やフィンランド語といった言語が挙げられるのだと思います。

で、ちなみに、前にブラジル人(ドイツ系なので、ドイツ語とポルトガル語のバイリンガルでした)の友達が教えてくれた話では、ブラジル人で何十カ国語も話せる天才的な学者かなんかがいて(日本語や韓国語もできたそうです)、その人の行き着いた結論では、一番難しいのは「オランダ語」だったそうです。

あと、トルコ人の友達は、トルコ語になくて他の言語にあった発音はない!でも、他の言語にないトルコ語の発音はある!と、発音の多さを主張してた気がします。
私は、トルコ語が出来ないので分かりませんが・・・。
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この回答へのお礼

オランダ語ですか。
どんな言葉なのか、聞いたことも見たこともないので、想像できません。
トルコも同じですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/05 14:26

日本語だと思います。



理由は、日本語というのはあいまいな表現が多い上にイエス、ノーをはっきりと言わない言葉だということです。

最近はきかなくなりましたが、国会の予算委員会の答弁で、「前向きに善処します」というのがありましたよね。あれはもちろん、実の意味はなにもしませんよ、ということですよね。

会社の上司にある提案をして「考えておこう。」と言われたらそれはもちろん、意見としてはきいておくが、この提案は受け入れないよ、という意味です。

「進退伺い」という言葉がありますが、これはなにかを伺っているわけではなく、「辞表」ですよね。

このあたりが、外国人にとってはとても厄介な点なのです。

ですから、奇をてらっているわけではないのですが、世界一難しい言葉はあえて日本語であると申し上げます。
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この回答へのお礼

たしかに曖昧な表現をするのは日本だけのようですね。
日本人でもたまに分からなくなります。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/05 14:25

#2さんもおっしゃっていますが、私もフィンランド語が一番難しいと聞いた事があります。


理由は過去、大過去、大々過去、未来、近い未来、遠い未来によって単語が変化するからとか。。
友人でアラビア語、英語、中国語、ロシア語を話す人がいますが、(母国語がアラビア語)彼にとってはこれらの言語は覚えやすかったそうです。彼は今日本語を勉強していますが、数を数える事に関しては日本語は物によってほとんど違うので(一冊、一枚、一個など)ややこしい。と言っていました。
中国語は同じ言葉「マ」などに4声があり意味がそれぞれ違うので難しいと言われますが、広東語は9声なので話している人達本人も文章の前後で判断したりすると聞きます。
母国語が何かによって発音には簡単だったり難しかったりすると思うのでそれを基準にせず文法だけ考えるとフィンランドがやはり難しそうな気がします。
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この回答へのお礼

ポルトガル語は、主語によって動詞の単語が変わる、というのを聞いたことがあります。
フィンランドも同じような感じなのですね。
過去、大過去までは分かるけど、大々過去って・・・

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 09:59

外国語の難しさは、その言語そのものの難しさというよりは学習者がすでに知っている言語とどのくらい離れているかによるようです。

習おうとする外国語のいろいろな性質が既知の言語に近かったり、類推しやすかったり、既知の言語に文字とか外来語として取り入れられている要素が多かったりするほど習得しやすく感じられるでしょう。

そういう相対的な難しさでなく絶対的に、誰にとっても難しい言語はというと、どうでしょうか。子供の言語習得はどの言語でもほとんど同じ過程をたどります。絶対的に難しい言語があるならその言語を母語とする子供は習得が遅れるはずですが、どうやらそういうことはないようです。また、2つの言語にさらされてバイリンガルとして育つ子供たちには、一方がやさしいと感じる子供もいれば逆の子供も、同程度と考える子供も、たいていいます。ある言語の組で一方が他方より絶対的に難しければそうはならないでしょう。

というわけで世界中の言語の難しさは、明らかな優劣をつけられるものではないという気がします。これは人間が共通に持っているとされる「普遍文法」という仮説と関係あるかもしれません。

しかし、言語の一部の性質に注目すれば、語尾変化はどの言語が難しいとか、綴りと発音の関係はどの言語が難しいとか、そういったことは言えると思います。

韓国語は、文法が日本語に比較的近く、日本人にとっては習得しやすいようですね。
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この回答へのお礼

確かにその国に生まれた人なら、難なく誰でも取得できることから、一番難しい言語というのはないということになりますね。
あとは発音の種類が多かったり、日本語のようにひらがな・カタカナ・漢字など様々な種類の文字を使い分けたりするという点で少し難易度が上がるという感じですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 09:57

面白い質問ですね。

ただ、難しさの基準が色々あるので、綴りの覚えにくさ綴りと発音の不一致に限って言えば、

チベット語がダントツではないかと思います。何しろネイティブでも間違うくらいです。古い綴りを今でも保存しているためで豪快に文字をすっとばして読みます。ここでは入力不可能ですが百科事典でチベットを引いてみるとチベット語の単語をローマ字に直したものが見られるでしょう。却って潔さを感じるくらいです。
次に来るのがアイリッシュゲール語でしょうか。これも文字をすっ飛ばして発音します。これらに比べれば英語やデンマーク語なんかかわいいもんです。

観点を変えて、文の構成に着目すると「能格言語」と言われるものは取っ付きにくいものです。代表としてはグルジヤ語、バスク語があります。能格言語の定義は難しいものですが、「他動詞のない言語」と言われることがあります。(能格言語でないものは「対格言語」と言われ日本語や英語など多くの言語が属します。)動詞の形によって主語にあたるものが主格になったり与格になったり、目的語が主格だったり、今まで持っていた格の概念が根底からひっくり返ります。
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この回答へのお礼

チベット語、アイリッシュゲール語、グルジャ語、
バスク語など、聞いたことがない言語ばかりです。
文字を飛ばして読むなんて、想像ができないです(^^;

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 09:53

発音の難度では北コーカサス地方の言語であるアディゲ語が一番難しいと思います。



母音が7音、子音が57音あります。

参考URL:http://zihia.narod.ru/phoenetix.htm
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この回答へのお礼

サイトをご紹介していただいたのですが、
重くてなかなか開けませんでした(^^;

子音が57音もあるとは!
韓国語も多いけど、それ以上ですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 09:51

国は関係なく古代の言語だと思います


少なくとも発音に関しては習得不可能(再現できない)だからです
文章の解読に関しても学者さん達が一生懸命研究されてるくらいですし


ちなみに皆さんの回答見てたらずるい回答だと思ったのですが、質問読んだ瞬間に思いついたのがこれなんで・・・
まぁ、こんな回答もありかも程度に考えてください
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この回答へのお礼

たしかに再現できない発音の言語は難しい、というか
無理ですね。

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 09:48

難しいというのは相対性が非常に大きいので一概にどれが最も難しいとは言えないと思います。


ご質問では「アラビア語とヘブライ語が難しいという話は聞いたことがありますが」とありますが、両言語は日本人にも英語圏の人にとっても非常に難しいと思います。しかし、アラビア語とヘブライ語は親縁関係(それぞれの話者同士は仲が悪いですが)にあるので、
アラビア人がヘブライ語、あるいは逆にユダヤ人がアラビア語を覚えるのは比較的容易だと思います。
日本語も難しい言語とされています。しかし、難しいというのも、発音なのか、文法なのか、語彙のどれが難しいかというのでも査定が違ってきます。発音に関しては客観的に考えても日本語の方が易しいと思います。でも、総合的に考えた場合は日本語は非常に難しい部類に入るでしょう。しかし、韓国人にとっては
日本語も難しいが英語よりは易しいらしいです。
ちなみにフランス人にとっては日本語と中国語の難易度は五分五分らしいです。つまり、どちらも漢字を覚えるのは非常に大変だが、文字は脇に置いて会話だけを覚えるのだったら日本語の方が易しいが、文章を読むとなると漢字の読み方が沢山あって日本語の方が難しく、文法もややこしく感じるそうです。

でも、客観的に考えても 英語とデンマーク語ではデンマーク語の方が難しいようです。というのは デンマーク人は容易に英語を覚えますが、英語圏の人にとってもデンマーク語は易しい部類ですが、それでも少し難しいようです。また、英語とウェールズ語を比べたら
フランスのブルターニュ人を除けばウェールズ語の方が難しいはずです。

参考URL:http://plus.hangame.co.jp/enquete/enq_qna_detail …
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この回答へのお礼

やはり一概にどれが一番難しいということは言えないんですね。
アラビア語やヘブライ語は日本人には馴染みがないから難しいと思うんでしょうかね。

違う言語と言っても、アラビア語とヘブライ語のように似ているのであれば確かに簡単ですね。
そうすると、日本語に一番似ている言語はなにになるんでしょうかね。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/03 09:47

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