沽券について

江戸時代に商人の持ってた沽券はどこが発券してたのですか？藩の勘定方ですか、それとも業者の組合等ですか？

No.2 ベストアンサー 回答者： 6dou_rinne 回答日時： 2006/03/07 21:24

補足します。

地方によっては違うかもわかりませんが、江戸の町に関しては売主が買主に対して沽券状を発行し、それに町名主と五人組が加判することにより権利が売主から買い主に移ったことが認められました。
ただ、場合によっては奉行の添え状がつくこともありましたが、これは特例でめったにはなく、江戸では町奉行への届けは扶養でした。
ただ、同じ幕府直轄地でも大阪や京都では町奉行に届け出る必要はありました。

この回答へのお礼

売主発券ですか、どうもありがとうございます。

お礼日時：2006/03/08 14:30

No.3 回答者： shigure136 回答日時： 2006/03/07 21:48

江戸時代の沽券は、町奉行の命令を受けて町名主が作成したものです。

江戸の町の屋敷割を示した絵図で、個々の町屋敷の間口、奥行寸法、沽券金高（売買価格）、地主名（屋敷の所有者）家守名（屋敷の管理者）のほか上水、下水、橋梁などが記載されていたとの事です。

「寛保沽券図」というものが京橋図書館の蔵書にありますよ。

この回答へのお礼

町名主発券ですか、どうもありがとうございます。

お礼日時：2006/03/08 14:32

No.1 回答者： 6dou_rinne 回答日時： 2006/03/07 20:18

沽券は売り手が町役人（町名主など）の証明をもらって発行していたと思いますが。