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江戸後期の江戸もしくは江戸近郊の、目上の家族に対する呼びかけ方を教えて下さい。
私が調べた限りでは、

武家は「父上」「母上」「姉上」等、
商家は「おとっつあん」「おっかさん」等、
平百姓は「おっとう」「おっかあ」「おとっつあん」「おっかさん」等

のようですが、例えば商家では兄、姉はどう呼ぶのでしょうか。
百姓でも名主等の地位のある者は家族をなんと呼んだのでしょうか。

できれば色々なバリエーションを教えて頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

中公新書・藤田覚著「大江戸世相夜話」を読んだときの抜書きをそのままコピーします。


何ページに書いてあったかは記録していません。

『塵塚談』では、1780-90年代同心や渡り用人、町人身分の少し裕福な家でも妻を「御新造様」と呼ばせるようになった。「その日稼ぎの者」の子どもが父母兄姉をおとと様、おかか様、おあに様、おあね様と呼び、以前の豪商よりも丁寧になったという。蔵前の札差たちは武家風の礼儀を取りいれ娘をおじょう様、妻を御新造様と呼ばせたという。
『塵塚談』では御新造様は、大名の嫡子の妻の呼び名という。武家が結婚する以前に妻の住まいを新造したことから始まり、新婦の尊称として中世から使われている。喜田川守貞は新粧しんそうがなまったといい、江戸では、武家と上層町人の妻を御新造さま、旗本の妻は奥様という。中下層の町人は、妻を「おかみ様」と呼んだというから、1750年代までは御家人や豪商たちの妻をおかみ様と呼んでいたのだが。

中途半端ですがここで抜書きは終わっています。
お役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!!
とても参考になりました!!!

貴重な情報をどうもありがとうございました!

お礼日時:2007/09/13 16:54

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