プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。私(20代前半)は人と話すときなど、言葉がぱぱっと出てこずに焦ることがあります。それが特に初対面の人で、その人の話すスピードが速いと余計です。暗算なども苦手なのですが、頭の回転を早くする方法があったら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 


  頭の回転を速くするというのは、頭を良くする方法はないだろうか、という問いに聞こえます。それは難しいのです。特に、暗算が不得意の場合、どうするかというのは、方法がないとも言えます。ただ、「思考の技術」「会話の技術」「記憶の技術」という風に、色々な技術を知って、練習すると、習熟して、うまくなるということはあります。主に、言語に関する事柄は、修練すると成長します。
 
  何かエッセイか短い文章を書くことを考えてください。別に書く必要はないのですが、形に現れるものとして、文章を書いてみるというのがよい課題なのです。そしてどういう「技術」を練習するかというと、頭のなかで文章を綴って行くという練習です。人がいなければ、声に出しても構いません。
 
  「連想の技術」というのがあります。頭のなかで文章を作るということは、人にそれを読んで貰う、あるいは、人に話しているような感じで造るのです。この時、「連想」から始めるのです。「うさぎは」と頭のなかで言い、「月にいて」「餅をついていて」「餅は、餅米を蒸して作り」「杵でつくのである」「白い餅がよいので」「うさぎも白いのである」「白い肌の女性は美人だと思われ」「裁判でも白黒を付けるという」云々。頭のなかで連想して行って、言葉に、また文章にして行くのです。これを訓練していると、色々なことが、連想で出てくるようになります。
 
  「話の筋をまとめて把握する技術」これは、連想して色々な文章を頭のなかで作ると、それらに何か一貫性を持たせねばならないので、何か共通したことはないか、どういう話にすれば、まとまって捉えられるかを、連想の合間に行うことです。先のうさぎや餅の連想では、「白」ということが大体、全体をまとめるのに適しているのです。だから、これは「白の話で」と自分でまとめを付けます。自由な連想をしながら、それらの共通性やテーマをまとめて捉えて見る練習もするのです。
 
  「違ったものとの関連付けの技術」これは、自由な連想のなかに、関係ないと思えるものを入れて、それも一緒に連想の糸に織り込むということです。普段、関係ないと思っていたことを、一緒にして、何か共通することはないか、何か一緒にすると出てくる新しい連想はないかと、こういう風にして、普段関係ないと思っていたことに、連想上で、関連性を付けます。色々離れているものを一緒にしてみて考え、関連付けるというのが重要です。
 
  いま言った三つのことは、一番目は、自由に連想すると出てくるもの、つまり、言葉やイメージや概念や気持ちや感情や、音の響きや意味などを、以前よりも自由に速く連想で展開させるための練習なのです。連合記憶の強化と、意識化とでもいう技術です。
 
  二番目は、連合記憶の集まりに、新しい解釈や、新しい整理を与えるいう作業で、ものごとを系統的に把握するには、こういう思考の練習がいるのです。系統的に把握するのは、似たものや、共通するものを捜す技術が基本にある訳です。こうして、系統的に把握してみると、以前とは、色々なことがまた違った角度から見えるというか、考えることができるにようになります。また、話に行き詰まると、適当にまとめて、「形を付ける」練習にもなるのです。
 
  だらだらと思いつくままに話をしてもよいのですが、短く要点をまとめながら、話をするというのも必要なのです。そのためには、話したこと、連想したことを、「とりあえずまとめる」という技術の訓練が必要になります。これは、的確な、簡潔で要を得た報告をしたり、レポートを書くのにも役立ちます。ビジネスマンやOLには、求められる能力です。
 
  三番目は、持っている知識やイメージや言葉を、より有機化し、構造に織り上げて行くという作業です。普段関係のないことを、こういう訓練で関連付けておくと、連想の幅が大きく広がるのです。また、話題の幅も広がります。或ることから連想できるイメージや言葉や世界などが、広くなるからです。
 
  得意なことがあれば、それを不得意なことや、あまりよく知らないことと関連付けて、何か似たところ、結びつくところはないかと考え、強引でもいいですから、ここが似ているとか、ここが共通しているとか、あいだにこれを入れると関係があるとか、頭のなかで、あるいは言葉にしてもいいですが、関連付けるのです。料理のレシピとか、株取引とか、インドのこととか、化粧の方法とか、まんがとか、音楽とか、歌手とか、何か一件関係ないようなもののあいだに、関連性を考え、それを見つけるのです。すると、知っている知識が、有機化し、構造化し、ただ、ばらばらに持っていただけよりも、もっと有効に、豊かになるのです。連想の幅も、話の話題の幅も広がることは分かるでしょう。
 
  こういうのは、思考を鍛える技術で、訓練するものです。長いこと、持続的にこういう努力をしていると、言語や概念やイメージの「連合」は、豊かになり、速くなり、融通がきくようになり、こういう意味での「頭の回転」は速くなります。ただ、こういう方法で、数学が分かるようになるかというと、ちょっと別です。
 
  もう一つ、手近なところに、国語辞典、漢和辞典、英語の辞書、それから、現代用語の基礎知識とか、imidasとか、ああいう本を準備して、何時でも気楽に引けるようにし、知らない言葉や、不確実なことを、気楽に素早く引いてみる習慣を付けることです。なにか知らない言葉があれば、引いてみるという習慣を付けるのです。これは、自分勝手な知識や理解の体系にならないように、一般的にはどうなのかという吟味を行い、また知識を広めるという意味もあるのです。
 
  持続的に実行しないと意味がないですから、普段から、誰かに話しをしているような気分で、連想ゲームを行い、それをまとめ、関係なさそうなことは、何か関係はないかと考える練習をすることです。
 
  頭のなかで、考えていると頭がごちゃごちゃしてくる場合は、無理せずやめるか、声に出してみるかします。また、後で、似たようなことを試します。段々、頭のなかがごちゃごちゃしなくなります。また、これはごちゃごちゃしてきたと思うと、「休憩を入れる」という「技術」の修得にもなります。つまり、話でも文章でも、ごちゃごちゃしてくると、一旦切って、とりあえずの「まとめ」を入れるという練習になるのです(長い文章や、話は、こうして造られているのです)。
 
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この回答へのお礼

連想の技術は是非体得したいですね。なにかの記事を読んでいるみたいでおもしろかったです。回答ありがとうございました!

お礼日時:2002/02/19 05:13

こんにちは。



うまく話すためには、ある程度頭の回転が必要ではあるのですが、回転の速さだけでは会話は面白くありませんし、無駄口をたたくよりはじっくり考えているように見える方が良いこともあります。・・・といってもやはり話すことが必要な場合も多いと思いますので、ほんの少しアドバイスさせていただきます。

会話に必要な要素は瞬発的な切り返しではなく(漫才のつっこみは別ですが)、語彙数と適切な返答の選択だと思います。

この二つを鍛えるには、とにかく本を読むことで表現力(語彙能力)をつけることと、経験を増やすことです。

経験の方はなかなか練習台がなくて難しいでしょうが、たとえば、テレビドラマで誰かが言った台詞に対して、自分だったらこう答える、とかシミュレーションしてみるのも良いかも知れません。慣れてくれば、自分でシチュエーションを設定して遊び感覚で会話能力を上げていくこともできます。

たとえ初対面の人でも、機関銃のようにしゃべりつけてくる相手には無理して切り返さなくても良いでしょうし、nahさんがゆっくりでも内容のある会話をするならば、相手側がペースを合わせてくれるはずです。

頭の回転を速くする方法ではないので回答になっていませんね。少し参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

英語の本を朗読して思ったのですが、もしこれがもう少し早く読めていたら、話すスピードも違うんだろうな、と思いました。そういう意味で、読書も良い方法かなと、思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/19 05:08

ニュースキャスターのように原稿を読む練習をしてみて下さい。


また、好きなスポーツや、格闘技をビデオに録画して、音を消して、実況中継のマネゴトをしてみては、どうでしょうか? 頭の回転が早くなるかは、分かりませんが、口は早くなると思います。
目指せ、古舘伊知郎!!
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この回答へのお礼

口が早くなるってことは、頭の回転も速いことだと思います。いつもぼーっとしているからいけないのかもしれないですね。周りに注意を払って実況中継頑張ります。

お礼日時:2002/02/19 05:06

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