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相対的後進性仮説とは、後発国の工業化が先進国の技術を利用可能という点から、経済発展が急速に進む。
=技術進歩率が大きく上昇する。

という認識で合っていますでしょうか?

A 回答 (1件)

相対的後進性仮説とは、



A 後発国の工業化が先進国の技術を利用可能という点から、経済発展が急速に進む⇒技術進歩率が大きく上昇する。

B 先進国との技術格差が大きいほど、先進国からの技術導入の余地が大きく、技術導入による経済成長速度の上昇を大きくできる⇒経済発展が急速に進む。

C 先進国との格差が大きい(技術、産業構造、組織体制、教育状態、運輸情報インフラ、法制度など)ほど、途中の試行錯誤をとばして、一番都合が良さそうなものを一時に一斉に取り込むことが可能なので、そうしたことを権力機構が官僚体制を利用して導入すると、⇒経済発展が急速に進む

Cだと思います。

ガーシェンクロン(Ger-schenkron)の相対的後進性(relative backwardness)仮説は、イギリス(先進国)に対する(フランス、ドイッ、ロシア(後進国)と検討して、後進国の経済発展モデルを展開した結果なのならば、工業化と工業技術だけではないでしょう。 

当時の後進国は、ヨーロッパ以外にもあったのだし、強力な中央集権があっても、その気になって、官僚組織を動員して経済発展に向けて諸般を整備、導入しないと、経済発展はできないのだから、言葉で明示的に、産業構造、組織体制、教育状態、運輸情報インフラ、法制度などと官僚機構と強い政権意志について触れていなくても、仮説には当然に含まれていると思います。
20世紀末の中国、19世紀末の日本も、相対的後進性仮説で説明はできると思います。
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