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退職給付債務=退職給付費用の累積、年金資産=退職給付に充てるために積み立てられている資産、と理解しているのですが、退職給付債務=年金資産と考えてよいのでしょうか。
最近簿記1級の勉強を始めたのですが、1級になったとたんに急に難解になり、大変困っています。もし私の認識が違っている場合はわかりやすく教えていただけると助かります。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

pagu_111 さん、こんにちは。


以下、求められている回答にならないかもわかりません。
ご質問の中に1級という言葉がありましたので簿記1級の学習で対象としている退職給付制度の中の確定給付型年金制度を前提に書きます。

退職給付債務=退職給付引当金+年金資産 です。
年金資産とは企業が外部に委託して従業員の退職後、年金として従業員に支払われる部分です。
一般的に世間で言われる退職金(退職一時金)は企業の持つ退職給付引当金の中から従業員の退職時に支払われます。
年金資産は毎年企業の持つ退職給付引当金から拠出された物から構成されていますが退職給付債務=年金資産とすると退職一時金も年金資産の中から支払われることになってしまいます。
退職一時金はあくまで企業の退職給付引当金から直接支払われるものです。

仕訳で示すと(いろんなテキストに載っていると思うのですが)
期首:退職給付費用 / 退職給付引当金(退職給付債務の内、当期負担分)
期中:退職給付引当金 / 現金預金(年金基金などの外部委託機関への拠出額)
期中:退職給付引当金 / 現金預金(従業員が退職いた場合→一時金の支払額)
期末:退職給付費用 / 退職給付引当金(数理計算上の差異が当期発生し、発生時より償却する場合)
簿記の学習で問題とされるのは期首の退職給付費用の金額の算定、期中の退職給付引当金と年金資産の増減、期末の退職給付費用の金額の算定などがメインになります。金額の算定方法やいろんな差異の算定および償却方法などはここでは書ききれませんし、私が書くよりも お持ちのテキストの方が解りやすく書かれていると思います。
 以上、参考になればよいのですが。
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NO.3です。

先程の回答に◎部分を追加してお読み下さい。

退職給付債務=退職給付引当金+年金資産 です。
 ◎これは基本形です。

 ◎前期以前に会計基準変更時差異、過去勤務差異、数理計算上の差異が発 生しており、その償却が残っている場合は次のようになります。
 退職給付債務=退職給付引当金+年金資産+上記差異の未償却額 です。
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前記の確定給付年金は確定拠出年金の間違いです。


失礼。
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前書き


 退職給付会計をきっちり理解している分けではないですが、知ったかぶって書くと
ある時点の退職給付債務額は将来の各時点におけるキャッシュ・アウトを一定の利率で割引いた割引現在価値として算定されます。退職給付費用は二時点間の退職給付債務の差額です。
考え方に則って示すと
退職給付費用=t2退職給付債務ーt1退職給付債務のほうが正確だと思います。

本題の「退職給付債務=年金資産?」の件
終局的にはその通りでしょうが、退職給付会計を理解するにあたってはどうかなと思います。
なぜなら、退職給付債務≠年金資産だからこそ退職給付会計が必要になるからです。退職給付債務があり、それに対してどの程度支払準備がなされているのか、その差異を示すのです。常に退職給付債務=年金資産
が保障されているなら、例えば確定給付年金ならば(この場合正確には年金資産の拠出額以上に債務を負わないということですが)、退職給付会計の適用はありません。

どうでしょう?
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