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こんにちは。推理小説を愛する者の疑問です、御教示よろしくお願いします。

死亡直後の死体にガムシロップをかけてATPを供給することで、ミオシンとアクチンの結合を防ぎ、体の収縮を防ぐメカニズムにより、死後硬直を遅らせることは可能でしょうか?

ガムシロップのところ以外は法医学の通俗本の受け売りです。はたして果糖、ショ糖やブドウ糖をかけるだけで、上記のような結果を得られるでしょうか?

A 回答 (4件)

楽しい質問ですね。


ただガムシロップにはATPは含まれてません。
ATPはミオシンとアクチンの結合は防がないと思います。(専門ではないですが)

死んだらガムシロップの糖から生化学反応は起こらないのでおそらくATP合成は不可能です。

ちなみにガムシロ⇒ATPではなく、ミトコンドリアという細胞小器官がATPを合成するのです。(死んだら当然できません。)さらにガムシロも消化酵素により分解、吸収し、さらにリン酸化など複雑なプロセスを経てATPの原料となります。

おまけ:死後硬直ですが、通常は死んでから数分から始まり、ゆっくり進み全身が硬直します。その後、しばらくするとまた緩解(ゆるくなる)します。

私が犯人!?なら生きているうちに筋弛緩剤でも打つか、冷蔵保存してから、また常温に放置でしょうか。
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この回答へのお礼

面白く読ませていただきました。死んだら細胞の中に住んでいるミトコンドリアも死に、ATPを作る能力が無くなるので駄目ということ。しかも、ATP自体、ミオシンとアクチンの結合は防がないだろう。ということでしたか!

最初からATPが入っている食品なんかはありますか?という疑問も新たに浮かんできました。

あ、今話題の筋弛緩剤ですか!

お礼日時:2006/03/24 13:38

マグロのヅケも体表面を取り除いてサクにしたものですよね。


同様に人間も筋肉を取り出して直接ガムシロにつければある程度効果が有るかも知れませんが、普通に生活していてガムシロがかかっても、皮膚は通過しないのと同じで、皮下に注入する必要はあると思います。また、心停止後だと(効果有無は別にしても)血管に打つわけにもないですし、筋肉注射をするしかないのではないでしょうか。
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 上からかけるだけでは細胞が吸収してくれないので、仮に効果が出たとしてもごくわずかでしょう。


 しかも「残留したガムシロ」と「皮膚と内部の硬直量の差」からごまかそうとしたことがバレて逆効果だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
お肉にみりん醤油を浸しておくと中まで味がしみますが、それは細胞が糖分を吸収していることにはなりませんか?

お礼日時:2006/03/22 21:02

私は一応生物系の研究者ですが、法医学や筋肉の専門では無いので間違っていたらすいません。



ガムシロはどうやってかけるのでしょうか?
大量のガムシロを全身に筋肉注射すればいくらか死後硬直がずれるかもしれませんが、さすがに体にかけただけでは無理でしょうね。
っていうか、全身に注射痕だらけだったら、それだけで十分怪しい気もしますが。笑
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

喩えが不謹慎かもしれませんが、マグロのヅケ(漬け)(マグロの切り身を醤油にひたしておくこと)の要領で、死体にガムシロップを馴染ませると糖分は浸透しませんか?

お礼日時:2006/03/22 20:59

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