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「イーリアス」や「オデュッセイアー」が読みたいのですが、読む前に読んでおいた方が良い作品などはありますか?
それと、どの訳が良いでしょうか?少しぐらいなら読み難くても良いので原文に忠実な訳の方が良いのですが。
難し過ぎると自分の頭には辛いと思いますが(汗)

A 回答 (4件)

「イーリアス」や「オデュッセイアー」が読みたいのですが、読む前に読んでおいた方が良い作品などはありますか?



無い。先入観無く作品を楽しまないとその人の意見に左右される
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私は呉茂一訳がおすすめです。



予備知識として
●ホメロスを楽しむために /阿刀田高著. ー東京 :新潮社,1997

●ホメロス物語 /森信一著. ー東京 :岩波書店,1984. ー(岩波ジュニア新書 ;82)

○ギリシア神話小事典/バーナード・エヴスリン著,小林稔著.ー東京:社会思想社,1979.ー(現代教養文庫)
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私も岩波の松平訳をお勧めします。


これらを読もうとされるからには、ギリシャ神話や「イーリアス・オデュッセイアー」の基礎知識はあるのでは?全く無いならつらいかと思いますが、そうでなければ問題ありません。
念のため、「ギリシャ神話小辞典(教養文庫)」あたりを手元に置かれたらいかがでしょう。また「イーリアス」や「オデュッセイアー」より先に読むべきか後に読むべきかは迷いますが、「ホメーロスの英雄叙事詩(岩波新書)」も参考に読むと良いかと思います。

決して難解なものではありませんので、慣れるとサクサク読めます。是非挑戦してみて下さい。
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読みやすく容易に入手できるのは岩波文庫の松平千秋訳でしょう。

解説や付録の地図などもわかり易いと思います。

旧版の岩波文庫、現在は平凡社から出ている呉茂一訳は原典の一行一行が日本語の各行に対応するように工夫をこらして訳出した力作です。速読するには少し引っかかるところはありますが、解説書などから何巻の何行目というように参照するには便利です。

土井晩翠訳は七五調の名訳ですが旧字体旧かな遣いです。他にいくつかの翻訳がありますが筆者は未見です。

ホメーロスの叙事詩は特に予備知識なく読んでも面白く読めると思います。ただ物語の只中にいきなり放り込まれるような独特の構成なのでとまどいもあることでしょう。そこで、

・読むこと自体が喜びとなるような美しい比喩や武具の描写が続く (イーリアス18-19巻)
・岸辺に流れ着いたオデュッセウスが王女ナウシカアに発見されアルキノオスの王宮で身の上を語る (オデュッセイア9-12巻)などのような小説・映画に慣れた現代人にも馴染みよい構成の部分

こういったところから拾い読みを始めるというのも退屈せずに読み進める方法だと思います。

解説書を一冊挙げます。
「古典への案内」田中美知太郎 岩波新書 青版 624
 
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