準・究極の選択

美術全くの素人ですが、なんとなく絵画に興味がわいてきました。
でも、いきなり美術館へ行っても、さっぱり良さが分からずすごすごと帰ってしまった経験があるので、
タイトルのような本があればいいな、と思ってます。
素人にも分かりやすく、解説があるおすすめの本はないでしょうか?
希望としては、技巧的なことうんぬんばかりではなく、この線の描き方には、作者の○○の感情が表れている・・・、みたいな、その絵の裏に潜む意味のようなものを教えてくれる本が良いです。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

美術館に、ミュージアムショップと言って、絵はがきとか売ってるコーナーがありますよね。


そこに初心者向けの解説書もけっこう置いてありますよ。
できれば大きめの美術館の方が種類が多いかも。
そういうのをざっと見て、自分に合いそうなものを買ってみてはどうでしょう。
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誰だ!「文章の読解力」なんて堅苦しいことをいうやつは。

すみません。ぼくです。書き直します。

まず、各絵ごとに紹介される画家やその作品にまつわるエピソードがおもしろいです。
例えば「葛飾北斎」の絵について論じたときは、娘の浮世絵師葛飾応為もとりあげて、「浮世絵は娘のお栄(通称)のほうがうまい」と北斎がいった話とか、また北斎作といわれる作品のいくつかはお栄が代作したと推測されていることとか、旅先ではその素敵な浮世絵からみて、どんな美人があらわれるかと心待ちにしていたら、風采のあがらない女だったのでがっかりしたとか。
わたしはお栄の絵をこのときの紙面ではじめて目にしたのですが、吉原遊郭の顔見世風景を描いたその絵は、江戸時代の浮世絵とはとても信じられませんでした。現在の一流画家の絵かとおもうくらいの現代性が息づいていて文字どおり、わが目を疑いました。

初心者だからといって、初心者向けに書かれたものがありがたいですか。
「初心者だからといって、子ども扱いするな!」とおもうくらいの気概はもってほしい。
さ、この本を手にとって。よそ見してはなりません。

なお、わたしはこの本を手にしたことはありません。「美の美」は新聞の連載で。だから、本には葛飾北斎は収載されていないかも。でも興味深いエピソードが盛られた一流の絵と、一字一句もおろそかにしない感性豊かな文章にお相手してもらえることに変わりはありませんから。
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この回答へのお礼

まとめてのお礼で失礼します。

こんな漠然とした質問なのに、みなさんに丁寧に回答いただき、とても感謝しています。
4名様全員、とても参考になりました。
皆さんにご紹介いただいた本や方法で、
美術の世界へ足を踏み入れてみようと思います。
またなにかあったらよろしくお願いします。
時間がなく、一人ひとりにお返事できなくて
申し訳ありませんでした。

なお、ポイントは先着順でつけさせていただきますことをご了承ください。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/19 23:13

すいません、リンクはり忘れました。



『一冊でわかる 絵画の楽しみ方ガイド』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4415026 …

『絵の教室』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121018 …
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太田治子 監修『一冊でわかる 絵画の楽しみ方ガイド』成美堂出版1300円


が非常に広範囲で楽しむための知識が得られるとおもいます。○○主義といった時代背景からから鑑賞ポイントまで載っています。
私も鑑賞初心者ですが価格も手ごろで読みやすかったです。

絵画技法まで突っ込むと守備範囲は狭くなりますが
安野光雅 著『絵の教室』中公新書 980円も良いですね。

書店でぱらぱら読んでみて良いと思ったら是非どうぞ。
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日本経済新聞社から出ている、


「美の美百華」「美の美百選」はどうでしょうか。
日経新聞の日曜連載の「美の美」が本になったもの。
「美の美」はテレビ東京系列で番組化もされています。
絵もよくわからないうえに、もし「文章の読解力もいまいち」なら、かなりしんどいかもしれませんが、練達の文章で鋭く対象の絵に肉薄していて、とても刺激的ですよ。
思いきって挑戦してみては。
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