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よくある「xx学博士」とかの、いわゆる博士号って
どうやって取るものなのでしょうか?

A 回答 (4件)

医学博士、農学博士、薬学博士‥といった正式な博士号のことですよネ。


1つ目の方法は大学をでてから、まず、博士課程前期の2年間の大学院を出て修士号をとります。その後、博士課程後期の3年間の大学院を出て、学位論文審査に通れば博士号を得ることができます。これが課程博士。
或いは、社会人入試制度を利用して修士を飛ばして、いきなり学士から博士課程後期への大学院入学をすることもできます。後は必要量の論文を出して学位論文にまとめて、審査を受けるだけです。これも課程博士の一種です。
もう一つの方法は論文博士と呼ばれる方法です。どこかの大学の教授(場合によっては助教授で学位審査権のある方)を通じて論文審査を依頼します。通常は研究生などの立場で、その教室に籍を置いた状態で審査を依頼します。または、その教室の先生が学位審査権を持っていない場合、関連する他の大学で学位審査を受けることもあります。
学位取得に必要な論文の数は専攻によって異なります。一概には言えないのですが、理科系の場合は主論文3~5報、副論文5~7報程度で、主論文は通常2報程度が英語またはドイツ語で書いたものになります。主論文は一つのテーマに沿って行ったもので、副論文は周辺知識を確認するためのものとなります。学術雑誌で全てがオリジナル(原報)である必要はなく、ノートであっても大丈夫です。
課程博士では通常5年、論文博士では通常7年~15年を必要としますネ。
以上kawakawaでした
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うっかりミスの訂正です。


「『××学博士』というのは旧称にあたります」と書いてしまいましたが、これは博士制度改革(年代は覚えていませんが、確か1991年か1992年)以前に博士号を取得した博士が使うものという意味であり、旧制時代に取得した人は当然「××学博士」を名乗っています。
博士の制度が変わったとき(同時に学士も学位になっています)、博士を名乗っていた人は「××学博士」、それ以降に取得した人は「博士(××学)」というように名乗っています。
以上お詫びして訂正します。
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この回答へのお礼

皆様ありがとうございました。
なるほど、何本もの論文を書いて審査により授与されるということですね。

お礼日時:2000/12/25 14:27

参考程度の補足ですが...


私の大学でも,今週から博士学位論文公聴会が開かれ始めましたが,私を含めて全員が無事に行けば次の3月に,博士(工学)と博士(理学)が11名誕生するようです.
研究科が全部で3つありますから,大学全体では30人くらい出るのでは無いでしょうか.
なお,国立では比較的新しいうちの大学は,まだペーパードクターは原則として認められておりません.手塚治虫が阪大のコースじゃなくペーパーの医学博士であることは有名ですね.
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まず日本の話を。


現在は「○○大学博士(××学)」または「博士(○○大学、××学)というように称されていますので、「××学博士」というのは旧称に当たります(新制の博士号でもこう名乗る人がいますが)。
取り方は2種類あります。
まず、大学院の博士課程5年を修了し、論文を提出して取る方法。これを「課程博士」と呼びます。実際にはかなり少ないです。
それと、大学院を経なくても、自分が出した論文を大学院に提出し、その評価で取る方法。これを「論文博士」と呼びます。かなりの博士がこの方法で取得しています。
理系には課程博士が多いようです。文系だと「○○大学大学院単位取得退学」という形で、しかる後に論文を提出して博士になるケースが多いようです。
「名誉博士号」というものもあり、これは名声があれば、何もしなくても大学側が勝手に授与してくれます。

余談ですが、文部省が課程博士の大幅増大を大学側に求めています。これによって博士の学位が取れても就職できない「オーバードクター」が増える懸念があります。「学位インフレ」の時代です。

欧米の場合はどうなのだろうか。結構博士号をぽんぽん出すことが多いので、実態が分からない私には断言できません。ご容赦下さい。
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