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クリスチャン・ミュージックについて、分からないことがいくつかあります。

1)クリスチャン・ミュージックはゴスペルも含みますか?それとも、ゴスペルの中にクリスチャン・ミュージックが含まれるのでしょうか?全く別のものですか?私の中での印象としては、白人が神様について歌うものがクリスチャン・ミュージックで、黒人が歌うものがゴスペルのような気がしますが、最近白人でもゴスペルだという記事を見たのでこんがらがっています。

2)名前のとおりキリスト教信者が聴くものと思いますが、プロテスタントやカトリック、エホバの証人、モルモン教(ってキリスト教の一派ではなかったでしょうか…)といったような宗派は関係ないのでしょうか?「プロテスタント用のクリスチャン・ミュージック」のように分かれてはいないのですか?

3)ステイシー・オリコはどうしてクリスチャン・ミュージックのアーティストと分類されるのでしょうか?私は2枚目のアルバムしか聴いたことがないのですが、例えば"Stuck"は失恋の歌ですし、"More To Life"は人生についての歌ですし、"I Promise"も恋愛の歌ですよね。あと確か「自分は何ができるんだろう」みたいな歌詞の歌もあった気がします。もちろん神様を崇めるような歌もあったと思いますが…。神様を崇める歌を歌うのがクリスチャン・ミュージックなんじゃないの?と思うのですが、恋愛の歌も歌う彼女がこのジャンルに入れられているのはなぜでしょうか?

たくさん質問してしまって申し訳ありませんが、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

アメリカ在住経験のあるプロテスタントのクリスチャンです。


1)白人のものがクリスチャンミュージックというわけではありません。ゴスペルとはクリスチャンミュージックの中のカテゴリーです。クリスチャンミュージックの中にもクリスチャンロック、HIPHOP、Easy Listeningなどがあり、ゴスペルはその中のカテゴリーの一つと思われるのがいいのではないでしょうか。もともとは南部のクリスチャンによるイエスキリスト、主なる神を礼拝する賛美として作られたものが一般的に黒人層に広く伝わったということであって、黒人限定というわけではありません。ちなみに「ゴスペラーズ」といった類似品的なグループもありますが、まったくの別物です。

2)キリスト教信者が聞くものと限定されるわけではありませんが(いろいろな曲もあるので)宗派は関係あります。エホバの証人、モルモンはカルトグループなので論外ですが(仏教で言う真言宗と創価学会の関係みたいなものです)、カトリックとプロテスタントは大きく違います。正統派カトリックの音楽は讃美歌、聖歌にほぼ限定されますが、プロテスタントは讃美歌や聖歌+ワーシップ、ゴスペルといったクリスチャンミュージック全般が含まれます。

3)おぼろげな記憶ですが彼女の一枚目はクリスチャンミュージックとして売られていました。レーベルの関係だと思いますが、今ではどうか知りませんが。クリスチャンでも恋愛しますからねぇ。恋愛の歌であってもいいんじゃないでしょうか。(私の見解ですが。)

多少でも参考になればいいのですが。HMVのHPで結構見つけることができますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。実際のクリスチャンの方に回答をいただけてうれしいです。マイナーすぎて回答をいただけないのではないか、と思っていました。

1)クリスチャンミュージックの中にゴスペルが含まれる、ということでいいのですね。「ゴスペル」という言葉はもともと「福音」という意味だったと記憶していますが、他のクリスチャン・ミュージックとの間に歌詞の違いなどはあるのでしょうか。「福音」って「神様からの喜ばしい知らせ」という意味ですよね。ということはゴスペルはそういう内容の歌なのかしら、と思ったのですが…それとも、ロックとヒップホップの違いのような、メロディーの違いのようなものなのでしょうか?ゴスペルの中でもMary MaryのようなR&Bに近いコンテンポラリーもありますし、私の中では映画「天使にラブ・ソングを」に出てくるようなイメージの重厚な(?)ゴスペルもありますよね。そう考えるとどのように捉えたらいいのか、分からなくなってしまいます。

ゴスペラーズは単に5人でハモって歌っているだけですもんね(笑)。それだけならボーイバンドと一緒ですよね。

2)宗派も関係あるのですね。ゴスペルはプロテスタントのものだと分かっているのですが、カトリックは賛美歌と聖歌だけなのですねー。知らなかったです。

3)そうなんですよね。最初のアルバムは(私は聴いたことがないのですが)クリスチャン・ミュージックとしてリリースだったんですよね。クリスチャン・ミュージックのコンピに2枚目のアルバムの曲が入っていたのを見たことがあって、別に神様のことを歌っているわけじゃないのにどうして入るんだろう、と思ったんですよね。確か"More To Life"と記憶していますが…。確かにクリスチャンでも恋愛はされますよね(^^)。でも、クリスチャンミュージックってやっぱり神様のことを歌うんじゃないの?と思うと、何となく違和感を感じます。

でも、とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/12 13:47

No.2です。



>>クリスチャンミュージックってやっぱり神様のことを歌うんじゃないの?

原則はそうですね。場合によっては神様に向かってのラブソングであったりすることもありますし、またクリスチャンではない一般視聴者にとっての受け入れやすさを重視するときもあります。福音を受け入れやすくというミュージシャンの意向などもあると思いますが。
オリコの二枚目の全ての曲を聞き込んでいるわけではないのですが、全体の印象として「神様への賛美」という概念が薄いように感じました。もっと一般向けの感じですね。ときにレーベルに左右される事もありますし、一概に理由というのは分かりませんが、私達には分かりえないレーベル側からの意向や制約等もあるのかもしれません。
また、クリスチャンミュージシャンとしてデビューしたあとにスタイルが変わるというのは実はけっこうあるのかもしれません。ホイットニーヒューストンであったり、DCTALKであったり。また、ミュージシャンの現状なども物語るのかもしれませんね。
私としては多くの人に認知されているクリスチャンとしての彼女の姿によって、一人でも多くの人が聖書に、また神様に出会うことができたらと願いますし、彼女が歌う理由の一つもそうであって欲しいと思います。
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この回答へのお礼

たびたび回答してくださってありがとうございます。

>クリスチャンではない一般視聴者にとっての受け入れやすさを重視

歌詞やメロディをとっつきやすくする、ということでしょうか。クリスチャン・ミュージックって、単にクリスチャンの人へ向けた曲、マーケットなのかと思ったのですが、そうだとも言い切れないのですね。確かに非クリスチャンの私でも歌詞を気にしなければ聴けますし(歌詞が聞き取れない、ということでもあります・笑)、それで宗派を変えようとは思ったことがないですが、普通に聴けるポップのような曲も数多く出ていますね。

ステイシーの2枚目はおっしゃるように賛美部分があまりないですよね。だからこそ非クリスチャンの私でも共感できるアルバムになっているのだと思います。とはいえ、私は先に挙げたMary Maryを始め、ゴスペルは聴くのですけどね(^^)。ちなみに、確かステイシー本人はインタビューで「同い年くらいの子が共感できるような歌詞にした」「40代や50代になって、17歳(リリース当時)の私のことを振り返って後悔したくない」と言っていた気がします。もちろん神様のことも述べていましたが、スタイルを変えているのかもしれませんね。

ところでホイットニーはもともとクリスチャン・ミュージックから出たアーティストなのですね。知りませんでした。

とても参考になりました、ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/13 21:38

1)


私は、ゴスペル=神様を賛美する歌、というという事だと思っています。
なので、神様を賛美する曲はクリスチャンミュージックということになります。

2)
イエスキリストを神としているのは、基本的にはプロテスタントだけです。
そして、多くのゴスペルは神=イエスキリストというスタンスで歌われています。
エホバやモルモン教は、イエスを否定する立場なので、もしかすると、彼らの中だけで
歌われる曲があるのかもしれません。

3)
ステイシー・オリコは知りませんので解かりませんが、
例えば、日本のロックの歴史を語るとき、避けて通れない人に
小坂忠氏がいます。今では、多くの日本語のゴスペルを作っています。
と、同時に、いわゆる商業ベースにのるような作品もあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

1)クリスチャンミュージックの中にゴスペルが入る、という認識でいいのですね。

2)
>イエスキリストを神としているのは、基本的にはプロテスタントだけです。

そうなんですか。ゴスペル自体はプロテスタントのもの、ということは分かっていましたが、勉強不足ですね(^_^;)。ということはカトリックの人はクリスチャンミュージックを聴かないし歌わない、ということなのでしょうか。

3)はちょっと分かりませんでした、すみません…。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/12 13:26

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