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以前ウィンド・トーカーズとパールハーバーを見たのですが、日本兵が卑劣でどうでもいいようなクズのように、主人公や味方は勇敢なヒーローに描かれているので途中馬鹿らしくなり見るのをやめてしまいました。

主人公に焦点を当てるのは当たり前ですが、戦争を題材とした映画では敵・味方をSF映画と同様に善悪を持たせてストーリーが展開していくのに違和感が感じます。特に、アメリカ人がヒーローに描かれている映画には見ていて呆れてしまいます。

そういった意味で、「戦場に架ける橋」や「西部戦線異状なし」は特に極端な表現がなく好感が持てる映画ですが、

「パール・ハーバー」「ウィンド・トーカーズ」「プライベートライアン」は自分の中で酷いと思う映画です。

戦争を題材とした映画で、良いもの・嫌いなもの、ありましたら教えて下さい。

よろしくお願いします。

A 回答 (28件中1~10件)

古い映画の方が今見てもしっかりした作品が多いですよねぇ。


戦争映画の場合、監督や脚本家など関係者に実際の戦争体験者がいたり、作り手たちがグローバルな感覚で、登場人物へ視線を向けていた、ということも大きいと思います。

「戦場にかける橋」はイギリス人の監督、デビッドリーンの作品ですが、資本がアメリカのコロンビア映画社だったため、「アメリカ人が出ないのでは困る」とか「女性とのラブシーンも入れろ」などなど、いろんな要求を突きつけられながら、監督や脚本家たちが苦心の末、あのような形にしたのだそうです。
余談ですが、初公開版、リバイバル版、近年のDVDなど年代を追う毎に、スタッフのクレジットが変わっており、赤狩りによってアメリカから追放されたスタッフがかなりかかわっていたことが、近年知られるようになりました。
そういった苦労もあり、映画を作るということへの意気込みからして違うのかもしれません。
今と違いCGもないので、爆破場面など大がかりなシーンは大変だったでしょうし。

ボクが推薦したいのは戦後ドイツ初の戦争映画「橋」です。少年兵たちの実話を戦敗国が作っているというところもミソだと思います。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000066 …


近年の映画だと「シン・レッド・ライン 」はどうでしょうか?
ガダルカナルでの戦闘の話なので敵は日本兵ですけど。ドラマチックな展開はほとんどないので、あまり一般受けはしませんでしたが、実際には居たはずの黒人兵を排除して映画を構築しているところが、これまたミソです。http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005F …


すでに回答のある「アルジェの戦い」も傑作ですが、独立運動の映画なので戦争映画とはちょっと違うのかもしれません。監督、出演者(全員素人さん)ともにこの独立運動の当事者なので、すごくリアルな映画ですよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006R …

邦画ではちょっと変わったところで「肉弾」。
魚雷で特攻することになった、いち青年の話です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009S8 …
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この回答へのお礼

お礼がすっかり遅くなってすいません。

>戦争映画の場合、監督や脚本家など関係者に実際の戦争体験者がいたり、作り手たちがグローバルな感覚で、登場人物へ視線を向けていた、ということも大きいと思います。

読んでなるほどと思いました。

「戦場にかける橋」の裏話もありがとうございます。デビット・リーンの「アラビアのロレンス」もそうですが、これらの映画にとってつけたようなラブシーンがあったら、名作にはならなかったでしょうね。

お勧めの映画も沢山教えていただいてありがとうございます。時間があったら見てみたいと思います。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/24 22:09

「戦場にかける橋」のフェアさがお好きなら



「眼下の敵」がお勧めです。
独潜水艦と米駆逐艦の戦いの話ですが、どちらにも偏らず気持ちの良い話です。

他の方も挙げていらっしゃる中で好きな作品は
「大脱走」「Uボート」「橋」「地下水道」、
あとはNo.18・21さんのお勧めに同意です。
(ちなみに18で「特攻大作戦」となっている話は「戦略大作戦」だと思います。
「特攻」の方はスペシャリスト物なので、ナヴァロン二作がお好みならいいと思います。
ご存知でしたらすみません。)
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この回答へのお礼

お勧め作品、情報ありがとうございます。

「眼下の敵」は、レンタルショップでカバーだけ見たことがあるのですが、まだ見たことがありません。悪役のイメージの強いロバート・ミッチャムが主演なんですよね。時間があれば是非見てみたいと思います。

お礼日時:2006/05/25 13:20

良い順に…スターリングラード(93年独)、Uボート、戦争のはらわた。

戦闘シーンもありますがメッセージ性が強い作品です。ハリウッド映画でも荒鷲の要塞、テレマークの要塞などは名優も出ていて良いと思います。
悪い方…U-571、英のエニグマ奪取の功績を横取りしていて最悪。プライベートライアン、製作者の出自にこだわった大義名分が前面に出ていてミュンヘンも同系のように感じます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

「プライベート・ライアン」が良い映画と評す人が多い中で、唯一回答者だけが悪い映画として選んでいたので、嬉しく思ってしまいました(笑)
良い映画に選ばれたものは「Uボート」以外はどれも見たことがないので、機会があれば見てみたいと思います。

お礼日時:2006/05/25 00:45

『フルメタルジャケット』がまだでていないですね。


ふつうの青年たちがどのような訓練を経て兵士になっていくか、その様がリアルに描かれていると思います。この映画の見所は訓練兵をしごく教官の言葉遣いです。俳優になる前本当に米軍で訓練兵を教えていた人だったと思います。この教官の言葉遣いのあまりのひどさ・汚さにこの映画を軽蔑する人があると思いますが、私はどんな感情もあの言葉遣いの形式の中に表現されていることに素直に驚きました。よい映画だと思います。
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この回答へのお礼

フルメタルジャケットは、中学生ぐらいの時に見た記憶があるのですが、ストーリーは殆ど覚えていませんが、意地悪っぽい教官がいたのはなんとなく覚えています。
昔見た映画を見てみるのもいいかもしれませんね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/25 00:30

再入場して失礼します。



戦争映画とは少し違うかもしれませんが、韓国映画のシルミドです。数年前に公開されました。内容が部隊にとって非常に悲惨ですし、つい20~30年までの韓国というのはまだ、軍事政権で非常に怖い国という印象でしたが、その一端を表現していると思います。
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この回答へのお礼

2度目の回答ありがとうございます。

実は韓国映画は友達に勧められて見た「シュリ」を見て以来、苦手になり毛嫌いをしていました。
「シミルド」は韓国の当時の社会情勢が描かれているというということなので、面白そうですね。機会があれば是非見てみたいと思います。

お礼日時:2006/05/25 00:24

ブラヴォー・ツー・ゼロ


ヒーローは一人も出てきません。
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この回答へのお礼

湾岸戦争もの映画ですね。まだ見たことがないです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/25 00:11

最高の戦争映画


プライベートライアン

最低の戦争映画
シルミド(戦争映画に当てはまらないかもしれませんが)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/25 00:07

アンジェイ・ワイダ監督の「地下水道」が印象に強いです。


ナチが敵ですが、敵兵の残虐性とかよりは、作戦の悲惨さ(地下水道で迷って結局全滅)が描かれていて、戦争ってひどいものだと実感できます。
同監督では「灰とダイアモンド」の方がどちらかというと有名ですが、前者の方を推します。

あとは「キリングフィールド」が印象に残ってます。

それからエミール・クストリッツァ監督の「アンダーグラウンド」。

個人的には、戦闘シーンがメインの「戦闘映画」は、性質上、どちらかの立場に立つのは仕様がないと思います。観客は戦闘シーンで盛り上がりたいだけなわけで、散々金かけて超特大セットでド派手にドカンドカンやった挙げ句、戦争は虚しい、とか説得力ないです。ゲームと同じですよ。
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この回答へのお礼

>個人的には、戦闘シーンがメインの「戦闘映画」は、性質上、どちらかの立場に立つのは仕様がないと思います。観客は戦闘シーンで盛り上がりたいだけなわけで、散々金かけて超特大セットでド派手にドカンドカンやった挙げ句、戦争は虚しい、とか説得力ないです。

回答を読んで納得してしまいました。「プライベートライアン」も「パールハーバー」もきっと、どちらかと言えば戦闘映画に入りますね。

灰とダイアモンドは以前からずっと見てみたと思っていて、まだ見ていません。
お勧めの作品教えてくださってありがとうございました。機会があれば是非見てみたいと思います。

お礼日時:2006/05/25 00:06

No18です。

あまりに正統を外れた映画ばかり挙げた気がして、再び書き込みます。あ、「U-571」「Uボート」「戦場にかける橋」は、この限りではありません。特に前の2つは戦闘シーンが主ですから。潜水艦の戦闘シーンって血は流れないけど、想像力を刺激して、後でうなされるくらい怖いから好き(笑)。
で、好きな映画。
「大脱走」
ナチスの捕虜収容所から逃げ出してやる! 一度や二度の失敗にはめげないぜ! という映画。戦闘シーンなし。娯楽大作です。よく考えると志半ばで死んでしまう主人公が多いのに、なぜか見終わったあと、元気がでる映画。
「ナヴァロンの嵐」&「ナヴァロンの要塞」
第二次大戦末期、連合軍を有利に導くため特殊工作部隊が編成された。そのメンバーがクセ者揃い。女ったらしの詐欺師、運動神経抜群の泥棒などなど。助っ人にギリシャ人のレジスタンスの闘士が加わって、密かに特殊作戦が開始されるが・・・・・・。世界的ベストセラー冒険小説の映画化作品。「七人の侍」が娯楽映画というのと同じ意味で娯楽大作。難しいこと考えずに楽しめますが、戦争の悲しさ、むなしさもきちんと描かれてます。

以上、3作品は理屈ぬきで楽しめます。
しかし、どれも昔の映画だな~。
あえて最近の映画を挙げるなら「プライベート」のほかに(プライベートは本当に傑作だと思う)メル・ギブソンの「ワンスアンドフォーエバー」。
ベトナム戦争もので、ま、かなりお涙ちょうだいではあるが、奥さんたちのシーンが良かった。わかってても泣けちゃうのよねー、こういう健気さ。

それと、嫌いな戦争映画も思いつきました。SFですけど「スターライトトゥルーパーズ」(うろ覚え)。相手が虫だからって、あそこまであからさまに
戦闘行為=「生命を奪うこと」を正義だと、何の疑問もなく力説されちゃうと反発感じる。SFとしてもデザイン全般、アイディア、ちっとも新しいとこないし。(好きな人、ごめんなさい)
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この回答へのお礼

再度の書きこみありがとうございます。

「大脱走」は私も好きです。実際にあった話をベースにして描かれているんですよね。勿論後半のバイクや飛行機を盗んで脱走するシーンはフィクションですが。敵側もゲシュタポと軍人(所長も軍人ですね)の違いが描かれているんですよね。当時のドイツは、皆が皆ヒトラーを崇拝していたと思っていたのですが、この映画が「そうではなかったんだ」と思うきっかけを与えてくれました。

お勧め映画・嫌いな映画をあげてくださってありがとうございました。お勧めは時間がある時に見てみたいと思います。

お礼日時:2006/05/24 23:51

日本の昭和23年の映画「蜂の巣の子供たち」


正確には戦後の戦災孤児の生活を描いた映画ですが、当時の子供達にとっては戦中も戦後も同じく苦難の道のりだったことがよくわかります。
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この回答へのお礼

戦後まもなくに作られた映画なんですね。
是非見てみたいです。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/24 23:26

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