プロが教えるわが家の防犯対策術!

私は銀河英雄伝説がかなり好きです。勧善懲悪でなく、人間のエゴやファシズムをいろいろな角度から、ある意味、痛快に捉えていることに共感します。
しかしながら銀河英雄伝説ファンと(コアな)あまり遭遇したことがありません。
ガンダムのファンはさすがに多いです。
私はガンダムは詳しくありませんが(シャアの時代しか知りません・・)作品としてすばらしいと思っています。
しかしながらまたまた不思議なことにガンダムと銀英伝ともどもの大ファンと言う方に出会ったことがありません。
どちらも、「地球」の未来ではありますが、あっさりと過去の遺物として地球を扱った銀英伝にくらべ、「地球」に縛られているガンダム(たしか田中芳樹氏がそのようなことを対談で言われたような)
別に優劣をお聞きしたいわけではなく、この両者の世界観の違いってなにかなぁと素朴に考えてしまいました。
単純にどちらに共感できますか?
また、どちらも大好き!!と言う方はいらっしゃいますか?私の周りにいらっしゃらないので・・。
どちらかと言うと、ガンダムファンの人は銀英伝には目もくれず・・と言うのが多いです。どうしてでしょう。ガンダムファンの方、銀英伝はお嫌いですか?
本当に断っておきますが、どちらもすばらしいと思っていますので、批判しているわけではないですよ。

A 回答 (8件)

ガンダムが初めて放送された時にはガンダムにはまり、銀河英雄伝説は衛星放送で全話録画して見ていました。


で、思うのですが・・・・
xvonxさんが言うように、地球の扱い方や物語の舞台となる時代の違いや
また登場する兵器や戦闘シーンの違いも、大きな要因だとは思います。
(前近代的な艦隊戦が主役の銀河英雄伝説と、日本アニメの王道であるロボット戦のガンダム)
ただ、それ以上にファン層が分かれる大きな違いは、やはり両者の主要登場人物の年齢とテーマにあるのではないでしょうか。
銀英伝の主要人物が、様々な世代(それでも十分平均年齢は若いのですが)の人々で構成されていて
しかも、腐敗した民主政治と理想的な君主による独裁政治の比較など、およそ通常のアニメでは扱わないような
テーマを扱っているうえ、超未来の話でありながら、その語り口はまるで歴史小説です。
そのまま18世紀のフランス革命の物語に変えても、全く違和感が無さそうな感じです。
しかも、登場人物達の価値観や政治的背景が非常に多岐にわたっているため
それを描くことに重点がおかれ、個人の複雑な感情(恋愛など)の機微まで描かれる部分はさほど多くありません。
その結果、軸となる二人の主役ですら、壮大な未来史の形成するための1ピースに過ぎない扱いとなっています。

対してガンダムの登場人物は、どのシリーズも10代の少年少女が中心であり
心ならずも参加した戦いの中で、日々葛藤し成長していく姿を描いた「青春物語」です。
おそらくガンダムファンは、そんな少年兵達の個人的な心の悩みなどに共感はしても
銀英伝のような普遍的なテーマには、さほど興味がわかないのだと思います。

あとガンダムは物語のスタート当初、地球連邦やジオンの組織の性格やサイドの経済構造など、
それほど詳しく描かれなかった部分も多く、その辺りの情報を補完する楽しみが
銀英伝に比べて遙かに多かったこともあるかもしれません。そういうの、好きな人いますから。
(銀英伝は既に作者の田中芳樹氏によって随分と描かれていたから、後から手の出せる部分が少なかったんじゃないかな)

なんて、仕事明けに長々と勝手に推測してみました。個人的には僕も銀河英雄伝説の方が面白かったクチです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とても共感できるお答えでした。
銀英は未来でありながら、そのまま歴史の復習のような物語であると感じながら見ています。歴史好きにははまる作品ですよね。
>(銀英伝は既に作者の田中芳樹氏によって随分と描かれていたから、後から手の出せる部分が少なかったんじゃないかな)
これにも1票ですね。

お礼日時:2006/05/19 22:41

ガンダムファンって 作品によってかなり層が違うような気がします。


若い方は銀英伝あまり知らないのでは?

私はどちらも大好きですよ。周り(年寄りばっかり……)にもそんな人多いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
銀英特有の「面白さ・味」は、たしかにある程度の年齢から分かってくるのかもしれませんね。
ガンダム(1st)も子供のときに見たときはただのロボット戦隊もの~みたいに感じていましたが、大人になって見直してみると、イデオロギーとか人間の性とかが分かったりしましたし・・。

お礼日時:2006/05/21 16:53

ガンダムファンです。


銀河英雄伝説、嫌いではありません。ただ、ガンダムほど好きにはなれないだけです。ガンダムを追っかけていくので手一杯で、とてもそちらまで手が回りません。嫌いではありません。

銀河~の方が話数が多い代わりに、ガンダムのほうは作品数が多いので、追っかける(いわゆる「オッカケ」ではありませんよ)方は大変なんです・・・。
ちなみに今、私は「ほとんどのガンダムゲーム、小説、OVA、プラモデルが守備範囲外」になっています。ホント、手一杯です・・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「ガンダムだけで手一杯」この答えは面白かったです。確かに私も銀英のOVAを揃えるのに大金を遣いました・・・・。
はまると、いろいろ揃えたくなるタイプだと自分で分かっているので、あえて踏み込まない領域を作っています。(ハリポタ・韓流)
お気持ちがよく分かりました!

お礼日時:2006/05/19 22:56

単純に、多くの人の目に止まっているから、ガンダムファンは多いのではないかと。



ガンダムは、商売に走りすぎかと思うほど続編(?)が次々と発表されていますので。
ロボット物でスパロボ等のゲームに扱いやすく、ガンプラ、フィギュアと原作以外のカテゴリーから
好きになる人が大半かと。
銀英伝の対戦アクションゲームは、ちょっと無理な気がしますよね?
ガンダムがメジャーなのは、「単純な格好良さ」があるからだと思います。

ガンダムを物語や人間ドラマから好きになる人、銀英伝をキャラ絵やメカから好きになる人、
どっちが多いでしょうか。
どちらも、一概に比べられない素晴らしい作品だと思います。

ちなみに僕はどちらも好きですが、ガンダムは1st以外はあんまり…
銀英伝で好きなシーンは、ジェシカの生き様でものの見事にハマり、自分への非難は
大人しく受けるユリアンが、ヤンの悪口になると途端に烈火のごとく怒り出すところです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
んん~皆様の分析はどれも鋭くて参考になります。
私も銀英好きといっても、ゲームの分野に入って自分で艦隊運用したり・・ってのはしていないです。
ガンガムはそういう面では多岐に渡って商売でき、知名度も抜群ですね。
ともかくどちらもすばらしい作品です。

お礼日時:2006/05/19 22:49

「銀河英雄伝説」は、とても素晴しい作品だと思います。


でも、「ガンダム」は、地球に縛られていると言ってますがそれは宇宙と地球を舞台にしている作品だからだと思います。まぁほとんどが地球だと思いますが宇宙も多いと思います。              ガンダムファンは、ガンダムのキャラクターや機体などそれぞれの魅力にはまっているから、「銀河英雄伝説」などには興味が無いんだろうと思います。それに銀河英雄伝説のファンは、銀河英雄伝説にはまっているからガンダムに興味が無いんだろうと思います。
ちなみに私はガンダムファンです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とても明快なお答えありがとうございました。
確かに何かにはまっているときに器用に別のものにはまるってのは少ないのかもしれませんね。

お礼日時:2006/05/19 22:32

私はどちらも好きですと言うか、銀河英雄伝説の作者 田中芳樹氏、ガンダムの原作者 富野由悠季氏の両者の作品の愛読者です。


田中芳樹氏の 《銀河... 10巻》《マヴァール年代記 3巻》《タイタニア 3巻》《アルスラーン戦記 11巻》その他
富野由悠季氏の 《オーラバトラー戦記 11巻》《リーンの翼 6巻》《機動戦士ガンダムシリーズ》
 
田中氏の作品は、RPG感覚で読む娯楽作品。富野氏の作品は、平和と愛をテーマにした、繰り返される人類永遠の物語。と思って読んでおります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
富野由悠季氏の作品てこんなにあるんですか。
ガンダムについても、アムロ・シャアの時代しか知りませんので比べながら読んだり見たりしたことはないです。でも両方知っていると、その違いも楽しめて良いですね。漠然と「何が違うのかなぁ・・」という疑問が皆さんのお答えで分かってきて、うれしくなってきました。

お礼日時:2006/05/19 22:31

大ファンというわけではありませんが、


銀英伝は未だに8巻で泣けますし(ヤン好きなもので)、
ガンダムのコアなファンとも語り合えます。

この二つはまず媒体が違いますよね。
銀英伝は小説が先でOVAにき、ガンダムはTVアニメから小説や映画など。
作り方が違うと表現や深さが変わってきますし、2作品はテーマやスケールも違います。
また、ガンダムは所謂ロボット物ですし、銀英伝は伝記物に近いですよね。

同じ「未来」で「宇宙で戦争」してってところをとると似ていそうですけど、
ジャンルというか、ターゲット層というか…かなり違うものですから、
ガンダムファンに銀英伝 ではなく、アルスラーンを勧めるのと同じくらい違和感があります。

それに、コアなファンだと、別ジャンルに同じくらいハマルというのは、あまりないんじゃないでしょうか。
決してガンダムファンの中に、銀英伝を読んだ・好きだという人がいないわけじゃないです。

ここまで書いて今更ですが「目もくれず」は「読んだが好きにならなかった」と「読むことをしない」のどちらでしょう。

ガンダムはシリーズ物でもあるわけですし、知名度や見やすさ(本は買うなり借りるなりしないといけないが、TV放映分はスイッチをいれたら見れるという意味で)も違います。
単純に「アニメは好きだけど小説は苦手」という場合も。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
「媒体」というのは説得力ありますね。
たしかTVで銀英は2期で終了したのって、スポンサーが問題だったとか・・ガンダムのように玩具メーカーがつきにくかったそうですよね。
ガンダムの知名度はものすごいですし・・。

お礼日時:2006/05/19 22:23

私の友達は、ガンダムも銀英も好きですよ。


どっちも好きッて言う人には、今までに2,3人は出会ったかな。

かく言う私は、銀英をそんなに面白いとは思いませんでした。
銀英は、スペースオペラなのでそういう物語が好きだったらハマリやすいのだけど、あんまりそういうのに興味が無いので惹かれないんですよね。
戦記としての面白さはあるけど、ガンダムのようにロボットがチャンバラするようなアクションであったりハッキリとした刺激や面白さが薄いので100話以上ある物語を見るのがしんどいです。

ガンダムはロボットアニメだけど銀英はスペースオペラだから趣向性が異なるので、ガンダムを見る人が必ずしも銀英を見ないというのが真相のような気もしますね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
>ガンダムはロボットアニメだけど銀英はスペースオペラだから趣向性が異なるので、ガンダムを見る人が必ずしも銀英を見ないというのが真相のような気もしますね。
なるほど・・私は確かに「物語」としての銀英にはまっていますね。小説は聖書のようなものだし。
ガンダムは映像あってのもの!ってカンジでしょうか。

お礼日時:2006/05/19 22:15

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!