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私の母は長年、関節水腫という病気に悩まされています。何度膝の水を抜いても、またすぐに溜まってしまうので、母は困り果てています。膝の痛みから吐き気をももよおすほどです。そこで皆様に一つ質問をさせていただきたいのです。範囲は日本全国で構いません、関節水腫を治療してくださる名医を探しています。水を抜くだけではもうどうにもならないので、手術も考えています。これ以上母の苦しむ姿を見たくありません。名医、良い病院をご存知の方がみえましたら、是非情報のご提供をよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

No.1です。



何らかの異常が見つかった場合ですが、ご指摘の通り、病態ごとに専門家は存在します。

ただ、頻度の高い疾患は専門家でなくても診療する機会が多いですから、必然的に知識も治療経験も豊富になってきますので、専門家を受診すべきかどうかは疾患の種類や担当医の得意分野にもよると思います。

変形性関節症や偽痛風であればほぼすべての整形外科医は標準的な治療ができます。骨壊死であれば手術治療以外では専門家にこだわる必要はないでしょう。関節リウマチも同様ですが、これらの診断には専門家の助けが必要になることがあります。腫瘍であれば専門家に任せるべきです。

一般的に整形外科医の得意分野は各関節(部位)ごとに分かれています。リウマチ、スポーツ整形、小児整形、骨軟部腫瘍は部位ごとに分けられませんが、これらの専門家でも、得意な関節(部位)というのがある事が多いですね(スポーツ整形の中でも肩が更に得意であるとか)。ですから、膝の病気は膝関節の専門家に任せるのが手っ取り早いです。

ただ、専門医を受診するべきかどうかは上記のように病態次第ですし、診断のためであっても現在の病院でどの程度検査が出来るかにもよりますので、一度現在の主治医とも相談されればよいと思います。専門医にかかったがよいと判断されれば適したところを紹介してくださると思います。
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この回答へのお礼

再度ご回答いただき、心より感謝いたします。
大変詳しく、丁寧なご回答をくださったので、
母も喜んでおります。
またご質問させていただくことがあるかもしれませんが、
その際はよろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/05/26 11:15

ご心配のことと存じます。



関節水腫とは俗に「関節に水が溜まる」と言う状態のことを指すもので、厳密には病名ではありません。従って、関節水腫の治療を行うに当たってはその水腫のたまる原因を突き止めること、すなわち、本当の意味で診断をつけることです。ただし、これは容易なことではありません。

一般的に関節水腫を起こす病態としては、変形性関節症があります。よく「膝の水を抜くとクセになるから抜かない方がよい」と仰る方がおられますが、これは迷信です。関節に水が溜まる原因が残っているから抜いてもまた水が溜まるのです。原因さえ落ち着けば何もしなくとも水は溜まらなくなります(よく風邪を引いたときの鼻水にたとえられます。鼻をかんでも鼻水はクセになりません。風邪が治れば鼻水も止まります)。ただ、変形性関節症の場合、痛みは動かなければそれほど強くないのが一般的です。ご質問者さまのように痛みが強い場合はそれ以外の病態を考慮する必要があります。

痛みが強いものとしては、特発性骨壊死、関節リウマチ、偽痛風、化膿性関節炎、腫瘍、などがあり得ます。診断方法はMRIや場合によっては手術的に膝の組織をとってきて調べないと分からないものもあります。

今まで特に精密検査をされてないのでしたら、もう一度原因を洗い直した方がよいかも知れません。受診科としては整形外科では膝関節専門か、リウマチ専門医がよいでしょう。

どうぞ、お大事にしてください。
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この回答へのお礼

大変詳しいご説明に心から感謝いたします。
「一回水を抜くとクセになる」という噂は私も聞いたことがあったのですが、今まで真相が分かりませんでした。しかし、今回この噂に関してもお答えを頂戴できたので、大変嬉しく思います。
また、母から関節に水が溜まるということしか聞いたことしかなかったので、てっきり関節水腫が病名だと思っていました。今回のご回答を受けて、後日母に精密検査を受けるように勧めたいと思います。

ここでもう一つお尋ねしたいのですが、精密検査をし、仮にご回答者様が挙げてくださった病気(突発性骨壊死、関節リウマチetc.)であるとの診断がくだされた場合、やはりその病気に精通した、有名なお医者様はみえるのでしょうか?それとも一般的な病院で治療すればよいのでしょうか?ご存知でしたら、ご回答いただけると大変有難いです。よろしくお願いいたします。

お礼日時:2006/05/23 10:13

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