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近世の綿工業では居坐機(イザリ機)から高機にとって変わったことで、生産量が上がったとされているそうなのですが、居坐機と高機とは何がどのように違ったことで生産量が上がったのでしょうか?

できれば参考文献やURLなども教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

質問は 
日本の歴史18 井上勝生「開国と幕末変革」
を参考にしています。

A 回答 (1件)

イザリ機


 織り手は足を前に出して床に座る
 経糸をピンと張るために完成した布部分を織り手の腰に結んで体を反らす
 単綜絖
 経糸の上下は足首に結んだ紐でコントロール
 緯糸を堅く打ち込むのに杼も使うため、杼が布幅以上と大きく重い

高機
 織り手は腰掛け
 完成した布部分を巻く機構「女巻き」がある、もう腰は使わない
 複綜絖
 経糸の上下は板を踏んでコントロール  
 緯糸を堅く打ち込むのに筬だけを使うため、杼が小さく軽い

イザリ機は全身を使った重労働で、とてもむずかしそうです。
 
永原慶二「新・木綿以前のこと」中公新書 に少し説明がありました。 
 

 

参考URL:http://www.yumeoribito.jp/know/kiso/01/01_6.html
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