天然をうたってる洗剤に界面活性剤とは？

赤ちゃんのおむつ洗いに、刺激はないけど洗浄力のあるもの、環境にもやさしいもの、ということである洗濯洗剤を買いました。
家に帰って成分の確認をすると、界面活性剤（２８％ぽリオキシエチレンアルキルエーテル）と書いてあり、発がん性物質と言われているラウリル硫酸ナトリウムまで入っていて驚きました。
でもその洗剤は、１００％天然原料！９９％以上が生分解されます、という感じの商品を売り文句にしているのです。

ラウリル～は天然なんですか？
界面活性剤の正体も一体なんなのですか？

No.5 ベストアンサー 回答者： Bubuca 回答日時： 2006/06/03 16:06

こんにちは

ラウリルはラウリルアルコールのことで、ヤシ油が主な原料です。
炭素が１２個つながっていますから、お酒のエチルアルコールの６倍、
長さを計れば４倍くらいのものです。

ラウリル硫酸ナトリウムはLD50（ラットの経口急性毒性で）が2g/kgくらい
と言われています。食塩が3.8g/kgくらい、砂糖が20g/kgくらいです。
人間の代謝能力はラットよりも強いですから、もっと多いかもしれませんが、
体重60kgのひとが120gの純粋なラウリル硫酸ナトリウムを飲み込んだら、
その場で吐いて、ちょっと入院して終わると思います。
飲み込んだものも、あまり吸収されないと思います。
おむつ洗いの安全性に経口毒性を出すのもちょっと変ですかね（笑）

ラウリル硫酸ナトリウムに発がん性があるというきちんとしたデータを見た
ことがないので何とも言えませんが、企業や国が明確な発がん物質と知って
いながら化粧品に使う、使用を許可することはないと思います。化粧品の原
料としては天然物以外すべて許可されたものしか使えないと記憶してます。

また、発がん性あり、毒性ありというデータを作ろうと思えば水でも危険な物質になると思います。

ポリオキシアルキルエーテルはポリエチレングリコールとアルコールがつな
がったもので、アルコールの種類によって自然界での分解のスピードが変わりますが、必ず分解されるものです。

「界面活性剤」とは機能からつけた名前で、簡単に言えば２つのものを混ぜ
合わせる機能があるものと言う意味です。水と油と洗剤みたいな例がわかりやすい
かと思います。古くは植物性サポニンや場の土（脂肪酸石けん）があります。

人間の体の中にも界面活性剤として働く物質がたくさんあるので、命を維持
することができています。

名前が仰々しいと危険なイメージができてしまうのかもしれませんが、
権威を大切にする人ほど仰々しい名前をつける傾向がある気がします。

わたしのような頭の固い、説明の下手な人間が回答すると、余計に
変なことになってしまわないか、ちょっと心配してます。
一言で表現するなら、お買いになった製品は赤ちゃんに使っても大丈夫ですよ、
できれば飲み込まないようにするほうがいいです、という程度です。

この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりすみません。
詳しい説明ありがとうございます。回答を拝見し、少しは安心して使う事ができています。
ありがとうございました。

お礼日時：2006/08/31 04:28

No.6 回答者： mirukuhaiiko 回答日時： 2006/06/03 18:08

石鹸も界面活性剤です、界面活性の特製を持たないと汚れが落とせません。

石鹸は、脂肪酸カリウムと脂肪酸カルシウムの２種類しかなく、それ以外は合成洗剤です。

環境にやさしいかどうかは、実験の内容にも条件にもよります。

合成洗剤と石鹸の違いはここをどうぞ。
よくある質問の中からいけますよ。

参考URL：http://www.taiyo-yushi.co.jp/

No.4 回答者： TOMOON 回答日時： 2006/06/03 15:33

「“洗浄成分”の●●％は天然成分で…」と宣伝してると思います。

洗浄以外の便利な機能…泡立ちやすい、すすぎやすい、溶けやすい、良い香り…などは、天然以外のものも多いのかもしれません。

界面活性剤は水と油を混ぜるためのもので、原料はいろいろ…だったかな？

あまり原料に過敏になっても、子育ての最中はストレスがたまりそう…。
どこかで折り合いをつけて、使いやすいものを使ってください。
使い方にコツが要りますが、結局は石けんが便利でコストパフォーマンスもいいかもしれませんね。

No.3 回答者： K-1 回答日時： 2006/06/02 13:17

環境にやさしい＝人間にやさしいではありません。

＞１００％天然原料！９９％以上が生分解されます
多分、肌にも優しいとかは書かれていないんじゃないでしょうか。
天然成分だから安全ではありません。
自然界にだって毒物はいくらでもあります。

No.2 回答者： ll0157 回答日時： 2006/06/02 11:12

赤ちゃんに使う洗剤は気を使いますよね。

洗剤という表示のものは有害です。
界面活性剤は検索して調べてみましょう。

赤ちゃんには昔からある浴用石鹸が良いです
手洗いの洗濯も、シャンプーもこれひとつで出来ます。
私が小さいころはシャンプーはまだ出来てなかったので
洗濯石鹸で父は私の髪を洗ってくれました。
石鹸で衣類を洗うと少し独特のにおいがありますが
安心です。

ちなみに石鹸は水で溶いて便秘の時に浣腸として使えます、
でも、洗剤は体内に入れると危険ですから、そん使い方はできません。

シャボン玉は飲み込んでも良い石鹸で作りましょう・・・
洗剤ですると大きく膨らみますが、飲み込まないように注意が必要です

石鹸は動植物の油から作られてるので、少しぐらいなら食べても大丈夫。
洗剤は石油から作られてるので、食べられません・・・

この回答へのお礼

お礼が大変遅くなり申し訳ありません。
普段は石けんで洗濯しています。
でも、おむつがフリースの素材でして、撥水を避けるためやむを得ず、だったのでした。

シャボン玉遊びが出来るようになったら、ll0157さんの言葉を思い出します、
ありがとうございました。

お礼日時：2006/08/31 04:32

No.1 回答者： kyofu-chan 回答日時： 2006/06/02 10:47

ラウリル硫酸ナトリウム (SDS) は歯磨きペーストにも入っています。

一般に、洗剤＝界面活性剤です (英語では、化学分野の人が surfactant (界面活性剤) のことを detergent (洗剤) とわざわざ言い直すこともあります)。

この回答へのお礼

歯磨きにも使われているのは知っていました。
できるだけ入っていないものを選んでいます。簡単に吸収しそうで・・・。
お礼が大変遅くなり申し訳ありません。

お礼日時：2006/08/31 04:29