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将棋の囲いで、「左美濃」と「天守閣美濃」がありますが

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E6%BF%83% …

今話題のウィキペディアで調べたのですが、こちらに書かれている通りで合っているのでしょうか?

A 回答 (2件)

ちょっと違和感を覚えます。


しかし、こういった名称は時の流れや地域によって影響を受けます。
正直な話、それでも話は通ってしまうので白黒はつけられないと思います。

さて、天守閣美濃ですが、▲86歩を突いて▲87玉と角の頭に移動し、
そこから美濃囲いを構築します。
出現した当初は珍しい形だったので、天守閣美濃と別名を冠していました。

天守閣美濃の発想は堅い囲いですから、次は右銀を77に移動します。
やはり天守閣美濃の原典はこの4枚で組んだ形にするべきだと思います。

天守閣美濃を更に発展させるには▲66歩を突いて▲67金と上がります。
事実上、この形が最強といわれています。
上部に厚く、横からの攻めは87の位置が一路遠いというわけです。

なお、ウィキペディアの解説の4枚美濃は銀冠とよぶのが普通です。
天守閣美濃からだと▲98玉としてから目指すことになりますが、
実は天守閣美濃から銀冠にするのは組み過ぎでよくないとされます。
87玉の形より一段下に落ちてきた98玉の方が詰めろがかかり易いようです。
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「左美濃」は「左高美濃」じゃないかっていうんでしょうか。

左右逆にすると、確かに「美濃」じゃなくて「高美濃」の形です。
でも、左には角がいるので、美濃囲いの様に、金を58に置いておくと、相手銀に角頭に進出され、あっという間に敗勢になります。なので、それを防がないと囲いじゃないので、右金は高美濃の位置に上がります。
左普通美濃囲いは囲いじゃないんですね。棒銀の銀を玉に換えたような、玉が裁けた瞬間に負けの自殺手段。なので、左美濃囲いは高美濃が必須ですので左高美濃といわずに、単に左美濃囲いといいます。
もうひとつの天守閣美濃というのは、高橋九段がA級で活躍されていた頃の戦法で、攻略法が見つかるまでは優秀な戦法でしたが、攻略法が見つかってしまっている現在は誰も指さないので、聞きなれない戦法になっているんだと思います。
蛇足でいうと金銀4枚の美濃囲いはプロ同士では相手に一方的に攻め込まれてしまいますので、現在のプロは指しません。将棋が一方的になった後に、守って相手の攻めを切らして勝ちって形勢になった後に現れる可能性はありますが、互角の形勢でプロが目指す囲いではありません。
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この回答へのお礼

皆さん回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/06/10 16:24

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