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現在は不況だ、不況だといわれますが、GDPはあのバブルのときを上回っています。いったいこれはどういうことなのでしょうか?GDPが景気の尺度としてだめなのでしょうか?バブルのときもほんとは物価が高いだけでみな幸せではなかったのでしょうか?アメリカにほんとの富をすいとられているからでしょうか? なぜなのでしょうか? こんないい加減な指標のGDPが 1%かそこらあがったり下がったりするだけで一喜一憂するのはどんな意味があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

景気・不景気をどのように判断するかの基準は、人により様々です。


GDPという尺度もそのうちの一つに過ぎません。商売を行っている人は売上が伸びない或いは儲けが減っているという尺度でしょうし、サラリーマンは年収が増えていない或いは減っているという尺度である場合も多いと思います。

>こんないい加減な指標のGDPが 1%かそこらあがったり下がったりするだけで一喜一憂するのはどんな意味があるのでしょうか?

http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt34/20010816diii014 …
上記はニュース記事ですが、政府は年度毎のGDP成長率(以下GDP)の目標或いは見通しを年初や機会があることに発表しています。政府が毎年目標設定している以上、マスコミ報道としては目標を上回ったか下回ったということを基準として政府が責務を果たしているかどうかの判断を論ずる傾向にあると思います(政府の通信簿的な役割)。このため、景気の尺度としてGDPが最もポピュラーなものとして定着したと考えています。

同じ政府内でも景気尺度として以下のようなものもあります。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt34/20010816diii014 …
この景気動向指数が3ヶ月連続で50%を上回れば好景気、逆に3ヶ月連続で50%を下回れば不景気という認識基準があります。

何故このような尺度も設けられているかは、GDPのデメリットを補完するためだと思います。2001年10月~12月のGDPの速報値の発表は2002年3月上旬であるように約3ヶ月遅れでの現状認識を行う形となっています。景気減速しているとして3ヶ月も有効な政策が打ち出されないことは問題になると考えています。

完全失業率も重要な景気指標に間違いありませんが、景気動向指数の項目の中では遅行指数に属します。GDP同様にこちらを基準に政府の政策を判断することは後手を踏む可能性がありますので、完全失業率或いは有効求人倍率が悪化しないようにより先行する指標を注視していると思います。どちらかと言えば、好景気・不景気の最終確認として存在している指標と認識しています。

ご質問の主旨から外れますが、GDPがゼロで低失業率を実現するためにはより社会主義的な政策が選択される必要があると思います。
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景気の良し悪しは、GDPなどの絶対レベルではなくて、(例えば一年前に)比べて増えているか、減っているかが問題です。

実際、GDPが今から10年前のレベルにいきなり落ち込んだら、失業者の数は、今の程度じゃ到底すまないでしょう。それは設備投資等々、現実の社会が「バブル以降も僅かに伸びてきた需要に合わせて」できているからです。

GDPの増減で見るのは、それが一番総合的でかつわかりやすい、と思っているからだけで、例えば「GDPの成長率がゼロ%でも、失業率は1%」ってな状況がもしありうるんなら、別にGDPを気にしないんじゃないですか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。やはりそうですか。景気を直感的に現すのに一番よい指標は、失業率ということなのですね。

お礼日時:2002/02/24 14:37

経済のことについて興味がおありでしたら下記URLをご覧になって下さい。



参考URL:http://www.amy.hi-ho.ne.jp/umemura/
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この回答へのお礼

資料をありがとうございます。しかし、できれば私の疑問に一言だけでよいですから、shimittoさまの個人的なお答えをいただきたいのですが。

お礼日時:2002/02/24 14:39

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