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回転寿司に関してのつまらない疑問です。

回転寿司店の値段設定は、1皿2貫、100円から、というのがほぼスタンダードだと思います。いつも自分が食べるのは7~8皿=約15貫ですが、他のネタも食べたいのに満腹になってしまうときもあります。

そこで、1皿1貫50円(あるいは1皿2種類2貫100円でも)という店がない、あったとしてもメジャーになっていないのはなぜかという疑問が湧いた次第です。そのような店があるなら、おなじ品質で1皿55円だとしても行きたいところですが、そうはできない事情などがあるのでしょうか。

皿がかさんでしまう、在庫管理が難しくなりそう、客の回転が落ちて利益率が低下しそう、などの理由は考えてみるのですが、仮に正解だったとしても憶測でしかありませんし、自分の想像の及ばない決定的な理由があるのかもしれません。

「1皿1貫50円から」という回転寿司店を見かけないのは、それほどメリットがないからか、デメリットが大きすぎるからか。あるいはたんに店側の盲点になっているだけなのか。回転寿司店の特性という観点、寿司文化からの観点、マーケティング面からの観点、どんな方面からでも結構です。これだ! という分析がありましたら、ご教示ください。

(※「うちの地域は1皿50円が当たり前!」という実例もお待ちしてしております)

A 回答 (9件)

昔の握りずしはおにぎりみたいな大きさ(40~50gでこれを一貫といっていました)で、女性や子どもでは食べにくかったようで、握りを半分に切ったものを出したそうです、なので握り二つで1貫が普通でしたが、昭和初期に東京の江戸前寿司店のどこかが、江戸時代の最初の握り方で、一貫(通常2個出しをして一貫だったので、分量としては間違いではない)として出したものが、誤解を受けそのままになったそうです、それ以前の文献にも半貫(握り1個)だけ出した記録は無いようです。


近年ではマスコミなどで握り一つを一貫とレポートしたりしますので益々誤解が増えていくことになりました。
分量によっては握り3個で一貫というお店もあります(回転寿司では無いですが)
ちなみに昔のすし屋(握り)は、寿司そのもので腹を満たすというよりは、小腹空いたときにつまむものでした。
箱寿司や押し寿司、チラシはまた別です。

なので、ただ単に習慣として、一皿2個(1貫)で出しているだけではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

やはり1個を1貫と書いたのはまずかったみたいですね。私自身鈍感すぎたようです。No.4さまのお礼にも書きましたが、ここで「貫」と「個」は切り離せない問題だったのですね。

1貫があくまで最低単位で、それより小さい1個=半貫は考えられていない、というのが今のところの方向性ですね。

慣習というのは根強いもののようです。

お礼日時:2006/07/12 13:46

前の回答者さんたちが素晴しい回答をしていますので、蛇足ながら視点を変えて回答します。



最近は店によっては「一皿2種盛り」などのメニューもありますね。
回転すし大手の「平録寿司」で季節ネタの2貫盛りや5貫盛りがあって、1皿で多くの味を楽しめます。


さて、何故2個をセットで出すかという点についてですが、貫が飯の量を表す単位だという点は既に指摘されてますが、では何故それが寿司の単位として定着したのか個人的に推測してみました。

推測1 
握り寿司は江戸時代に『手軽な大衆食』つまり現代で言うところのファーストフードとして発展したという歴史があります。
つまり、その客層には多くの肉体労働者が含まれており、そういった顧客の「質より量」的なニーズに合わせて2個をセットになったのではないかという事ではないでしょうか。
また江戸っ子の気質として
「ちまちま1個ずつ握ってんじゃねぇ。こちとら腹減ってんだ、2個ずつまとめて握りやがれ!」
という風潮があったとしても不思議じゃないと思います。

推測2
寿司というのは1つだと結構小さい食べ物ですよね。
それが1つずつですと味わう前に飲み込んだりしてしまいます。
寿司というものは本来は『良く噛まずに喉越しを楽しむ』食べ方が粋であり通というものなのです。
そういう食べ方がしやすいようにあの大きさになっているんです。
つまり、喉越しを優先した結果、ゆっくり味わえないので、もう1つ食べる事で味わいの不足分を補おうというものです。
この『良く噛まずに喉越しを楽しむ』という食べ方、実に江戸っ子らしくは無いでしょうか?
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この回答へのお礼

楽しい分析ありがとうございます。そういえばにぎり寿司は、きわめて雑駁に言ってしまえば「江戸前寿司」なんですよね。

地方出身のわたしには「江戸っ子らしさ」というものが身体感覚として理解しづらいのですが、なるほど、と思わせていただきました。

地方それぞれの特性といったものは無視できませんし、上方から握りが発展していったとしたら、あるいは現状も違ったものになっていたかもしれませんね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/16 15:21

>一皿一貫50円



一皿に一個50円のことでしょうか。

いずれにしても好きだから回転しているところから選ぶのに、一貫(2個)ではなく一個だけしか乗っていなかったら、いちいちまたもう一皿とるのが面倒です。
お皿に一個しか乗っていなかったら、常に回っているすしも半分の量になってしまいます。
地価の高い東京ではそれでは無理です。

また、お皿を洗う手間が2倍になります。

さらに、たべたあとに皿の色で数えるときにひとつだけ100円未満があると間違えやすいです。
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この回答へのお礼

bandaisan様のように、「1皿1個」を求めていない人もいるということは重要ですね。そう、当然「需要がない」も理由としてありうるわけです。

コストが高くなりそうだということは予想できたのですが、

>常に回っているすしも半分の量になってしまいます。
地価の高い東京ではそれでは無理です。

というのは新鮮でした。ペイロード(とは違うか)の問題は重要だと思います。

質問文に書いたとおり、わたし個人としてはそのコストを吸収するための少々の値上げだったら受け入れるつもりなんですが、そこまでの需要は期待できないかもしれません。

そのあたりの関係も興味深いところです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/13 10:36

回転でなく、カウンターで握ってくれる所に


行った時、当然のように2個ずつ出てきました。

でも途中で値段が1個の値段だという事を知り
びっくりしたことがあります。
中トロ2000円と書いてあったので頼んだら
実は1貫=2個で4000円だった。。。

握る人に「2個の値段じゃないの!?」って聞いたら
1個だけでも握りますよと言うので
それ以降は1個ずついろんな種類を握ってもらいましたよ。

自分もちょっとずついろんな種類を食べたい派なので、
お店によっては対応してくれるんじゃないでしょうか・・
その店の場合最低単位が1個だったので大丈夫だったのかも知れませんが。。
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この回答へのお礼

1個の値段を書いていても、やっぱり何も言われなければ2個=1貫で握るわけですか(しかし2000円と思っていたのに4000円はびっくりですね)。

それにしても、途中から対応してもらえてよかったですね。しかし回転寿司店では無理かな……。「100円のネタ1つずつ、合計2つで100円にして」なんて、言っている人を見たことがありません(かく言う私も頼んだことがありません)。

それはともかく、この体験談からしても、寿司は基本的に1貫から、という感覚が強いことが想像できます。やはり「そういうもの」なのかもしれませんね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/13 10:27

元々、回らないすし屋でも、カウンターで頼むと1種類2貫出てきます。


私も違うの2種類一皿にしてくれないかな? と思ったことはあるのですが、現実問題として、何と何を組み合わせるか? ということになり、リクエストに答えると収集が着かなくなってしまうのではないでしょうか?

私なりの解決法としては、二人で行って、1貫ずつシェアして食べる、ということですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>回らないすし屋でも、カウンターで頼むと1種類2貫出てきます。

そうでしたか……久しく行っていないもので、忘れてしまいましたが、言われてみればそうだったような気もします。回転寿司特有の話でもなさそうですね。

「シェア」はわたしもよくやります。あまり行儀のよい行為ではないと分かっていても、いろいろ食べたい欲望には勝てず、ですね。

お礼日時:2006/07/12 13:38

つっこみを…。



通常握りは、2個で1貫です。

寿司を数えるときの「貫」は、個数の単位ではなく、分量の単位です。
地方によっては、3個で1貫というところもあるらしいです。
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この回答へのお礼

ご指摘ありがとうございます。1貫≠1個ということを知らなかったわけではないのですが、すでに1貫=1個という数え方も十分浸透してきたと感じており、仕事(校閲者をやっております)の上でもOKという感覚でいたので、このような質問文になってしまいました。

しかしこの問題を考えるときには、雑にしてはいけない要素のようですね。認識が甘かったと反省しております。

質問文の「貫」は「個」に訂正いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/12 13:32

地域とか年代(?)で認識が違うのかもしれませんが


私(関東出身・30代)は1貫=2個という認識を少々の頃からもっておりました。
ですので回転寿司の1皿=1貫=2個。
間違ってたらすみません。
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この回答へのお礼

いただいた回答の連なりを見ていると、やはり1貫=2個という由来は大きいのかもしれませんね。となると慣習が強く影響していることは理由の一つとして十分ありそうです。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/12 13:26

昔のにぎり寿司はでかかった。

で、食べやすいように半分の大きさにして
2貫でセットになったという説があります。

また100円寿司の場合、ネタによっては1皿1貫で100円と言うところもあります。
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この回答へのお礼

確かに大トロなどは1個のみで出てきたりしますね。それを赤身マグロまでに拡張できないものか……。

とはいえ、もともとのなりたちの一端は分かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/12 13:21

自動寿司にぎり機がら1皿2個づつ出てくるからでないでしょうか?



うちの近所の店だけかも。

参考URL:http://isn-net.com/ishino-main32.html
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この回答へのお礼

参考URL、見させていただきました。すごい機械があったものですね。どのように作られるのか見てみたいです。

わたしがよく行く店は人が握っているんですよね……あるいは人がそうだから機械も一気に2個なのか。悩ましいところです。

ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/12 13:19

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