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昨日ジャズについての質問をしたものです・・・。ジャズの特徴として「スウィングノート」「ブルーノート」などがある、というのを見ました。その中の「ブルーノート」とはどういった音階(?)のことなのでしょう?調べてみてもよく理解できませんでした。

A 回答 (6件)

素人的考察で再び。



ジャズ(ブルース)の類(たぐい)は、アフリカから連れてこられた黒人達が、自分達の音楽を西洋音階の中に開花した物だと思って居る方達が多いのですが、この考え方は逆で、彼らは西洋音階を取り入れようと努力したのですが、そこは、持って生まれた素地が西洋音階を奏でる中でどうしても出て仕舞う傾向が←例えば二胡←「胡弓とは違います」で西洋音階を奏でても、あの、何とも受け入れがたい癖(技巧?)の節回しが現れてしまいます。

別の例ですと「直接音楽とは関係有りませんが」彼らには彼らの宗教が有ったにも拘わらず、自分達を虐げている人種の神を受け入れてゴスペルなどと言う西洋音階で祈りを捧げ救いを求めていたのですが、本来人間は最も過酷な悲惨な時こそ、自分(人種)達の神に救いの手を求める物です。
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さて、西洋音階の事を離れて身近な例題を…

東北方面の民謡を、純粋な関東人が幾ら上手に演じても、東北人には成れません。(発音のみならず節回しにしても)東北人独特の持ち味が有るのですが、←此れを「関東人の偉い学者」が、体系的な分析をして見ても肝心な東北人の心を理解する事は100年を経ても無理。東北民謡を分析解説するのには。やはり血の中に東北人の素地が必要です。
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では、日本人が「ジャズ」を演奏するには、どうしたら良いか、それには、二胡で日本の音楽を演奏する時、如何に、日本人の耳(心)に馴染むかと言う事を念頭に置いて演奏(中国人は、日本人には成りきれないけど)する以外に無いと思います。
ジャズも同じで、日本人、或いは、西洋人が解説する音楽理論から、離れて、黒人自身が歌う(演奏する)曲を沢山聴いてそこから学ぶ以外には真のジャズは演奏で出来ないと思います。
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こんにちわ


すごいブルースの哲学論で盛り上がっちゃいましたですね^^;

私はジャズのファンなので、「ジャズが聴きたいのでブルースを教えて下さい系」の説明を求められた質問に回答参加させていただくと、必ずブラックミュージックレビュー系のみなさんに吊るし上げられてしまうんですが、どうか同じ兄弟だと思って仲良くしてくださいませm(__)m

質問者さんが引いてしまうと元も子も無いのですこし翻訳しますと、「四半音」(しはんおん)という鍵盤楽器にはない「ビミョー」な音、つまり、ほんとうに黒人が貧乏で歌声と一番安く手に入りやすかった楽器のギター伴奏だけで演奏するブルースが本物のブルースであって、ピアノが登場するようになったらもうブルースは死んでしまった…と多くの根強いファンがお嘆きの筋金入りのブルースもまだまだ21世紀でも大変人気ですので、そういう場合には「ジャズのブルースはもう全然ブルースではなく、根本から間違っている!」ということになっています。

おんなじ「ブルース」どうしで、どうしてそういうことになっちゃったのか??
これがとても質問者さんには不思議だと思うんですが、黒人が奴隷生活のなげきを主なテーマとして歌われていたのが本当のブルースですが、ジャズは実は黒人音楽でありながら、「もう差別はいやだから、身も心も少しでも白人っぽく変身したい願望」が原動力となって枝分かれして進歩していったちょっと特殊な音楽なんです。

situmonn さん、全く初心者の質問者さんにはこんな感じの説明でよろしいでしょうか?
(まずかったらどうかまた助けて下さいませ♪)

そうすると「ジャズの特徴としての「ブルーノート」」となると、もうギターをひゅいーん、とチョーキングさせる人々はすっかり減ってしまい、(せっかくちゃんとした微妙な音が出せる構造の楽器であるギターや管楽器を使っているにもかかわらず)少しでも西洋音楽的に正しい弾き方をする人のほうが尊敬されるようになってしまいました…
(良いことだったのか悪いことだったのかこれも議論になると必ず大げんかになってしまうのが悩みのタネですが、いろんな主義主張があっておもしろいよね、程度に受け止めていただくといいと思います^^)

> > >キーボードではそういう音が無いので、Cメジャーの場合はレ♯とミを一緒に弾いたり、隣同士の音として弾きます
> > ↑此れは初めて聞きましたが、1オクターブ=1200セントもの表示(表現)が有っても尚、微妙な表現なのだと言いたいのでは無いかと感じました

そうですね!
thepianoman 先生はハンドルネームからお伺いした限りではピアノの先生かと思いますので、多分1940年代から活躍したセロニアス・モンクという黒人のジャズピアニストの特殊な演奏方法を例に指してご説明されたのではないかな?と私は思っていました。
(先生、さてそのココロはいかがでしょうか?)
ちょっとムズカシ調になってしまいましたので、大喜利風に丸めてみました^^
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こんにちは。


素人の私が割り込める場所では無い事はわかって居ますが…
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ANo.2さん が載せたURLへは何故か私の所からは入れ無いので、↓の二つのURLも見てください。
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http://www3.ocn.ne.jp/~b-winds/gakuten/scale/sca …

ご覧のように、メジャー・スケールの3番目と7番目の音を半音下げたものでありまするが、実は、正確に半音というわけではございませぬ。一般的には4分の3音下げますです。というよりは、その下の音を4分の1音上げる、というほうがギターなどを弾いている方はお馴染みだと思いますです。
つまり「クウォーター・チョ-キング」と
いうやつです。つまり平均律ではございませんです。このあたりからも、これが何らかの民族音楽の音階を基としていることがわかりまする。5番目の音を下げたヤツは、ブルー・ノートではございませんが、ブルー・ノートといっしょに使われることが多いでやんす。

 一応、音も確認してみますが、これは平均律での響きであります。ピアノなどの鍵盤では正確な音は出せませ
ぬ。シンセならピッチベンドを使えば可能であります。また、別にこの響きはスケールの響きではありませぬ。ただ、メジャー・スケールの隙間にブルー・ノートなどを入れただけでございます
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http://www.cmo.jp/users/plainliving/kudoi/kudo7. …
「ブルーノートスケール」なんてモノは
この世に存在しません
具体的に言うと
3度と7度がビミョーにずり下がっている
状態です。
あくまで「ビミョー」です。半音とかそういう単位ではないのです。
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ANo.2さんの書き込みの中で
>キーボードではそういう音が無いので、Cメジャーの場合はレ♯とミを一緒に弾いたり、隣同士の音として弾きます
↑此れは初めて聞きましたが、1オクターブ=1200セントもの表示(表現)が有っても尚、微妙な表現なのだと言いたいのでは無いかと感じました。
ジャズ(ブルースなども)に限りませんが、ファドとか日本の民謡などでも1200セントでは表現出来ない味が聴く側を陶酔させて居るのでは無いかと勝手に思うのですが…
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こんにちわ



わたしはジャズの歴史を勉強している者です。
先のご投稿拝見させていただきました^^

ウィキペディアに「スウィングノート」という単語が書かれてあるんですね!
私は25年ぐらいジャズの勉強をしてきたのですが21世紀になってから不勉強ですので、もしかすると21世紀になってから発明された新しい単語なのかもしれないですね…??
(20世紀中にはスウィングノートという単語はありませんでした…)

「ブルーノート」については、ジャズの初期から非常に重要な「ジャズ的な音楽要素」として有名な特徴ですが、これは「一般論」と「個人個人がつきつめて自分がそう思う論理」とで大きな差があります。

日本人ピアニストで今は古い種類のスタイルから何でも演奏してくれる山下洋輔さんは、若い頃はフリージャズ専門のピアニストでした。
この人が学生の時「ブルーノートとは果たして一体何であるか?」というテーマで大学の卒業論文を書いたことが、1960年代当時の日本ではジャズ評論界あげての画期的な大研究だと絶賛されました。(40年ぐらい昔の話しですので…)
その論文の全文私も読んだことが無いのですが、要旨としては「全部の音がブルーノートに成り得る」というものだということを、20世紀ジャズ評論界の大御所でした故油井正一先生が盛んに伝播普及につとめておられました。

#1のかたのアドバイスは山下洋輔論よりも、もっとつきつめたブルーノート論になると思います^^

…ところで、これらの「個人的につきつめたブルーノート論」ではなくて、「ごくふつうにブルーノート」と言った時の世界共通の一般的なルールは、次のようになっています。

長調で、
どれみふぁそらし(ど)
…と7つ(8つ)順に鳴らす音階の中で、3番目と7番目の音
つまり「み」と「し」の音がフラットすることで、「独特のジャズ的雰囲気」が出るムード作りの音
…のことをブルーノートと「ふつうに」呼んでいます。

この二つのフラットする音は、最も古いブルースからずっと続いている歴史のあるブルーノートです。

ここで普通じゃないもうひとつの(第三のブルーノート)として知られるのが、「5番目の音(そ)」もフラットする、という1940年代中期以降の「モダンジャズ」といわれるジャズで増えた新しいブルーノートです。
(このことを単独で「フラッテッド・フィフス」とも呼ばれています)

…これがつきつめられて、哲学上ひとによっては個人的に「どんな音でも…論」になっていく、と受け止めればよいと思います。

ここで大切なのは、「ブルーノート」が「ジャズ的な重大要素」になるのは、「ブルーノート単独」ではなくて、あくまで「普通の長音階(どれみふぁそらしど)」とセットになっていないと機能を果たさない、という点に注目してみてください。
そうでないと、2つ(または3つ、または全部…?)の音がフラットしたことによる「ジャズっぽい効果」なのかどうかがわからない状態になってしまうことを感じ取っていただけましたら、このご質問をされた成果がおおいに期待できます!

どれみふぁそらしど♪
と一度音符をなぞったその後で、
どれみ(フラット)ふぁそらし(フラット)ど♪
ともう一度楽器を鳴らす(または歌う)ようにしてみて下さい。

最初の一回目でお上品なクラシック風のよい子の雰囲気がすると思います。
二度目には、ちょっとひねくれたようなジャズ風のワルっぽい雰囲気がすると思います。
ところが、
み(フラット)し(フラット)の二音ばかりを交互に鳴らしても特に何も感じないと思います。

これがブルーノートは単独では機能できない、という「一般論」上での重要なポイントです。
(哲学的にすごくつきつめた論になると、何でもありになりそうなのですが…)

どうぞあまり哲学上のムズカシイ論は抜きにして、フィーリングだけで、ジャズ独特のフィーリングを感じ取っていただけたら、楽しく学べると思いますのでお試しになってみて下さい。
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ブルーノートは、♯2nd と 3rd の間の音です。

Cメジャーなら、レ#とミの間の音となります。

キーボードではそういう音が無いので、Cメジャーの場合はレ♯とミを一緒に弾いたり、隣同士の音として弾きます。

ブルーノート・スケールは下の通りです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB% …
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12の音階の、さらに中間の音のことです。

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