アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 進学塾でなく普通の学習塾でも学校でやっているところよりかなり先を学習している傾向があるように思うのですが、これは意図的に「予習」に重点を置いているというということでしょうか。それとも同じ教材を教えていても行事などで授業の抜ける学校と違い、計画的にどんどん先に進める塾の特性なのでしょうか?
 また、学校で教えるのを待って、塾でフォローするというスタイルの塾もありますか?

A 回答 (3件)

元塾講師です。


(以下は、一つの教育観として投稿します。)

教えるのは、復習より予習の方が簡単ということがあります。どう簡単かといいますと、生徒が食いつき易いということです。新しいこと、知らないことを教えるので、誰一人「それは知っている」ということはありません。適当に教えたとしても、生徒としては「何か教わった」、講師としては「何か教えた」、と両者ともそこそこの充実感が得られます。

また、塾側としても、学校の授業の進みに合わせるよりも、塾としてどんどん進んでしまったほうが、やりやすいという背景があります。集団塾の場合、複数の学校から生徒が来ますので。


ただ、No.2さんのお話の通り、新しいことを教えることにかけては、平均的にはやはり学校教員の方が優れているのだと、私は思います。(もちろん、経験の足りない学校教員、経験豊富な塾講師はいます。)
また、教育の指導スキル以外に、指導に費やせる時間が、学校の方が大幅にあります。ですので、「興味」を呼び覚ますためには、学校で新しいことを学ぶ方がいいと思います。(「すでに知っている」という感覚だと、塾で適当なことを教わり、学校で優れたことを教わったとしても、興味はあまり起き無いと思われます。)

予習する全ての塾が悪いとは言いませんが、わたしは、復習させる塾の方が、生徒にとっては意味があると思います。それだけ、生徒個人に合わせていると言えますので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ていねいなお答え、ありがとうございました。学校であれ塾であれ、生徒にとって初めての内容を教えるのが「教えがい」であり生徒にとっての「習いがい」となるわけですね。一方復習を工夫して、学習内容を整理し定着させるのも教える側の力量を問われる部分ですね。塾と学校がうまく住み分けできたらいいですね。

お礼日時:2006/08/13 19:04

塾講師経験者です。


塾の基本は予習です。学校が4月に始まるのに対して、塾の新学年の募集は3月ですから、必然的に学校より先行することになります。
本当は良くないことなんですよね。新しいことを学ぶ喜びは、本来学校で味わうべきなんですが、クラスのかなりの子が「もうそこはやってる」状態では、先生も教え甲斐が無いでしょうね。中には「塾行っているヤツはやってるだろうけど。」と言う先生もいました。
色々な子が40人もいれば、学校だけでは対応しきれないので、学校でも塾を容認しているんでしょう。面談で「塾には行っていますか。」とか「塾に行ったらどうですか。」と言われた、という話はしょっちゅう聞きます。
先生をしている知人に効いた話では、理解度の遅い特定の子達を補習すると、色々言われるそうです。
もちろん今やっている所をフォローするのを売り物にしている塾もあります。個人塾に多いですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 分かりやすくお答えいただきありがとうございました。ニーズも様々ですね。

お礼日時:2006/08/12 14:15

復習タイプの学習塾も


もちろんありますよ。
復習というより、取りこぼしてしまった授業の穴埋め
みたいな授業をしてくれるところもありますよ。

比較的、成績の悪い子たちが集まるタイプの塾
です。

また、家庭教師的な
(先生一人に生徒は3人まで・・みたいな)
ところだと、どんな要望にも応えてもらえますよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。様々なタイプがあるということですね。

お礼日時:2006/08/12 10:07

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!