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ミトコンドリア内膜
正電位側のプロトンの活量が負電位側の10倍で、内膜で隔てられた両側の内部電位差(Δφ)が0.15Vのとき、内膜の両側に発生するプロトンの電気化学ポテンシャル差(Δμ)に及ぼす浸透圧的寄与と電気的寄与はどちらが大きいか、簡単な理由とともに述べよ。ただし、プロトンの標準化学ポテンシャルをμ°、プロトンの活量をa、内部電位をφとするとき、プロトンの電気化学ポテンシャル(μ)はμ=μ°+RTlna+Fφで表される。

恥ずかしながら物理化学の基礎的知識が欠けていて、
『プロトンの電気化学ポテンシャル差(Δμ)に及ぼす浸透圧的寄与と電気的寄与はどちらが大きいか』という意味がよく分かりません。適切な参考書を探すために、解答の方向性など教えていただけたら幸いです。

A 回答 (1件)

化学ポテンシャル項(μ°+RTlna)と電気ポテンシャル項(Fφ)の両方がどのように効いているかを,与えられた条件で計算してみればいいだけでは?


浸透圧的寄与というのは,膜の内外に濃度差があるときに平衡にあるためには,浸透圧差分の圧力差を与えればよいということで,このときに化学ポテンシャルは等しくなっている(から平衡になる)ということから計算すればいいでしょう.

参考書としては,一般的な物理化学の教科書に加えて,花井哲也「膜とイオン」(化学同人)を挙げておきます.
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この回答へのお礼

初心者にも(かなり)分かりやすい解説ありごとうございました。
なるほど電気化学ポテンシャルとは、通常の化学ポテンシャルに電位を考慮したものなんですね。化学ポテンシャル項と電気ポテンシャル項と分けて解説してもらったおかげで筋が通りましたm(__)m。

お礼日時:2006/08/18 18:48

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