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甲子園を見ていて思ったことです。
私は駒大苫小牧の試合を全て応援して観ていたのですが、その中で2度疑問の判定がありました。
再試合だった決勝戦でもあったのですが、バッターが振りに行って足に投球が当る場面です。
ハーフスイングの判定がセーフであっても、スイングに行ったことによってボールが当った場合デッドボールにはならないのでは?
実際高校野球ではよくあると思いますが、当っても避けていないからボールという判定はよくありますよね。
それと同様の判定になるのではないかと思うのですが、ルールにお詳しい方がいらっしゃいましたらお暇な時に回答お願いします。

A 回答 (3件)

その場面は見ていないので確定的なことは申せませんが・・・


ルールブックから抜き出します。

6・08 打者は、次の場合走者となり、アウトにされるおそれなく、安全に一塁が与えられる。(・・・省略・・・)
(b) 打者が打とうとしなかった投球に触れた場合。

ただし、(1) ・省略・(2) 打者が投球を避けないでこれに触れたときは除かれる。

投球がストライクゾーンの外で打者に触れ、しかも、打者がこれを避けようとしなかった場合には、ボールが宣告される。

【注三】打者が投球を避けようとしたかどうかは、一に球審の判断によって決定されるものであって、投球の性質上避けることができなかったと球審が判断した場合には、避けようとした場合と同様に扱われる。


以上です。
要は避けようとしなければ死球になるということですが、その判断は【注三】に書かれていることが全てで、実際に避けようとしなくとも、その球質により球審が死球と判定出来る場合があり、その判断は球審に委ねられるものですので、審判がそう判断したと言えばそれまでです。


またルールブックより抜き出します。

2・72 STRIKE「ストライク」--・・・省略・・・
(e) 打者が打った(バントした場合も含む)が、投球がバットには触れないで打者の身体または着衣に触れたもの。

すなわち投球が打者に当たっても、審判が打者がスイングしたと判断したら死球ではなくストライクですね。

2・72の規定をもう一度良く見て欲しいのですが、
(e) 打者が「打った」が、投球が「バットには触れないで」・・・
と書いてあると思いますが、私たちが俗に言うのは実際に球に当たった時に「打った」と言いますけれど、規則では当たらない場合でも「打った」と表現しています。
また、6・08の規定にも、「打とうとしなかった投球に・・・」とありますよね。
これは、実際にバットを振ったかどうかだけが判断基準とはされないのです。
打者に打つ気がある行為をしたら「スイング」とされ打つ気がないとされれば「スイング」とされないと解されているからです。
(プロ野球で投手が打者となった時に、戦術上、ボール球をわざと空振りして三振するケースを良くみると思いますが、実はあれはルール上、微妙なところです。)

ちょっと話が逸れましたが、すなわち、ご質問の場合、打つ気があればストライクとされますが、そうじゃなく、そもそも打つ気がなかったと判断されたから、ストライクではなかったのです。
推測では、投球を避けようとした動作でバットが回転したのではないでしょうか。
その場合は打つ気がなかったとされ、スイングとみなさないのが正しいです。


すなわち、実際にバットを振っても、また避けることをしなくとも、審判の判断により「死球」とされる場合があることが規定で明確となっているということです。
(その判断が正しかったかどうかは別問題ですが、規定の適用上の問題はなかったということです。)
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この回答へのお礼

詳しく回答していただきまして、ありがとうございます。
私ももっと詳しく書けばよかったのですが、その疑問に思った場面というのは、右投手が左打者の膝元にスライダーを投げてスイングに行って打者の左足のつま先あたりに当るという状況だったのですが。
3塁塁審に確認を求めると「セーフ」という判定で、スイングではなかったとのことでデッドボールになったんですね。
回答のルールを見ると、球質を見ての判断だったということなんでしょうか。
ルール上の理解はできたのですが、私としては納得できない部分がありますね。
バッターがスライダーに対応できず振りに行ってバットに当てることが出来ずに自分の足に当ったようにしか見えず、バッターが優秀ならこんなこと起こらないだろう!とも思えるのですが。。。(苦笑

わかりやすい回答でした、ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/22 00:05

No.2です。



ルール上は振ったのか(打とうとしたのか)、振らなかったのか(打とうとしなかったのか)のどちらかしかあり得ませんので、ハーフスイングの判定がセーフであったと言うことは、イコール打とうとしなかったとの判定であります。

したがって、審判の判断は「打とうとしなかった投球に触れた」ということです。

規定を簡単に言えば、「故意に当たったのかどうか」だけが問題であり、現状のルールでは故意でなければ死球になると解されるのです。
ですので、打ちに行った行為で避けられなかったとしても、故意に当たったのではないと審判の判断であれば死球となるのです。


ただ、ルールブックには、そもそも俗に言うハーフスイング時に関しての判断基準が「厳密に」書かれていませんので、質問者様が仰るとおり納得できないという世論が大きくなれば、ルールが改正されることもあり得ることです。
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この回答へのお礼

なるほど。
ハーフスイングに関する取り決めがしっかりされていればこのような疑問もなくなるかもしれませんね。
ハーフスイングで審判がセーフと言えばスイングしたことにならないというのも納得できない部分ではありますね。(苦笑

今まで自分でも野球をプレーした経験があるにも関わらずルールに関する詳細を知ろうとしなかったので、これを機会に少しルールというのを覚えてみようかと思いました。

度々ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/22 10:31

 試合を見てなかったので、どう云った状況だったのか判りませんが、例え体にあたってもボールがストライクコースであれば、判定はストライクです。

避けられるかどうかとか、バットを振っているかどうかは関係ないです。

http://www.geocities.co.jp/Athlete/5103/rule.htm …
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この回答へのお礼

バットを振らなければボールだったコースでしたね。

お礼日時:2006/08/22 00:07

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