「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

肺炎双球菌の形質転換の実験は遺伝子の本体がDNAであることの証明実験として有名ですが、DNAのような高分子物質が肺炎双球菌の細胞壁と細胞膜をどのようにして通過して菌の中へ入るのでしょうか。

A 回答 (1件)

昔、学部生の頃に肺炎双球菌を研究材料に使っていたことがあります。

例えば大腸菌なんかでは低温で培養したり特殊な培養条件とヒートショックによって形質転換を起こすようなコンピテント細胞を作成しますよね。私も形質転換が専門ではないので、分子的な機構にはさっぱり自信が無いのですが、膜に接着しいたDNAがヒートショックにより膜の構造が一時的に変化して細胞内に取り込むとかそんな感じだったような。
それに対し、肺炎双球菌は特別な培養条件を必要とせず、増殖期のある一定の細胞密度になったときに勝手にコンピテント能を獲得するために、アベリーの実験成果に結びついたと言うわけです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。形質転換の実験は有名でも、大きなDNA分子がどうやって菌の中へ入るかどこにも書いてないため、ずっと不思議に思っていました。

お礼日時:2006/09/03 10:49

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!