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こんにちは。

私は今年3月に理学部を卒業した者です。
これから科目履修生として某大学で教職科目を履修し
教員採用試験を受けて高等学校教諭(理科一種)として頑張っていきたいと考えているのです。
しかし理学部在籍中は教員になろうとは思っていなかったので
教職に関する科目は全く履修していませんでした。
しかし教科に関する科目は全部理学部での科目の習得でカバーできているので、教職に関する科目のみを今から約2年間かけて履修していきます。

教員採用試験を将来受験するに当たって、

1 どのくらいの勉強量が必要なのか。
2 通信教育又は教材を購入して勉強すべきか
3 もし教材が必要であればオススメの教材とは
4 科目履修生として履修し始めて並行して教採の勉強を進めるべきか
5 面接の練習などはどのようにすべきか

また、教員になる夢を持っている人が集まっているわけですから
お互いにコミュニケーションをとり、先生目指して切磋琢磨すべき
だと思うのですが、科目履修生ということで積極的に交わって
いけるかどうか不安もあります。その辺のアドバイスもいただけると
嬉しいです。

という疑問が生じました。

ぜひお答えしていただきたく存じます。

A 回答 (3件)

 今年度教員採用試験を受験した者です。

中学校の社会科を志望しています。昨年11月から、東京アカデミー(http://www.tokyo-ac.co.jp/kyousai/)に通学していました(月曜と火曜が2時間、日曜が7時間のコースです)。
 神奈川県・愛知県・大阪府を受験しました。その内、ある自治体の1次試験に合格し、今結果待ちの状態です(合格すれば採用決定)。

 以下、順を追って説明します。
 まず、教員採用試験の概要について。筆記試験は、一般教養・教職教養・専門に区分されます。一般教養と教職教養は、どの自治体でもセットで行われます(両方合わせて○○時間・○○点)。そして、1次試験の扱いになります。専門は1次試験のみに大きな問題が出る場合もあるし=神奈川、1次試験に一般教養・教職教養に紛れて出る(小問5問程度)+2次試験で大きな問題=去年までの大阪、1次試験・2次試験双方とも大きな問題のテストが出る場合もあるし=愛知、2次試験のみ大きな問題のテストが出る場合=今年の大阪など、自治体によって差が見られます。ちなみに一般教養はとても範囲が広く、主要5教科+音楽や保健体育、美術などからも出題されます。だいたい難易度は高校レベルですが、例えば理科だと生物・物理・化学全ての分野から出題されるなど、とても幅広いです。これについては、数年分の過去問が大きい本屋では売っているので、実際に見てください。
 また面接では、1次試験で集団面接・2次試験で集団討論+個人面接を課す自治体がとても多くなっています。という風に自治体によってかなりの差が見られますが、試験内容や問題自体の難易度はどこもほとんど同じといって考えていいでしょう。

 勉強方法は、東京アカデミーに通学されたり、また東京アカデミーなどが出版している教材を使って勉強する方がとても多いです。やはり、対策無くては受かりません。教職教養の勉強は、東京アカデミーが参考書と問題集を出版しています。これが第一でしょう。一般教養については・・社会科の分野の出題率が割合高いので、もう1度覚えなおしてください。僕は大学受験もしたことが無かったので、社会以外ほとんど点数取れなかったです(苦笑)

 だいたいの合格難易度ですが・・どの教科も、筆記でそれぞれの試験が7割後半あれば安全圏ではないか?といわれています。しかしながら例外もあります。
 私は筆記試験の点数はそれほど重要視されていないという印象を受けました。ある自治体の1次試験(筆記+集団面接)で、私は筆記試験で40点中30点という点数を取りながら、総合順位で500人中300番という順位を付けられました。しかし、同じく社会科を受験した友人は、21点で57番・・正直信じられない気分になりましたね(今も)。だから、筆記試験はある程度、7割くらい取れる力があれば大丈夫と思います。逆に、8割9割取っても面接がダメだと落ちます(筆記をおろそかにしていいという意味ではありません)。

 現在科目等履修生で免許を取られるとの事ですが・・正直、大学での教職に関する講義と実際の採用試験は、全く違います。ので、教員採用試験についての勉強は独自に進める必要があります。
 質問者さんがどれくらい勤勉な方は存じ上げませんが、私なら予備校に行く事をお勧めします。確かに、集団討論で知り合った人のほとんどは予備校に通っていませんでした(社会の1次試験合格者は約80人いたと聞いていますが、受かった人10人に話しを聞いたところ予備校に通っていたのは私を含め2人だけでした)。じゃあ、行く意味ないじゃないか・・と思われるかもしれませんが、私はいろいろ学べたと思います。東京アカデミー、講師はほとんどが元教師です。そのためとても話が具体的で、考えさせられる事もありました。
 もちろん、授業の方もポイントを押さえた適切な指導です。範囲はとても広いですが、出ないところとよく出るところがあります。それを分析し、指導くださいます。また、面接の練習もありますよ。けれどこれについては、一般企業の面接を受けたほうが慣れるのではと思いますが(僕はそうでした。企業の面接試験を練習にしました)。

 周りとの関係ですが・・その点、もし質問者さんがマンモス大学に通われているならば、良くも悪くも「無関心」になります。「履修生なんだ」というような変な視線を浴びる事はありませんが、自分から話しかけてくれる人も少ないかと思います。情報交換が大切になってくる(私立学校の受験を考えていると特に)ので、積極的に声をかけてください。「○○学校、募集してたで~」という情報を逃さないように。

 とりあえず、思いついたままかいたのがこれくらいです。取り止めが無く、すいません。ぜひ参考にしてください。もし他に何か質問あれば、再度おっしゃってください。がんばってください、応援してます!




 
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この回答へのお礼

yujirunner様、丁寧に詳しくお答えしていただき、感謝してもしきれません!大変参考になりました!ありがとうございました!

ちなみに、私は都会ではなく田舎なのでアカデミーに通うことができないとは思いますが、それに似たような予備校(?)を検討してみたり、そのアカデミーの書籍の使用の検討をしてみたりしたいと思います。

お礼日時:2006/09/05 21:35

はじめまして。

公立高校で英語を教えています。

面接についてですが、地方自治体によっては2次試験だけでなく、1次試験でも面接がありますので、面接は重要だと思います。

私のまわりの講師の先生方の話では合格する人には共通点があるそうです。
1.運動部の部活動の指導ができる。
2.生徒指導に自信があり、困難校でもかまわない。
3.教育委員会や文教議員とコネがある。
この1~3のどれかがないと難しいと言っていますが、真偽のほどはわかりません。

ただ、現場で働いている者としては、教科指導だけの人よりも、生徒指導力がある人の方がいいのはまちがいありません。ほとんどの高校は、英検2級の英語力でなんとかなりますが、柔道2段ぐらいの力がないと勤まらない学校もたくさんありますから。(~_~;)

夢に水を差すようですが、最近の公立学校は大変ですよ。教師を目指す人が卒業したような新学校ばかりではないことを覚悟しておいた方がいいと思います。
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この回答へのお礼

CaveatEmptor様、回答していただきありがとうございました。

大変参考になりました!!

お礼日時:2006/09/05 18:29

1。

自分の頃は8割取れれば合格といわれていましたが、今は採用枠が縮小し何点取れれば安心ということではないようです。
それと、学部を離れると専門課程の知識がどんどん落ちて行きます。そうならないよう計画的な学習をしたほうがよいでしょう。

2。採用試験用の勉強と、大学の講義はまったく別物です。採用試験対策用の教材は必要です。
通信教育の良い点は小論文の添削をしてくれることと、採用情報を適時伝えてくれることでしょう。
学部学生と違い、科目履修生には大学も手取り足取り就活指導はしてくれないでしょうから、そう言った意味では通信教育はよいのではないでしょうか。

3。 市販の教材で十分だとおもいますが、出題傾向は県によって異なりますので、各県ごとの出題がわかるような教材があればいいですね。

4。 科目履修生になった目的が教員になることなのですから、採用試験の勉強にこそ力をいれるべきです。極端なことを言えば、講義は教員資格を取るため、と割り切ってしまってもよい。
(これは極論で、講義を受けることで自らの教員としての資質を高める効用は十分にあると思います。)

5。 面接の練習をしたことはないのでわかりません。ごめんなさい。

最後の質問ですが、教員の資質としてコミュニケーションの能力はとても大きなものです。様々な考えを持つ生徒、保護者、同僚教師とどうかかわっていくか、これは経験によって学習していくしかありません。
ぜひ「科目履修生ということで」などという足かせをはずして、積極的に声をかけていってください。
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この回答へのお礼

fronteye様、大変参考になりました!
ありがとうございました!!

お礼日時:2006/09/05 14:06

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