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格安航空券と正規割引航空券は具体的に何がどの程度違うのでしょうか。ご存知の方、よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

正確な回答は皆さんが既にされていますが、質問者さんが旅行初心者である場合を仮定して、購入者側用の説明を。



正規割引航空券(PEX):
航空会社が正式に値段を決めた割引航空券。
(国内線で言えば、超割や特割のようなもの)
どの旅行会社で買っても同じ値段です。
航空会社でも旅行会社でも買えます。
各航空会社のホームページに料金表が載っていますので、値段が簡単に調べられます。
エコ割21のように、21日以上前に購入すると安い切符もあります。
基本的にはどこで買っても同料金ですが、航空会社のホームページから直接購入するとWEB割で1000円くらい安くなる事があります。

格安航空券:
旅行会社が航空会社から席を仕入れて、勝手に値段をつけて売っているものです。
旅行会社によって仕入れ値も売値も違いますので、どこが安いかは各旅行会社をそれぞれ調べなければわかりません。


正規割引航空券(PEX)のメリットデメリット:
航空会社の正式な割引なので、夏休みや年末年始などの繁忙期でも席が予約しやすい。
(格安航空券がとれなくても、PEXなら空席があるなど)
夏休みや年末年始などの繁忙期は、格安航空券より早割PEXの方が安い事が多い。
(混む時期には、旅行会社に安く席を売らないので、格安航空券は高くなる)
デメリットとしては、予約したら2~3日ですぐ発券しなければならないので、たとえ3ヶ月前でも取消料がかかる。(=キャンセル待ちが取れたら、そちらに無料で変更したいという事はできない。)
しかしメリットもあり、取消料はいつキャンセルしても一律(1万~3万くらい)なので、旅行直前のキャンセル料は格安航空券よりも安い。

格安航空券のメリットデメリット:
時期によりPEXより安いことがあるが、繁忙期は航空会社から安い席をなかなかもらえないので、安売りチケットを沢山用意できない。
(予約するとキャンセル待ちという事は多い)
旅行が数ヶ月先なら、発券期限を待ってもらえるので、キャンセルや変更が楽にできる。
キャンセル待ちの場合、発券期限まで代案を押さえて待つ事ができる。
キャンセル料は旅行に近づくにつれて高くなる。

…私はいつも、ネットでPEXの料金を調べてから、旅行会社に行くようにしています。
10万円の早割PEXがあるのに、「一番安いのは20万円です」と20万円の格安航空券を売りつけられそうになる事が多いのでご注意下さい。

余談ですが、格安航空券のキャンセル待ちにも色々あります。
航空会社に言えばすぐに席を追加できる場合は、2~3日ですぐにOKになります。
完全にキャンセル待ちの場合は、予約できるかどうかは本当にわかりません…予約待ちの人数や、飛行機の混み具合で、可能性が高いか低いかは多少わかりますが。
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この回答へのお礼

大変詳しい説明ありがとうございます。目からうろこでした。

お礼日時:2006/09/10 21:08

正確な回答をしますね。



まず格安航空券とは通称です。言ってしまえばツアー用です。
これの特徴は
・払い戻しできない
・ルート変更・目的地の変更が基本的にできない
・他社への振り替えができない
この3点です。格安航空券の定義に日付が変更不可はなく、
オープンと呼ばれる変更可能なものも当然あります。
販売は旅行会社・旅行代理業などになりますが、
キャリア(航空会社が直接)発券・販売することもあります。

ちなみに違法性ですが、このチケットは航空法に抵触する違法な
ものであることは間違いありません。
これは団体とか個人だとかではなく、航空券+ホテルといった形で
販売をしなければならないものです。航空券を単独で売ることが
目的外であり、NGなのです。従って格安航空券は違法と言えます。
このような状態になっているのは日本以外にはそう多くありません。

正規割引運賃というのは、
航空会社公認の運賃です。IATAという世界的な航空談合組織の
基準に基づいています。それなりの値段はしますがマイレージや
座席指定などの優遇があります。
割引運賃だけあって、
・出発後の払い戻しは不可
・他社への振り替え不可
・有効期間もそう長くない
・日付の変更ができないことが多い
などなど、割引のない普通運賃に比べて制約が加えられています。
販売は航空会社、旅行会社となります。

格安航空券はNo1さんの回答にあるようにHISが切り開いた
と言っても過言ではないです。格安航空券は売り切らないとならない
「いわくつき」チケットでした。前述のように違法性があり、
大手旅行会社は法令順守から販売を控えていました。
しかしHISの台頭などで格安航空券市場を無視できなくなり、
大手各社も参入してきたという経緯があります。
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この回答へのお礼

完璧な回答ありがとうございます。非常によくわかりました。

お礼日時:2006/09/10 21:04

航空券の料金は、普通運賃という全社共通の定価があって、そこにさまざまな制約が入る分安くなる、というのが基本です。



格安はツアー用に航空会社が旅行会社に卸すもののバラ売りなので、旅程が変更できない、払い戻しができない、など最も厳しい制限がある分、安いと思ってください。

正規割引は、航空会社が直接売っているもので、手数料を払えば、変更や払い戻しができるなど、やや条件が緩いです。

航空会社のサイトを見ると、正規割引についてのルールが載っています。確認なさるといいですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。今回、タイに行くのに初めて正規割引というチケットを旅行会社がとってくれたので、格安とどう違うのかと見ました。

お礼日時:2006/09/10 21:00

こんにちは。



通常、格安航空券と呼ばれているものは、航空会社がツアー用に旅行会社に卸したものを個人にばら売りしたものです。(参加者1人のツアーもありますから、決してばら売りが「違法」なものではないですよ!)このため、旅行会社でしか買うことができません。

これに対し、正規割引航空券は航空会社が直接販売(旅行会社を通して買うこともできますが)するもので、普通運賃と比べて日程変更ができないなどのの制限がある分、割安になっています。

格安と正規割引の違いは、正規割引は一般的に(1)発売と同時に搭乗便が確定する(2)マイル積算比率が高い(3)ハイシーズンでも比較的とりやすい(4)座席指定ができる場合がある(5)キャンセルや予約便の変更ができる場合がある(割引航空券の種類による)(6)早くから予約できる、というところでしょうか。

なお、正規割引も格安も航空会社や旅行会社によって様々な種類がありますので、上記が一概にあてはまるわけではありません。ただ言えるのは、乗ってしまえばどちらも同じエコノミー席です。
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この回答へのお礼

なるほど、よくわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/10 20:56

一概に言えませんが、イメージとして正規航空券は


・乗る日の変更が柔軟にできる
・違う航空会社に乗りたい場合は、書き換えが簡単にできる(エンドースとか裏書といいます)
・国際規定で定められた範囲なら、同じ値段で途中によりみちや、路線延長もできる
(例えば東京→パリで購入していたが、仕事の集うで、東京→チューリッヒ→パリ にしても(要手続きですが)値段は変わらない。
相手の国の国内線までもその値段のままカバーすることがある)
・1年オープンなど長期間の有効期限で買うことができるので、予定が頻繁に変わるビジネスマンなどは、自分のスケジュールに合わせて予約ができる
(格安券の場合は、変更が不可のものが多いので、航空券の条件に自分の移動を合わせなくてはならない)
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。かなり違いがわかってきました。

お礼日時:2006/09/10 20:54

日本の航空券が高すぎるのが問題、隣同士に座って同じサービスを受けてるのに、米国で購入したチケットの方が日本の正規割引航空券より30%も安いのは腹が立つ。

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この回答へのお礼

そうなんですか。それは確かに腹が立ちますね。

お礼日時:2006/09/10 20:51

格安航空券というのは違法な航空券ですね。

いまだに・・・。

本来、団体でしか使えないものをばらして売っているわけです。

したがって航空会社で格安航空券は買えません。

最近は、格安航空券と正規割引航空券の値段が逆転しているケースも見かけるようになりましたが。

ちなみにこの違法な航空券を世の中に広めてくれたのは、旅行代理店のHISです。

事実上、国際線は野放し状態ですね。

国内線も格安航空券があるのですが、国土交通省がつぶしにかかってますね。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。違法だとは知りませんでした。

お礼日時:2006/09/10 20:49

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