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 私は、昔、北朝鮮に関する本で「指導者などのトップエリートが食べる果物の樹には砂糖をかけて育てる。」という部分を読んだことがあります。今もやられているかは知りませんが。
 質問ですが、これって本当にあるんでしょうか?
 植物が蓄える果実の糖分は、光合成によって作られるのですが、植物にとっては、光合成で作られる量では不足なので、ある程度糖分を補給してやるのが理想かなあ、と思いまして。
 そう考えると、皇族の方々や、千疋屋などの高級店では、そういうのがあるのかも、と思います。
 どなたか教えて下さい。

A 回答 (4件)

砂糖を土壌灌注することで、果実のBrixが統計的に、有意に向上したとの研究報告があったと思います。



といっても1%以下なので甘いと感じる程では無いです。価格も高いし、糖度を向上させるならANo.#1さんのいわれる通り、摘果した方が早いですね。
糖度向上の要因としては、植物に直に吸収されたためではなく、窒素ストレスが原因のようです。ちょっと難しいかも知れませんが、メカニズムは以下の通りです。

1.有機物の大量灌注により、土壌中の微生物が爆発的に増加し、チッソ飢餓が起こる(URLの「C/N比(炭素-窒素比」)の欄参照)
2.土壌中硝酸態チッソが減少(具体的な数値は忘れましたが、かなり大幅に、有意に、です)
3.低窒素ストレスで果実の糖度が増加

参考URL:http://www.zennoh.or.jp/bu/hiyaku/sinsakukun2000 …
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
 土壌に砂糖を大量に蒔くことで、若干の効果はあったのですね。でも、コストの割には報われないのですね。(大量に砂糖を蒔くのは金かかりますしね。)
 メカニズムまで解説してくださり、大変感謝しております。
 ちなみに、北朝鮮では砂糖は薬みたいに扱われるほど貴重なものです。果物を甘くしたかったら、収穫物に直にかけたほうがいいですね。

お礼日時:2006/09/13 11:06

かつて、ソビエト連邦のような共産圏ではルイセンコの説を信じて作物が打撃を受けたこととか、毛沢東の思想どおりに動いたら豊作になるなどのおかしな科学が広まったこともあったそうです。


もしかしたら、そのようなことではないでしょうか?

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/トロフィム・ルイセンコ
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

>かつて、……(中略)……おかしな科学が広まったこともあったそうです。もしかしたら、そのようなことではないでしょうか?

 多分その通りだと思います。北朝鮮でも、金日成(今は金正日かな?)の言う通りにやらないとダメだとか言う形になっているらしいです。
 プロの農業学者でも、そのような間違いを犯すんですね。結局、このルイセンコと言う人は、晩節を汚したんですね。ましてや、植物や農業に疎い毛沢東や金日成が農業指導なんてやれば……。

お礼日時:2006/09/12 11:00

甘くならないと思います。


根から当分を吸うとは聞いたことはないですし、
それどころか土壌に不要なばい菌が繁殖して
果樹にとってもよくないと思いますよ。

この回答への補足

 すみません、お礼の言葉を忘れておりました。改めて、ご回答に感謝いたします。

補足日時:2006/09/12 10:50
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この回答へのお礼

 吸収するのは、N(窒素),K(カリウム),P(リン)のような肥料の成分や、水溶性の金属イオンだけなのかもしれませんね。
 北朝鮮の指導者達は、砂糖を無駄遣いしているだけなんですね。得をするのは、砂糖を栄養にできる雑菌だけ……。
 バカバカしい話ですね。

お礼日時:2006/09/12 10:50

 植物の種類にもよるかもしれませんが、糖類は粒子のサイズが大きいため、普通は植物の根や茎を通過できません。


 ブドウ糖などの粒子の細かいものを使えばある程度の効果はあるかもしれませんが、普通に間引きした方がはるかに効率的です。

 ちなみに、歴史的にそういうことが行われたかどうかについては知りません(^_^;

この回答への補足

 確か、私の読んだ本ではリンゴやモモにやっている、とかいてありました。もちろん、他の樹にもやっているのだと思いますが。

補足日時:2006/09/12 10:43
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。植物の根や茎は水溶性で自分たちに都合の良いものなら何でも通すわけではないんですね。

>普通に間引きした方がはるかに効率的です。
 じゃあ、砂糖をかけるのも意味はないんですね。

>歴史的にそういうことが行われたかどうかについて
 昔は、砂糖がすごく貴重だったことを考えると、そんなもったいないことはまずしなかったでしょうね。

お礼日時:2006/09/12 10:43

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