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メルカプトプロピルトリメトキシシラン(MPTS)を使用して、ガラスビーズにSH基を導入したく、その方法を探っております。文献などによると様々な方法があるようですが多くはこの様なやり方でした。{MPTSをトルエンで希釈し、数%の溶液とし、そこにビーズを加え数時間撹拌する}という方法です。
そこで質問です。MPTSとビーズの結合は加水分解したMPTSのシラノールとビーズ表面のOH基間でのカップリングであると考えられます。しかし、上述した反応系には一切水分は含まれておらずMPTSの加水分解が起こらないと思われます。なのにどうして結合が起こるのでしょうか?(空気中やトルエンに含まれる水分が作用しているのか…)あるいは全く別の結合様式をとっているのでしょうか?トルエンの効果と合わせて教えていただければ幸いです。
また、トルエン以外にも無極性溶媒が使用されるという情報もありますが、ということはアセトン,ベンゼン,キシレン,ヘプタン,酢酸エチル,THF等でもうまくいくのでしょうか?トルエン以外にも効果的な溶媒があれば教えてください。
さらに、このような方法はガラスビーズにのみ適用される方法なのでしょうか?
今後試してみたい方法なのですが、原理も何もわからないまま行うのは気持ち悪いので質問させていただきました。
長くなりましたがよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

私もガラス表面に3-メルカプトプロピルトリメトキシシランを用いてチオールを導入する実験をしています。

まだ、うまくいっていないのですが・・

水分ですが、おそらく吸着水が関与していると考えています。
溶媒ですが、わたしはエタノールを用いています。アルコール系でも反応がいくらしいですよ。

あの~逆に質問させていただきたいのですが、お読みになった文献ではどのようにして脱水縮合させていましたか?通常の焼結では酸化してしまう恐れがありますので・・
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