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内線規定
3705-10 電動機回路の簡易設計の
3705-1表の〔備考4〕に
この表は電動機保護兼用配線用遮断機(モーターブレーカー)は、電動機の定格出力に適合したものを使用すること。
とありますが、上記のブレーカーは
モーター保護兼用配線用遮断機(モーター保護兼用サーキットブレーカー)も含むのでしょか?

日東の電動機分岐回路用ブレーカーの選定表では
モーター保護兼用サーキットブレーカーも
通常のサーキットブレーカーと同じ定格電流の設定になっています。

例えば
2.2KWの場合
モーター保護兼用サーキットブレーカーも
通常のサーキットブレーカーも
ブレーカー定格電流⇒30Aとなっています。

サーマルリレーなど過負荷保護装置のある回路で
分岐回路用ブレーカの定格電流を選定する場合
モーター保護兼用サーキットブレーカーも
通常のサーキットブレーカーも
同じに考えても良いのでしょうか?

宜しく御願い致します。

A 回答 (3件)

>日東の電動機分岐回路用ブレーカーの選定表では


これが標準分電盤の技術資料(手元のカタログではp935)
の事であれば、サーマルリレーを取り付ける事を前提としているようなので30Aで問題無いと思いますが、この表にはモーター保護(兼用)ブレーカーの事は載っていないので、他の表の事でしょうか?

モータ保護ブレーカーの場合2.2kwでは10Aとなっています。
例えば日東ではNE53C等(手元のカタログではp558)

この回答への補足

koikoiarareさん御回答有難うございます。

>この表にはモーター保護(兼用)ブレーカーの事は載っていないので、他の表の事でしょうか?

はい、日東価格表の技術資料ではなく
ブレーカーのみが載っている「日東ブレーカー」と言うカタログの
「電動機分岐回路用ブレーカーの選定」に載っています。
これには2.2kwの場合、異なる遮断容量の
NE53C モーター保護兼用サーキットブレーカー
NBE53Jモーター保護兼用サーキットブレーカー
NE53S サーキットブレーカー
の3種類が同じ欄にあります。

補足日時:2006/10/01 14:13
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電動機回路の場合、通常の「ブレーカー」は配線を(短絡電流から)保護する目的で設置するものです。



「モーターブレーカー」は、電動機を過負荷(過電流)から保護する目的で使用します。同じ目的で使用する機器に「サーマルリレー」があります。

配線保護と電動機保護では目的が違うために、動作特性が異なりますので、規格もまた異なります。(電動機保護では起動電流で動作しないような特性にしなければなりません。)

両方の動作特性、規格を満たすように作られたのが「モータ保護兼用サーキットブレーカー」です。通常は配線用遮断器で短絡保護、サーマルリレーで過負荷保護と役割を分担しますが、モーター保護兼用サーキットブレーカーでは両方の役割を兼用できるため、サーマルリレーを設ける必要がありません。

ただし、モーターブレーカーは動作電流値の可変が出来ないのが一般的(最近は可変できるタイプも存在します。)なので、負荷の特性に合わせた調整は出来ません。

同じ出力表示のモータブレーカーとサーマルリレーを両方とも設けた場合、条件によってはモーターブレーカーが先に動作して、インターロック等の制御回路に意味が無くなってしまいますので、ブレーカーは配線保護用の定格電流を選定しなければなりません。

ご質問の例ですと、サーマルリレーを設ける場合のブレーカー定格動作電流は、サーキットブレーカーでもモーター保護兼用サーキットブレーカーでも30A(MB7.5kW相当)であり、モーター保護兼用サーキットブレーカーのみを設ける場合は10A(MB2.2kW相当)になるはずです。

この回答への補足

at1800さん丁寧なご回答有難うございます、大変参考になりました!

現在、3P3Eサーキットブレーカーはモーター保護兼用サーキットブレーカーが多いのですが。
(私が利用している電設材料店では3P3Eの場合モーター保護兼用サーキットブレーカーのみ在庫しています)
動力盤内等で電動機の配線保護用を目的とした分岐回路を施設する場合
モーター保護兼用サーキットブレーカーを使用しても問題ないと考えて良いでしょか?
再度質問になってしまい申し訳御座いません。

補足日時:2006/10/01 16:41
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>動力盤内等で電動機の配線保護用を目的とした分岐回路を施設する場合モーター保護兼用サーキットブレーカーを使用しても問題ないと考えて良いでしょか?



ご質問の意味が、盤内の2.2kW電動機分岐回路に30A(7.5kW相当)のモーター保護兼用サーキットブレーカーを使用して良いかと言うことなら、電動機側に別に内線規程3705-5に規定する過負荷保護装置があれば問題ありません。

同様に10A(2.2kW相当)のモーター保護兼用サーキットブレーカーを使用して問題ないかと言うことなら、問題がある可能性が高いと思います。

電動機側に過負荷保護装置があれば(原則として設けなければなりません。)、そちらより先に盤内のブレーカーがトリップする可能性が高く、運転できなくなって混乱することになりますし、インターロックや連動制御回路を組んでいる場合は、その機能が役に立ちません。
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この回答へのお礼

at1800さん再度の質問に解りやすく御回答頂き有難うございます!

納得出来ました!有難う御座います。

お礼日時:2006/10/01 18:09

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