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分液漏斗での分離操作で二層が分離しにくいときには、一方が水溶液であるときには

『NaClのような電解質を加えてみる』

と、実験の操作について詳しく書いてあるような本にはよく書かれています。

確かに実際、そのようなときには電解質を少量加えると分離がスムーズに進みますが、

これはいったいどういう理由でそうなるのでしょうか。

水層に移動した有機化合物は、水素が解離してイオンの状態になっていますが、
そのことに何か関係があるのでは…?

などと自分なりにもいろいろと浅はかな考察をしてみましたが、

やはり真の理由が知りたいです。

どなたか、その理由を教えていただけないでしょうか。

御回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

#1様の引用HPが少し分かり難いので追加します。


おっしゃるとおり電離する溶質を水相に加えると電離が生じ、各イオンの回りに水のクラスターが出来、概念的には大きなイオン対が出来ることになります。
このためはじめから電気双極子性の低い溶質は双極子性のより高くなった水相から極性の低い有機溶媒層へ移動した方がエネルギー的に有利なため、この「塩析」が生ずる事になります。
本当はちゃんと双極子理論で電気的にギブスの自由エネルギーで説明できれば良いのですが、そこは苦手。
m(_ _)m
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

わたしはまだまだ未熟なもので漠然としか理解できませんでしたが、イメージとしては理解できました。こういうことが自分で説明ができるようになると素敵ですよね。私もその域を目指したいと思います。

お忙しい中、本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/10/29 12:16

簡単に言うと、大雨が降ったときに泥水が海の中に流れ込んでも、海は泥水になりません。

海水中の塩分により泥の粒子が塩析され、泥は沈殿し、海は濁らない。自然界でたとえるとこんな感じです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

良回答は2人までしか選べなかったので申し訳ないのですが、この回答は具体的で非常にわかりやすかったと思います。なるほど海が濁らないのはそういう仕組みだったのですね。

お礼日時:2006/10/29 12:02

いわゆる塩析というものです。


詳しくはURLをご覧下さい。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%AB# …
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この回答へのお礼

この現象に塩析が関わってきているとは、考えもつきませんでした。

参考URLには塩析のことだけでなく他にも様々な情報が載っていたので、これからも活用させていただくことになると思います。本当に助かります。

御回答ありがとうございました。またここで質問させていただくことがあるかもしれませんが、そのときはまたよろしくお願いします。

お礼日時:2006/10/29 12:10

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