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検尿はなぜ早朝尿を検査するのか教えてください。
昼間に採取したものではなぜだめなのですか?
よろしくおねがいします。

A 回答 (4件)

尿蛋白が陽性と出た場合、起立性蛋白尿と区別するためです。


尿蛋白の検査は、慢性糸球体腎炎のような重篤な病気を早期発見するのに、大変有用とされています。(費用が安い、被検者に苦痛がない、検査手技が簡便)
ただ、欠点は、偽陽性が多いということです。この偽陽性の代表的な原因として、冒頭で述べた起立性蛋白尿が挙げられます。これは、人によっては、体動を長時間続けると、尿に蛋白が出てくるというもので、病的意義はないとされています。したがって、随時尿から、蛋白が検出されてから、改めて早朝尿を調べるという方法でも、起立性蛋白尿を除外できるのですが、今回の検査はそうした二度手間を避けようとしたものでしょう。
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尿検査で早朝尿以外のものを通常は『随時尿』などといって区別しますね。


早朝尿が特に重要視されるのは中枢によろ尿の調節機能をはかるとか腎臓機能に関して検索する場合だと思います。夜間はオシッコをあまり作らないでおいた方が体が熟睡できますから健康な体であれば濃縮尿といって水分調節がなされるからです。また腎臓から漏れ出る尿蛋白に関しても特異的な数値が出やすいといわれています(ただし本来は蓄尿といって24時間尿を用いるのが本式で早朝尿を用いるのは簡易式です)。
また定期的に検索する場合、運動などの労作環境を踏まえて条件をなるべく揃えられる利点があります。

糖尿病に関して言えば食後どれくらいの時間かを申告してもらえばいいですし、もっと言うと尿で考えることはありません。感染症に関して言えば専門家といっていいんだと思いますが、随時尿であろうと早朝尿であろうと関係はありません。沈渣を覗けばいいことなんです。

昼間のものでいいかどうかは尿検査の目的によって変わるといえると思います。その目的によって変わりますので担当医に確認されるべきです。
検診ということであれば先にあげたデータを揃えるという面と腎臓機能のスクリーニングにあると思います。
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尿検査は、全て、早朝に採尿したもので検査するとは限りません。


健康診断などでは、病院で午後でも採尿します。

むしろ、新鮮な尿で検査する方が良いのです。

糖尿病の検査では、食事前の尿で検査するのが普通ですが、食事後の尿で検査する場合もあります。

早朝の尿で検査するのは、尿の中に雑菌があるかどうか調べる場合に行ないます。
これは、夜間の安静時に繁殖していないかどうか調べるためです。
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 検査の場合は、前日の夜9時とか10時以降の飲食が禁止され翌朝検査をしますが、これは内臓等の検査対象器官が食事などの外的影響を受けない状態で検査をするためですので、尿についても食事後の場合は糖が高くなったりすることから、仮に夜に食事をしたとしても、採尿時までにはある程度の時間が空くことになります。

昼間に採尿をした場合、朝食との間隔が短くて食事の影響を受けることになるからでしょう。
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