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蔚山の戦いで小早川秀秋が女子供を殺傷した、と書かれている本(漫画など)がありますが、出典が不明です。ご存知のかた、教えてください。

A 回答 (2件)

私も気になって、数点の史料を調べましたが(秀吉公への手紙、報告書など)「女子ども」の表記は、ありませんでした。


自ら槍を持って明兵を虐殺したまでは、史実だと思います。
大将自ら槍をふるう自体も、当時人々の眉をひそませるに充分だったようですが。
女子どもに手を出している別人がいた記憶があります。
裏はとっていませんが。
「歴史書の裏をとる」ことをしたことが今まで、なかったので、史実か、どうかつきとめたい人もいるのだ。
と、知りました。
秀秋公も、鉄砲の一発で、寝返ったとか「大谷吉継の霊にとりつかれ、狂い死にした」の類の悪い風評の持ち主ですから、史実をデフォルメした、フィクションということで、いいのではないでしょうか。
この作者の作品は、知りませんが、歴史ものの作家は、好きな人は、かばうように、嫌いな人はけちょんけちょんに書く傾向は、あると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>自ら槍を持って明兵を虐殺したまでは、史実だと思います。
申しわけありません。わたくしの調査しました範囲では槍は使っていないようです。蔚山倭城の内側にいて、のちに従軍記を書いた大河内秀元の「朝鮮物語」です。これに女子供のことがないので、他にどんな出典があるのか、知りたいのです。〇〇だと思います、ではちょっと・・・。

お礼日時:2006/10/27 18:15

小早川家の家伝である、「小早川文書」では、ありませんか。


その家にとっては、都合のいいことだけを書きたくなるのが、人の心理です。
都合の悪いことでも、載せていれば、史実である、確率が高いそうです。
複数の文書をもって、史実とするそうですから、これ以外の記述もあると思います。
毛利家の家伝も調べてみたほうがいいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ただ、小早川、毛利、木下関係の文書はすべて調査済みで、そういう記述はありません。
徳川期の書物か、歴史作家の、ためにするフィクションかと思います。創作ではないよ、という回答があれば、確認したいのですが。
その漫画の原作は隆慶一郎の同名小説ということで、調べましたが、カラ振りでした。隆氏はフィクションの名手ですから、テッキリそうだとおもったのに。

お礼日時:2006/10/27 04:42

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