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このたび、主人の勤めている会社でも確定拠出年金を導入することになりました。

パンフレットによると、自分の給与の一部を積み立てて60歳以降に受取ることができるそうです。
積立の上限額は23,000円(確定拠出年金法で定められた上限)、積立しない場合は従来通り給与として受け取ることができるそうです。

インターネットで検索してみると企業型の場合は企業が掛金を出してくれるようなことが書いてあるのですが、
掛金を給与から天引きされる場合も企業型の確定拠出年金と考えてよいのでしょうか。
今回、主人の会社で導入されるものは企業型の確定拠出年金とは別物として考えたほうのがいいのでしょうか。

A 回答 (2件)

確定拠出年金に前向きに考える私の意見なので、そのつもりで割引いて読んでいただいて結構です。



ところで、退職金制度が確定拠出の導入前後で変化が無く、給与も変化せず、ただ、制度を導入し、給与から天引きされる、というのは、かなり珍しい導入パターンだと思います。
もしそれが事実であれば、本来認められていない企業型確定拠出の、実質的な本人拠出と同様の制度だと思います。

会社の導入方法に多少不信感をお感じのようですが、上記のとおりだと、会社はただ確定拠出の運営費用だけ費用増になることになると思います。
(もちろん会社にとって、導入により、人事・福利厚生制度の充実という目に見えないメリットはあります。)
通常は、退職金制度を確定拠出に制度移行し、会社の債務(退職給付債務)減少を狙うのが多くのパターンです。

しかし、確定拠出は、全額社会保険料控除されますし、確定拠出の投資で得た運用収益・利息は今のところ無税です。加えて、一般に確定拠出の運用報酬は、一般の投資信託の運用報酬と比べても低く設定されてるのが殆どです。
したがって、会社の目的は不明ですが、自分自身で、将来に向けた貯蓄が低コスト且つ無税でできると考えては如何でしょうか?
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。

企業型確定拠出の実質的な本人拠出と考えれば納得できますね。
貯蓄のひとつとして、今回募集される確定拠出年金も前向きに検討してみます。

お礼日時:2006/10/29 22:47

間違いなく、企業型の確定拠出年金です。



年金制度の設計が会社で千差万別なので、明確な回答はできませんが、
一般的に、確定拠出年金の導入は、今まであったはずの退職金制度との入替がほとんどです。
(一部、或いは全部かは、会社により異なります。)
このため、確定拠出年金導入でその前と比べると、給与が増えているんではないですか?
でもそれは、将来受け取るはずだった退職金の原資を、今、給与の形で受け取っている訳です。
その増加分と一定の利息を勤続期間中累計すると、従来制度の退職金額(或いは、退職金が減額した分)とほぼ同水準となるように支払われているはずです。
従って、一見、自身の給与から支払っているように誤解しますが、そうではなく、確定拠出年金の原資は退職金の一部であり、退職金を従業員自信が積み立てることはありえないので、会社負担分ということになります。
このため、確定拠出に入れないということは、言い換えれば、将来の退職金を、前払いで受け取っている、ということになるはずです。
この点を十分認識して、いくら積み立てるかを決めるべきだと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

本社の担当者にも問い合わせしてみたのですが、給与は導入前と導入後では増えないそうです。
むしろ給与天引きのため、従来受け取っていた給与より23,000円分給与の受取が月々減るそうなんです。
ですので、こちら側のメリットとしては、社会保険料や所得税の負担が多少減るくらいで特に感じられません(将来の運用益、税金は考えずに)。

会社が誤った認識で従業員に掛金を出させるのか、意図的なのかわかりませんが、
これを「企業型の確定拠出年金を導入」と言ってしまう会社に不信感が募って、積立するべきかどうか悩みます。

補足日時:2006/10/29 10:54
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