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星の一生について調べています。
ガスやチリの塊がやがてまわりの物質を引きつけ、大きくなってやがて自分の引力で縮み、中心温度が1000万度で核融合反応が始まって星が生まれるということですが。これがホントかどうか・・・?ご存じの方、教えて下さい。

A 回答 (1件)

質問の内容はホントだと思いますよ。



太陽などの恒星が誕生する歴史をもう少し述べますと、まず宇宙にある
ガス(主に水素で構成されています)がお互いの重力(引力)で引きつ
けられ、どんどん大きくなっていきます。これを原始星といいます。原
始星は自らの重力でどんどん収縮していきますが、その過程で重力エネ
ルギー(いわゆる位置エネルギーのことです)が解放されて熱エネルギ
ーになり、原始星は熱くなっていきます。そして温度が100万度にな
ると、水素4つからヘリウム1つが生成するという核融合反応が始まる
のです。恒星の誕生です。

  4H → He + 2e+ + (エネルギー)

核融合反応で解放されるエネルギーは莫大な量ですので、いったん核融
合が始まると、重力(引力)と熱による圧力がつりあい、恒星の収縮は
止まります。その後は安定した状態で核融合反応が続くのです(現在の
太陽がその状態ですね)。

なお、核融合反応に1000万度もの高温が必要なのは、陽子と陽子をぶ
つける必要があるからです。どちらも電気的にはプラスですから、その
静電気力に抗してぶつけるには、陽子に十分な速度が必要です。それが
100万度もの高温で初めて実現できるということです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
1000万度で正解だったのですね。助かりました。

お礼日時:2002/04/19 10:09

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