No.5ベストアンサー
- 回答日時:
短大で歴史を学んだだけの「経験者」の分際で、「専門家」の方のご回答に口を挟むのも申し訳ないのですが…。
対象が「ルネッサンス初期か、それより前」ならば、「両シチリア王国(Regno delle Due Sicilie)」ではなく「シチリア王国(Regno di Sicilia)」ではないでしょうか?
確かに、「シチリア王国」内に「ナポリ」も含まれていましたが、この時代の「(ナポリ・)シチリア王国」を「両シチリア王国(Regno delle Due Sicilie)」と言う事例を、私は聞いたことがないので…。
ルネッサンス期に存在した「シチリア王国」の建国は1130年。
シチリア伯ルッジェーロ1世の子、アプーリア公・カラブリア公であったロジェ2世が、シチリア王ルッジェーロ2世として、対立教皇から王位を承認されています(すみません教皇の名前を忘れました。ロジェ2世は一時的に「破門」されてますので、確か対立教皇の承認で即位したはずです)。
「ナポリ王国(Regno di Napoli)」の実質的な誕生は、1282年の「シチリアの夕べの祈り」(オペラ好きにはたまりませんね~)の結果、シチリア王国から「分裂」した形ですよね?
ルネッサンス期の「シチリア王国」と「両シチリア王国」は確かに流れではつながっていますが。
オートヴィル家→ホーエンシュタウフェン家→アンジュー家(カペー家)→アラゴン家(ウルヘル家)から、アラゴンおよびスペインによる統治(1412年~1713年)を経てサヴォイア家、さらにオーストリアによる統治(1720年~1734年)を経て、ブルボン家へ。
そして、1816年に「ナポリ王国(Regno di Napoli)」と「シチリア王国(Regno di Sicilia)」を統合させる形で建国したのが、一般に「両シチリア王国(Regno delle Due Sicilie)」といわれる「国」ではなかったかと記憶しています。
ご質問に近い人物については「この王かな?」という人がいます。
ただし、王位を継いだのは5歳ではなく9歳の時です。
父と共同統治の形で王になっていた兄、そして父が相次いで亡くなり(いずれも病死とされています)、母が摂政になる形で王位についています。
即位の年に、父の叔母の夫(実は、父の先王が亡くなった時、父と王位を争っている)が王国征服に乗り出し、「彼」と摂政である母は降伏ましたので、父の叔母の夫はクリスマスの日に「シチリア王」として戴冠してます(妻(「彼」の父の叔母)と共同統治)。
年末近くに、「彼」と母と彼の姉妹(3人?)が陰謀を企んだとして逮捕されています。
「彼」のその後は不明ですが、説としては、「失明させられ去勢されてドイツに追放され、死ぬまでの13年間幽閉された」というもの、「1232年まで生き、父の叔母の夫の3代後の皇帝に発見されて処刑された」というもの、などがあるようです。
ちなみに、前者の説からすると、「彼」は18歳で亡くなったことになります(ちなみに兄の死亡年齢は、23歳説と19歳説があります)。
> 父親代わりだった人間に裏切られて
という点と年齢が少し合致しませんが、時代的には「ルネッサンス初期か、それより前」に合致しますし、この人物が近いような気がするのですが、「暗殺」と関係付けられるかどうかは微妙ですね…。
蛇足ながら…。
ボルジア家といえば、ドニゼッティ作曲のオペラに『ルクレツィア・ボルジア』という作品があります。
http://homepage2.nifty.com/aine/opera1/opera104. …
チェーザレ、ホアン、ホフレと同母兄弟姉妹と言われています(教皇アレクサンデル6世とヴァノッツァ・カッタネイとの間の子供)。
オペラのルクレツィアは結構行動的で、これまで、小説や歴史関係の文献で読んできたイメージとはちょっと違います。
No.6
- 回答日時:
両シチリア王国ってのは通称です。
実際は二つの王国がありますが一つと考えるので。
漠然とした話だったんで
そんなに厳密に言ったつもりじゃないです。
王位でなくてはならないということでもないようだったので。
ま、要するにこことここにしかないよ、って
言いたかっただけです。ややこしい話ですよね。
No.4
- 回答日時:
回答にはなりませんが、暗殺関係で。
中世のイタリアの情勢はこんな感じです。分裂。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF% …
ボルジア家
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AB% …
メディチ家
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%87% …
チェーザレ・ボルジアさんは有名で、あの頃は法王になぜか子供がたのですよねー。
スペイン出身の法王の息子です。しかも権力とコネでカトリックのお坊さんになったりして。結局、還俗したんですけど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7% …
塩野七生『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』(小説)
フランソワーズ・サガン『ボルジア家の黄金の血』(小説)
このへんは読みやすかったですよ。
No.3
- 回答日時:
なるほど、立派な動機ですね。
疑って申し訳なかったですが、最初から状況をもっと説明してもらう方が
答えやすかったということも、今後は、ご考慮ください。
補足説明を聞くと、別に王国でなくてもよさそうで、
イタリアの領邦国家なら、どこでもいいわけですか。
また具体的にめぼしがあるわけでもないと。
とにかく”暗殺”がテーマで、資料集めということですね。
しかしその期限だと、ちょっと資料集めは時間的に難しいですね。
洋物の歴史を研究する場合、やっぱり洋書が必要なんです。
(多くの日本人にとって、多分イタリア語は無理でしょうから、別に英語でもいいんですが、
私の経験から言えば、イタリア語が全然わからなくても
機械翻訳で英語になおせば、大意はほとんどわかります)
「その事が載ってた本では情報が省略されて」いたということですが、
その本を書いた人は、洋書を読んでその内容をピックアップして
本にしているわけで、”その人物”を調べたかったら
ネタ本を探さなければなりません。
日本の書籍には省略されていることが多いですが、
巻末に参考文献が載っていればそれがネタとなるので、
それを探すのが近道なんですが、それがわからない場合は
この場合、中世イタリアを書いた総論的な洋書を買って、
そこから参考文献を探って各論の本を探すというのが、通常の手法です。
しかしいろいろ試行錯誤して洋書をとり寄せてるとニ~三ヶ月はかかるし
お金もそれなりの金額が必要になります。送料高いので。
来月の6日となると、今すぐ手に入る本でないと、
読みこなして書き始める時間的余裕がないですね。
もしその期限が絶対なら、期限に内容を合わせざるえないでしょう。
だから資料を探すというよりも、資料のある話を書くべきです。
今すでに資料を集めているなら、そこから使える話を使って
構成を組み立てるのが一番簡単でしょう。というか、時間なさすぎ。
http://ge.nii.ac.jp/genii/jsp/index.jsp
上のリンクは学術コンテンツを探すツールですが、
ボルジアとか中世イタリアとかで検索すれば、一応、資料がヒットします。
論文系はほとんど手に入らないですが、
市販本もヒットするのでそれは参考になると思います。
もしそれらが絶版本なら古本で入手できる場合があるので
下は古本の検索用です。
http://www.kosho.or.jp/index.html
そもそもページの分量はどのくらいなんでしょうか?
それにもよりますね。意外と書いてみると
文字数が多くなって詳しい話はかけなかったりもするのですが、
三人も書くとなると、何十ページ書くつもりでしょうか。
大変ですね。
ちなみにイタリアにあった王国とは、
両シチリア王国(=ナポリ王国)と、サルディニア王国だけです。
サルディニアの方は、ピエモンテ公国が本体なので、
イタリアにある王国といえるか微妙ですが、
後のイタリア王国はここの王家が先祖です。
毒殺といえば、ボルジアですな。
No.1
- 回答日時:
中世イタリアに王国は二つ(ないし一つ)しかないので、
いるかいないかを、調べるのは簡単ですが、
その前に聞いておきますが、
「前世占いでそういわれた」という理由で
聞いているんじゃないでしょうね?
昔、そういう漠然とした質問で、
前世占いで自分がそういう人物の生まれ変わりだと言われたという
馬鹿げた理由で聞いていた人がいたので念のため聞きますが、
どういう理由で調べてるのでしょうか?
動機を教えてください。
それによってこっちの教えてやろうマインドのレベルが変わって来るので。
この回答への補足
前にそういうことがあったからという理由で、こちらに対して嫌の有る態度でこられると、その、困るのですが…。
私のほうの事情は、
歴史研究会って言う部活に入ってまして、暗殺についてレポートを出すように決まったんです。
イタリアの暗殺事情ってのが面白いのでそれを書こうかと。
珍しい内容にしたくて、イタリア小国(都市国家?)からピックアップして書こうと思ったのです。
全く違った三人を出し、一人一人を追う構成なんですが、その中の一人を彼にしようかと…。
父親代わりに裏切られて死んだ、と言うのが面白そうなのでこの人物の情報を探したのですが…その事が載ってた本では情報が省略されていて、調べようにも取っ掛かりが無いのです。
巻末に参考資料というのも有りますが、資料の数が膨大で、それぞれを読み、探し終える頃には期限が切れそうです。
一応、期限は12月6日ってことです。
もし気が向いたら、参考になりそうな本を紹介して頂くだけでもとても助かります。
>中世イタリアに王国は二つ(ないし一つ)しかないので、
いるかいないかを、調べるのは簡単ですが、
わざわざ調べて頂くというのは非常に恐縮なので、どういう手順で調べるのか教えて頂ければ、私にも出来る事なのならば、自分でチャレンジしてみます。
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