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私の親父に関する質問です。
親父は「無宗教」の人間で、常々「オレが死んだら葬式はやるなよ」
と言っております。

私自身も「無宗教」の人間なので、親父の言うことを尊重して、
「死んだら葬式はしないつもり」でいます。
「無宗教葬」というのもあるそうですが、親父は
「そんなものは必要ない!」と言っております。

私の知る範囲で、最近は有名人の方でも、「故人の遺志により…」という方がいます。
最近亡くなられた作家の灰谷健次郎さんや、少し前には落語家の桂枝雀さん、
もう少し前には映画監督の伊丹十三さん…。
灰谷さん以外は「自殺」だったのでなんとなく気が重い、ということはありますが…。

さて、実際に「葬式をしない」(←直葬と言うのでしょうか?)経験を
お持ちの方に質問ですが、親戚関係への連絡はどうするのでしょうか?
葬式がないのに、集まってもらうというのもなんだかヘンですし、
かといって逆に「死んだけど、葬式はやらないから来なくていいよ」と
いうのもヘンですよね。
元気な時に親父本人に親戚中へ「自分の考えを手紙にして送る」という
行動をしてもらった方が良いのでしょうか?

多くの場合「病院で死亡」すると思われます。その後、具体的に
火葬場で灰になるまでどんな感じで流れるのでしょうか?

死亡→遺体の帰宅→通夜→葬儀→火葬…

という流れしか経験のない私としては、どんなもんかな、うまく流れていくのかな、
と自信がありません。経験談をお聞かせ願えれば…。

ちなみに親父は現在70歳で全く元気です。当分先のことではあるのですが…。

よろしくお願いいたします。m(_"_)m

A 回答 (3件)

曹洞宗の僧侶です。


信仰の有無と、葬儀をする・しないは直接関係はありません。
信仰が無くて葬儀をする人もありますし、信仰があっても葬儀をしない人もあります。別にどちらでもかまわないので、好きにすればいいのです。
ただ「無宗教だから葬儀をしない」という方はご自分の生死について、それほど真剣に考えていないというか、まだ切実な問題として感じられていないのかな、という印象を持ちます。世間が狭いのかも知れないな、とも思います。
葬儀は、もちろん故人を送る儀式ですが、肉親・縁者にとっても故人に別れを告げるケジメになるものです。
一緒に旅行していた人が、ある朝、何も告げずに先に出発してしまっていたら、残された人は気分が悪いでしょう。葬儀をしないということは、それに似た気分の悪さを他人に強いる恐れが多分にあります。

まったく葬儀をしない場合には、
(1)病院で死亡→
(2)死亡診断書を貰って、遺体と共に帰宅→
(3)市町村の役場に死亡届を出し、火葬許可証を交付してもらう→
(4)火葬場の予約→
(5)火葬場に遺体を運ぶ→
(6)火葬→
(7)収骨し、埋葬許可証をもらう(火葬許可証に火葬証明を付加する場合が多い)→
(8)遺骨を自宅に持ち帰る
これだけです。
伝染病による死亡や遺体の損壊がいちじるしい場合など特別な例を除いて、死亡後24時間以内の火葬は法で禁じられています。注意するのはそれくらいです。
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この回答へのお礼

専門家の方からのご意見、参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/12/29 04:41

こんばんは。



 仏事関係の業者で働いています。葬儀にも関わります。

 文面を拝見していて感じたのは、今のうちにお父様のご意向を周知しておいた方がよいかな、ということでした。
 お父様ご自身でも、ご質問者さんでも構わないのですが、ご関係の方々に、生前中から根回し的なことをしていた方がよいと思います。それはそれでご身内の方々の中で議論が起こるかもしれませんが・・・文中にあるようにお父様に手紙を書いていただくのは良いことだと思いました。
 
 確かに、昨今葬儀を行わないで斎場へ運ぶ場合や、お寺さんに斎場に来ていただいてお勤めいただくご葬儀の形を「直葬」と呼びます。厳密に言うと、葬儀(葬送の儀式)を行わないで斎場に運ぶ場合は、「葬」ではないでしょうが・・・このところ目だって増えています。

 葬儀なしの場合でも、斎場での「お見送り」をする機会があると思うので、その際にご身内の方に参列いただいても良いかと思います。
 非難を受けることを覚悟の上であれば、誰にも連絡しないままお骨にしてから連絡するという形もアリだと思います。どのように非難されようが既成事実を作ってしまば、それが故人の意思であったと開き直ることもできますし。

 このあたりは、ご親族にどのような方がおられるか、ご親族以外のご関係の方々がどれぐらいおられるかによって、どういう方法が良いかは異なると思います。
 テレビで取り上げられたり、死亡記事に掲載されたりするような有名な方は葬儀法を周知できるため、そういう方は無宗教葬や葬送なしを行い易いという面もあります。あまりご参考になさらない方がよいかな、と思います。

 無宗教葬や薄葬、葬儀を行わないケースも見受けますが・・・今後変化していく事柄ではあるでしょうが、やはりまだそういうお見送りの仕方に抵抗を感じる方もおられます。

 それと、お父様のご関係の多い少ないによって変わってきますが、もしご関係の方が多い場合、それとご質問者さんの関係先が多い場合、一考いただきたい事柄として、弔問があるかないか、という点があります。
 あまり周囲に知らせないまま小さく葬儀を出したものの、その後たくさんの弔問客がひっきりなしに訪れ、応対に追われて難渋し、きちんと葬儀を行っておけばよかったと後悔したという事例を複数見ています。
 お父様のご関係ももちろんですが、文面からして万一の際には喪主になられるであろうご質問者さんのご関係先の多い少ないもかなり影響します。
 語弊のある表現ですが、葬儀は「残された側の、残された側による、残された側のための儀式」という側面が確実にありますので・・・
 この点は今のうちから十分にお含みおきいただければと思います。

 直葬される場合の流れですが、別段どうこういうことはないと思います。病院で亡くなった場合、診断書が下りれば役所へ行って死亡届を出し、公共の斎場を使用する場合、自治体の手続きの仕方によって使用許可を得ればよいわけですし。
 ご遺体ですが、ご自宅に連れ帰ることももちろん良いわけですが、直葬の場合、斎場に霊安室がある場合その霊安室や民間の葬祭業者の霊安室に依頼して火葬の時間までご安置することも可能です。
 葬儀をしない場合でも、お棺の手配と寝台車・霊柩車の手配は、通常葬祭業者を通して行うことになるでしょう。ミニバンのような車があれば、自家用車でご遺体を運ぶことは違法ではありませんが、自治体によっては斎場の使用申し込みに霊柩車がセット(?)になっている場合もあります。
 手続きだけのことですので、流れで問題になる事柄はないと思いますね。

 思いついたことを好き勝手に記してしまいましたが。ご参考になれば幸いです。では。
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この回答へのお礼

とても詳しい情報、ありがとうございます。m(_"_)m

>厳密に言うと、葬儀(葬送の儀式)を行わないで
>斎場に運ぶ場合は、「葬」ではないでしょうが・・・
>このところ目だって増えています。

最近増えている、ということはなんとなく知っておりましたが、
「目だって」というのはどういうことなんでしょうね。(^^;
私も親父も割と「合理主義」的なところがありまして、そういう
意味でも「地味葬」が増えることは大歓迎なのですが…。

まだまだ理解されにくい部分が多いので色々考えているところです。
貴重なアドバイスありがとうございました。m(_"_)m

お礼日時:2006/11/28 19:50

はじめまして、、お葬式しない人沢山いますよ、、私もしないと思います、、お葬式は結婚式と同じですよ、人生でその人の為に人が集まる最大

のイベントなのが結婚式と葬式です、死亡→火葬でしょうか??
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスありがとうございます。m(_"_)m
最近は「葬式をしない」人が増えている、とのことですが、
まだまだ少数派であることは間違いないので、
色々考えているところです。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/11/28 19:45

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