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おそらくティーンズ向け作品と思いますが、もちろん文芸小説やSFなどジャンルは問いません、タイトルのような作品を探してます。具体的に言うと「魔法が動作・作用する原理が既存の科学理論を用いて説明されている作品」ということです。理論は必ずしも厳密である必要は無くSF的なアレンジは可です。
魔法使いや魔法そのものをテーマにを扱う作品は多く、動作原理や制約条件など論理的に説明する作品も珍しくないようですが、魔法そのものの成り立ちは「そういうことになっている」とされている作品はこの質問の対象外とさせてください。また、映画「マトリックス」や上遠野浩平「ナイトウォッチ」のような仮想世界をアイデアの中心に据えたのも対象外でお願いします。

A 回答 (3件)

私は昨今のファンタジーは余り沢山読んでいないので、古い作品になりますが、ラリー・ニーヴンの「ウォーロックシリーズ」ではいかがでしょうか。


「ガラスの短剣」「魔法の国が消えていく」「魔法の国がよみがえる」
などの文庫本(創玄推理文庫)が出ていると思いますが、このシリーズでは「魔法の素」はその土地に含有される資源を魔法に変換させることであり、その魔法の素-作品中では「マナ」を使い切ると魔法が効かなくなってしまう。という理論を組み立てています。

また、同じウォーロックシリーズの短編「未完成短編1」だったかと思いますが、こちらは「無常の月(ハヤカワ文庫)」に収録されている短編があり、ネタバレを承知であらすじ?を書きますと。
旅人が魔法使いの洞窟に招かれるととても涼しかった。「涼しいですね、これはどんな高度な魔法なのですか?」「いや、実は非常に簡単な魔法なのだ。洞窟の出入り口に小さな使い魔を置いて、早い空気の分子は通してやる、遅い空気の分子はそのままにしてやる」「すばらしい!あなたがその理論を考えたのですか?」「いや、これは私の弟子が考えたのだ」…と、奥に居るマックスウェルを呼ぶ…という話です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。質問を投稿してからそれほど時間をおかずに回答をいただいたようで、お礼が遅れて面目次第もございません。
ニーヴンは有名なSF作家ですね、「リングワールド」を中途で挫折して以来手を出してなかったのですが、ファンタジーものを書いているとは盲点でした。特定の場所や土地に魔法の発動条件を求めたり、エコロジー的なエネルギーの継続条件を設定する作品は何作か読んだのですが、紹介いただいた「魔法の国」シリーズもそれに属する作品のように思いました。現在は新刊は入手困難なようですので探してみることにします。
最後の短編はネタ的におもしろそうですね。以前読んだ「食卓にビールを」という連作ナンセンスSFの「シュレディンガーの猫」をネタにした一編を思い出しました。

お礼日時:2006/12/03 11:49

こんにちは


おそらく絶版になっていると思われますが、
ハヤカワ文庫のなかにロバート・シルヴァバーグ?
の作品で「マジプール年代記」シリーズというのがあります。
第一巻が「ヴァレンタイン卿の城」だったかと思いますが
このシリーズはSFと魔法が一体になったような設定と言えると思います。
この著者はSF・ファンタジィ・科学読物的ノンフィクションと
かなりいろいろな分野で活躍した、しかも面白さと語りのうまさには
定評のあった作家です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ロバート・シルヴァーバーグの作品はサイトで検索するとかなり出版されているようなのですが現在はほとんどが入手困難になっているようですね。「マジプール年代記」シリーズ(?)は早川書房から出ていたようですので、古書店でさがしてみようと思います。

お礼日時:2006/12/03 12:21

グラマリエの魔法家族


内容はAmazonの解説に任せるとして、面白いです。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4829141077/sr …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。回答へのお礼が遅れてしまい恐縮です。
富士見書房ですね。現在は新刊入手は絶望的のようでこのスタシェフという作家もノーマークでした。
紹介いただいたAmazonのあらすじを見た限りでは、SF的世界の中でお話が展開するようで、一作目だけでも探して読んでみようと思います。

お礼日時:2006/12/03 12:11

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