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最近絶対音感に興味があり、インタ-ネットで調べたり、他の方の質問を見たり、何冊か本も読んでみたのですが、まだ少し解らないことがあるので教えて下さい。

一番知りたいのが、絶対音感とは「音を聞き分ける」力なのか、「正しく音を出す」力なのかということです。

私は長い間ピアノや声楽等を習っているので、音はある程度聞き分けられます。
6音や8音同時でも、かなりの確立で答えられます。また、日常の中の音も、だいたいは解ります。
これだけで絶対音感と言えるのでしょうか?

よく、絶対音感とはドの音をポンっと鳴らされてドだと判る力という説明を耳にしますよね?
でも、私は生活音には判るものと判らないものがありますし、(鳥の鳴き声や汽笛などはは判りますが、低い音、例えば今キ-ボ-ドを打っている音はよくわかりません)また、音楽を聴いていても判る音と判らない音があります。メロディ-の音や高い音は聞き取れてピアノでもそのまま弾くことができますが、ベ-スやドラムの音などはよくわかりませんし、弾けません。

もし、絶対音感が「正確に出したい音を出せる力」だとしたら、こちらの方は自信がありません。だいたいはあっていると思いますが、音叉などで確かめるとずれている時もあります。

今までは全然興味がなかったのですが、最近友人を話をしていて急に気になってきました。回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

まず、一番知りたいとおっしゃっている「絶対音感とは正しく音を聞き分ける力なのか云々」についてですが、「音を聞き分ける力」であり、「音を出す能力」とは関係ありません。



「絶対音感」とは、主に西洋音楽に使われる音の絶対的な高さを、楽器などの助けを借りずに識別する能力です。
あくまでも、基本的に「西洋音楽において」です。
そうすると、minaeさんには絶対音楽があるということになりますね。

>音楽を聴いていても判る音と判らない音があります。メロディ-の音や高い音は聞き取れてピアノでもそのまま弾くことができますが、ベ-スやドラムの音などはよくわかりませんし、弾けません。

このあたりが、最初の「聞き取る力と出す力」で混乱されている部分だと思います。

人の音感(ここでは絶対音感)には、むらがあります。
高さというのは振動数に関係しますが、同じ振動数でも、親しんでいる楽器や特定の音域などがわからない(またはわかる)ということがあります。

その場合、その音域は(その楽器で弾かれた場合)絶対音感はない、ということになりますが、どの程度までなら、「絶対音感がある」ということになるか、難しいですよね。
私は、minaeさん程度の、普通のメロディー、和音が聴き取れれば十分だと思います。

「正確に出したい音を出せるかどうか」についてですが・・・。
作曲家の山本直純さんは、非常に絶対音感(聞き取る力)があり、楽音はもちろん、生活音もほとんどわかるくらいだそうです。
が、その山本氏は、ものすごく音痴なのです(本当です)。
それでも、彼を「絶対音感がない」と言えるでしょうか?

聞いて五線紙に書くのは、聞く→認識する→書く、ですが、聞いて同じ音を出すのは、聞く→認識する→声帯を調整する→声を出す、という、プロセスの違いがあります。
この、「声帯を調整する」というのは、絶対音感とは全く関係のない、声楽の分野の話ですので、そういう意味でも、絶対音感は「正しく音を出す力」ではないのです。

生活音となると、これは西洋音楽どころか、楽音ですらないので、普通「絶対音感」の範疇には入れません。
救急車のドップラー現象や、汽笛など、多くの人でもわかるものもありますが。

私もminaeさん程度の絶対音感を持っていますが、ブラスバンドやバンドをやり、耳コピ・編曲をやっていたので、低い音にも慣れており、ベース・ドラムなどもわかります。
そういう経験があればわかるようになるというだけのものだと思いますが。

回答になっていましたでしょうか。長くなってすみません。
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この回答へのお礼

詳しく書いていただいて、ありがとうございました。

やはり、音を出す力とは関係なかったのですね。すっきりしました(^^)
山本直純さんの話はとても興味深かったです。生活音が判るぐらいの音感でも音痴(失礼?)なんていうこともあるんですね。

ありがとうございました(^^)

お礼日時:2002/04/23 09:18

聞き取る能力の意味でしか使われていないと思います。



また、何を絶対音感と呼ぶかはあまり正確に決まっていないような気がしますね。
まあ、音感は単純にある、無しに2択にはできませんから、
少しある、沢山あるという状況があるのは当然とも言えると思いますが.

生活音に関しては、音程のはっきりしない物,複数の音程が混じっている物があるので、
それが判るというのは、ある特定の音を認識しているんでしょうかね?
私は無いので判りませんが(^^;;

ドラムの音は明確な音程が無い部類ですのでわからないのは不思議はないですが、
ベース音がわからないというのは、全体音感があるなら不思議な気がします。


正確に出したい音を出せる能力は、通常は訓練で身に付けるものでしょう。
また、絶対音感がなくても出せます。
というか、正確な音程とは何かという話にもなりますけど。

例えば,A=440Hzとしても、Cの音程は時と場合によって変化します。
絶対音感に応じた正確な音程とは単一ということになるのかも知れませんが,
無調音楽でもしない限りは、変化するのがあたりまえです。

絶対音感なんかより、調律、音律方面に興味を持った方が為になると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

「聞く能力」のことだったのですね。はっきり解って、スッキリしました。

>正確に出したい音を出せる能力は、通常は訓練で身に付けるものでしょう。
そういうものなのですか・・・
訓練も何もしたことがない私の音はかなりずれてるんだろうなぁ・・・っと思います(^^;)

ありがとうございました(^-^)

お礼日時:2002/04/23 09:23

 絶対音感=記憶にあり何時でも取り出せる基準


となる音、でいいと思います。記憶力の問題で、
なくても一流の音楽家になれますが、多すぎると
感覚が引きずられてしまうことがあるそうです。
 ない分には音叉一つで済むので、音階の選択の
自由さを取れば無い方がいいのかも知れません。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。

そうですね。音感がありすぎると日常生活の中でも大変らしいですね。

 絶対音感=記憶にあり何時でも取り出せる基準となる音

というのは、はっきりしていてとてもわかりやすかったです。(^^)

ありがとうございました。(^-^)

お礼日時:2002/04/23 09:11

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