プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんばんは、この頃医療ミスが相次いでいますね。
私は、よくとは言いませんが持病がありますので頻繁に病院に通院します。

皆さんに聞きたいことは、医療ミスをするとなぜ病院側は隠そうとするのでしょうか?そんなに名誉が傷つくことなのでしょうか…?患者側の家族の気持ちは考えられないのでしょうか?
自分は、児童関係のボラをしています。子どもは可愛いです。でも、医療ミスで子どもが亡くなることを聞くと悲しいです。そしてもっと悲しい事は、医療ミスを隠して堂々としていた病院側です。憤りを感じます。
皆さんはどうでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

一般論としてなぜか?


ということで書き込みます。

1)隠してバレると病院側も被害は大きいですよね?でも隠す方向に向かうのはedogawaranpoさんが言うように隠す方に有利な状況があるからです。隠し通せばなかったことになります。
2)なかった事になって得なのは
 1 民事的な賠償
 2 刑事的な責任
 3 今後の患者の減少
これら全般です。つまりどれも病院経営には重要な部分です。

3)前記以外にもう1つ大きな事柄があります。
医療事故そのものに関する意識/認識の違いです。
皆さんは医療事故などほとんどが隠されているとお考えかもしれませんが、私は「明らかなものはほとんど隠せない」と考えています(だから隠すのはポリシーに反する…私のポリシーは「無駄なことはしない」(笑))。
なぜなら密室で治療するといっても誰もいないところで1:1ということはないからです。
明らかな医療ミスはほとんどの場合、同席した誰かによって(理由は良心の呵責)外に漏れます。ですから遅かれ早かれ露呈します。隠すだけ無駄なんです。
問題なのは「明確に医療ミスとは呼べないもの」です。
これらは治療には一定のリスクがあるからし方がない…として医療者側にはなんら気持に引っかかるものはありません。「運が悪かった」と本気で思っています。
これらは隠しているのではなく「誰も事故だと思っていないから」外には出てこないんです。手術中の細かな手の動きの違いなど…誰にもわかりません。また厳密に病院管理が徹底していれば出ないことでも横並びなら目立たないこともたくさんあります(院内感染などなど)
こういったものは『隠しているわけではないから』よけいに目立たないし現行のシステムでは第三者が確認するシステムはありませんのでそのうちにうやむやになって消えます。ですから今後続々出てくるであろう、『事故報告の義務化』…も実は機能するかどうか怪しいところです。認識していなかったら報告のしようもないでしょ?
隠して堂々としていた中には、前者の「冷やひやしながら」というのと後者の「真面目に堂々と」というのと両方があると思いますよ。

今の日本の医療はパターナリズム的な色合いがまだまだ濃く、患者の責任で選択し結果も患者(だけ)が享受するという認識が少ないため、医者側からは隠しやすい環境が残ってしまっているんです。
ただそれによって患者サイドは細かなことは医療者任せにする「なーなー」が成り立っています。ミスを減らすにはこの「なーなー」が一番邪魔だというのがアメリカ式医療を見ても明らかになっています。

では、この「なーなー」がなくなったとき果たして困るのは誰か…小泉さんの言葉を借りれば3方(本当は政府もいれて4方)の誰になるのかは容易には推測できません。
私個人からすれば損するのは患者と政府だと思います。医療者はある意味ラクになるように思います。
癌が見つかったらその場で『癌だね・・でどうする?』ってできるアメリカ的医療はすごく魅力的です。治療の選択肢も「ココで出来るのはコレとコレ、それ以外はあなたの責任で探してくれ」とすればもっと簡単です。手術の成功率が開示されたら「成功しない確率も知っていたんでしょ?」となりそれに対する補償は当然なくなります。…今のシステムにはこれらはありえないことです。
マイナスばかりではないんです。ただ「マイナスは嫌・プラスだけくれよ」というのはどこの世界でもワガママ以外の何物でもないように思いますよ。そのあたりを考えて国民&行政で医療に関する基本姿勢を考えていけばいいように思います。少なくとも昔の国民は現行の制度を選んだといえます。(日本の風土に上記のようなシステムが馴染むかどうか…ソコが分かれ目です)

ミスを隠して教えて「くれなかった」というところにも以外と病巣は潜んでいます。ミスがあったかどうかは金をかけてでも調べるのが国際標準だからです。
どんな商売・どんなメーカーでも同じですが『明確な』誤り以外は認めないものです。それが当然と考えれば何も不思議なことではありません。ある意味それくらいのリスクが潜んでいることも含めてすべてのサービスは提供されているだと思います。

人のことを怒るのは簡単なことです。じゃあどうにかできるのか?今の医療の質を下げずに、負担を増やさずに… そんなのは無理な話ですよ。小児科の開業医、小児科を開設している病院はどんどん減っています。それに連れて残った小児科の病院の負担はいや増している。医療者も含めて国の中で生きている以上、国が進める政策の範囲内の事柄しか出来ないし国が許す医療レベルしか享受は出来ないんです。現行の予算や人員配置ではアメリカ式の医療すらままならないのが現実です。

誰も殺したくて殺したんじゃないと思います。
正直に言えば、どんなミスだって帳消しになって子供が生き返るなら誰だってミスを(ミスじゃなくたって)申告しますよ。そんなところが本音の本音です。
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現在の民事訴訟法の関係で.


医療過誤において.患者は因果関係を立証する必要が有ります。この立証に必要な全資料を医療機関が持っているので.隠してしまえば民事責任を免れる事が可能だからです(証拠不充分で原告敗訴)。
だから.隠す・ごまかすは.基本的行動です。現在よりも推定事項がより拡大されれば別ですが.これはありえないでしょう。
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子供だけでなく、私達成人・老人でも同じ事がいえましょう。


隠すという事は、医療だけでなく、教育・商売・犯罪でも同じですね。
医療ミスが相次い発生しているんで無く、相次いで届が出てきたんでしょうね。
医療=信用 ですから、一度信用を失うと大変ですね。

一瞬のミスが信用を失い、病院破綻。スタッフのリストラ・解雇。スタッフがいないために患者の移送。移送により治療の中断・変更により症状悪化。
考えられない事ではありえませんよね。でも、これってどの業界でも同じ事だと思います。

ミスを発表する事により、治療に対する、ある意味良い、緊張感が出てきて、ミスがなくなる。どんどん、発表して欲しいところです。

<追記>
医療事故は何も治療やオペミスだけでは無いのです。患者さんが痛がったり、精神的に苦痛な事、受付で名前を間違えて呼ぶ、これも医療事故、ミスなのです。
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子供だけでなく、私達成人・老人でも同じ事がいえましょう。


隠すという事は、医療だけでなく、教育・商売・犯罪でも同じですね。
医療ミスが相次い発生しているんで無く、相次いで届が出てきたんでしょうね。
医療=信用 ですから、一度信用を失うと大変ですね。

一瞬のミスが信用を失い、病院破綻。スタッフのリストラ・解雇。スタッフがいないために患者の移送。移送により治療の中断・変更により症状悪化。
考えられない事ではありえませんよね。でも、これってどの業界でも同じ事だと思います。

ミスを発表する事により、治療に対する、ある意味良い、緊張感が出てきて、ミスがなくなる。どんどん、発表して欲しいところです。

<追記>
医療事故は何も治療やオペミスだけでは無いのです。患者さんが痛がったり、精神的に苦痛な事、受付で名前を間違えて呼ぶ、これも医療事故、ミスなのです。










でも、不思議な事に、「延命治療を希望しません」と家族の方が一筆書かれて入院しても、最後は一言、二言病院側を疑うような言葉を言われて退院されます。
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