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特許法109条には、資力に乏しい者の特許料の軽減、免除、猶予が規定されています。
資力に乏しい者は特許法施行令で規定されていて、特許法109条第1項の場合は、次のいずれかに該当するものとなっています。
イ:生活保護法に掲げる扶助を受けていること
ロ:市町村民税が課されていないこと
ハ:所得税が課されていないこと
と言うことは、学生の場合は特許料を払わなくても登録ができると言うことでしょうか?
例えば、小学生の子供が考えたアイディアがすご~っく良かったので、お父さんが代理で特許出願して、うまく特許査定されたとします。それまでに数年経っているでしょうけど、本人がまだ中学生や、高校生であれば、市町村民税や所得税は払っていないので、特許料は免除されるのでしょうか?
もっとも、最初の1~3年目は毎年2,600円に1請求項に付き200円を加えた額ですから、たいした事はないですけどね。

A 回答 (2件)

特許法は、学生(子供)か否かにかかわらず、万人に適用されます。


したがって、出願人と発明者が同一、かつ未成年であり、法定代理人である父が代理人として特許出願した場合でも、未成年者が(イ)、(ロ)、(ハ)のいずれかに該当すれば、特許料は免除(猶予)されます。言うまでもなく、特許料の納付時に成人していても、(イ)、(ロ)、(ハ)のいずれかに該当していれば、特許料は免除(猶予)されます。

また、免除されるのは特許料だけではありません。審査請求料も免除、軽減されます(特許法195条の2)。審査請求料の免除、軽減は大きいですよ。

この制度は、専業主婦の方などが利用されるといいですね。

参考URL:http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/genmensoch …
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この回答へのお礼

明快なご回答ありがとうございました。
また、御礼が遅れてすみませんでした。m(__)m
自宅のPCが故障して起動できず、会社のPCからは閲覧はできても書き込めないようにされてるもので、読んではいたんですが書きこめませんでした。
正月休みで、調べたら、電源のファンが止まってました。

審査請求料は『168,600円に一請求項につき4,000円を加えた額』ですから、確かに大きいですねえ。
それと専業主婦ってのは考えてませんでした。
特許料は年々上がって、第10年以降は、毎年81,200円に一請求項につき6,400円を加えた額まで上がりますから、ライセンス収入が少なくても特許権を維持する事を考えると、利用したい制度ですね。

お礼日時:2007/01/02 17:34

米国での、そんな制度の恩恵に授かってるものですが、


本当にその登録で儲かってれば、ほんの小遣い程度の
年金なんですがね。
日本も維持年金は、昔を知ってれば、驚くほど安くなってますね。
パチンコ等ギャンブルといっしょで、ひとつOKなら
その後100ぐらいの出願は賄えるような気がします。
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